どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 3592

ハンドルを握って早々、荒っぽい運転を披露したイーロン・マスク氏である。取締役を全員解任し株式を非上場化して大量の従業員を解雇したけど一部は必要な人材だったから復帰してもらうとか、その手の荒療治には慣れっこな米国でも注目の的である。ずっと赤字続きだから仕方ない面も有るが、運用で支障が出ないか心配である。次の「バルス」には耐えられないかも知れない。不透明感を嫌気して広告出稿を止める企業も相次いでおり、採算は更に悪化すると思われる。認証バッジ有償化も含めたサブスクへの誘導を進め、経営基盤を強化してから雇用を1万人に増やすと云うバラ色の大風呂敷を広げているが、これまでの実績から本当にやり兼ねないのが怖い(投げ出した事業もそれなりに多いのだが)。彼の目指す自由闊達な言論環境が醸成されるかは分からないが、無名人が意見を公共の場に広めたければそれなりの対価が要求される様になっても不思議では無いのである。

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