どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 2669

医療崩壊は何とか踏み止まっている様である。その代わり、保健所が崩壊しているらしい。川口市保健所では、74人の職員の内34人が濃厚接触疑い等で一時自宅待機していたとの事である。ここでの業務が滞れば検査への対処が遅れるのは自明である。増援で凌ごうとしている様だが、ちょっと落ち着こうか。現場目線では「手伝える事があるなら手伝って来い、と言われて来ました」と云う人が大量に押し掛けるのが(有難いにせよ)一番厄介である。現有戦力の更なる離脱を防ぐのが最優先であり、雑務を増やすだけの増員は、大抵管理職の自己満足で終わる。まず一旦は手を止めて、各人が受け持っている作業の棚卸しからである。そのリストを基に他の人に振り替えられる作業を決めて要員を手当てした方が、結局は早い。結果として「手持ちの全部がその人しか出来ない」と云う衝撃の事実が判明する恐れもあるが、その人が倒れて突如崩壊するよりは、多少はマシなのである。

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