味の素は体に悪い。もうそろそろこいつもデータで検証可能な時代になったのではないか。最近は「過剰摂取は体に悪い」とやや後退の気配が見られるが、どんな調味料でも10kg食えば大抵は死ぬ。過剰の目安を塩分の様に示せるかが、この手の議論には求められよう。あと、食生活全体のバランスが結局大事、に逃げない姿勢も追加でお願いしたい。味の素を敵視していた時もあったが、近頃は「手間暇掛けてこの程度の仕上がりなら化学調味料で良くね?」と云う考えに転向している。偽の旨味には違いないが、やっすい食材を適当に加工した40点の料理を60点にブーストしてくれるのも事実である(そしてスーパーの冷凍食品が70点の出来である事に絶望するまでがワンセット)。95点とかの次元で戦いたい人はまず素材を何とかしろと云う話である。健康面から無化調を選択する人をデータで殴る気は無いが、日々の料理がまあまあ食えるものである事の方が私には重要なのである。
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