テレビを観なくなった理由は色々有る。タダの娯楽装置としての存在価値は失っていないが、ゲームのディスプレイになっている方が多いと云う私的事情も有るのかも知れない。リアルタイムの放映を観ながらツイッター上で盛り上がったりバルスしたりしない場合には、見逃し配信をネットで利用しがちと云う環境の利便化も大きいだろう。その他にも、Youtubeを視聴する様になってから感じている事だが、単位時間当たりの情報量が少ない。ニュースの読み上げは倍速にしても多分聞き取れるだろうし、そもそも文字になっていれば数秒斜め読みすれば済む話である。バラエティ番組とかだと100文字程度に収まる内容のものを2時間に希釈してお届けしてくれやがる場合もあり、余程構成が面白くなければ観るのを止めてググる。娯楽はネットで漁る時代、どう視聴者に広告をお届けするかがテレビ業界の課題なのだが、通販番組が増えているのもそう云う事情なのかも知れないのである。
