モノ不足がじわじわと広がっている。マクドナルドは1か月程度、ポテトフライはSサイズのみ販売すると発表した。これもコロナのせいかと思ったのだが、自然災害に因るものらしい。船便の寄港地であるバンクーバーで発生した大規模水害の影響で、予定が大幅にずれ込むとの事である。国内外で代替品を手当てする事も検討したであろうが、物流自体が混乱している上に消費量も半端では無い。そう簡単に見つからないのも道理である。世界の何処かで何か有ったら味噌や醤油がいきなり作れなくなると云うのは十分有り得る。在庫をどの程度に収めるべきか、担当者にとって頭の痛い問題であろう。海運業界が正常化してくれるのを祈るばかりなのである。マクドのポテトなら何とか我慢も出来ようが、牛肉のパテを輸入出来なくなったら多分それはハンバーガーでは無い。資源を海外に依存する限り、馴染みのモノがじわじわ無くなっていくリスクからは逃れられないのである。
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