どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 3028

明るい話題に乏しい昨今である。火星で初めてヘリが飛行したと云うのはすっごく明るいと思うのだが、ヨノナカ的には暗いニュースの需要が多いのか、目立った扱いにならない。ヘリを浮かせるに足るだけの大気の存在が実証された意義は大きいと思うので、誠に残念である。将来、火星に人類が移住出来るかどうかは分からないが、取り敢えず「やる」方向で動いているのが面白い。人口増加が懸念されているが、居住に適さない土地は地球上にまだ幾らでも有る。コロニーを造るのなら砂漠にでも造った方が安上がりだし手っ取り早いと思うのだが、どうもそう云うものではないらしい。「見える所に島が有るなら、海を渡ってみようとする」人類古来の性癖が、そうさせるのかも知れない。そのお陰で地球の何処に行っても大抵誰か居ると云う生物史上不可解な状況になっているのであり、ウィルスにとっては寄生し甲斐の有る相手だよなあ、と暗い現実に引き戻されるのである。

コメントを投稿するにはgooブログのログインが必要です。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「時間の無駄」カテゴリーもっと見る