どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 3328

どうしてそんな名前なのか。新型コロナの早期治療に期待が寄せられる経口薬である。ファイザー社は「パキロビット」と読み上げるのに苦労は無いが、メルク社のは「モルヌビラビル」である。すごく言い難い。「ケロリン」の様な、言い易く分かり易い名前に出来ないものか。米国で作られているから日本人向けの表記にならないのは理解するが、国内販売に当たって和名を付けても良かったと思う。そこら辺の問題を塩野義製薬は十分検討した上で、命名してもらいたい。ただ、如何にも効きそうだと先入観を抱いてしまうのも名前であるのは事実である。ナントカギンとかカントカミンとかの方が、スグナオールよりも信頼出来そうに感じてしまう。そう云う意味では日常語ではまず現れない音素の組み合わせで、濁音と半濁音が多めの固有名詞が望ましいと云う事になる。末尾に英大文字を付加すると尚良い。プラセボも立派な薬効なのであり、たかが名前と侮れないのである。

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