横着者がどれだけ居るかが勝負の分け目である。JR九州がVISA Touch利用の実証実験を行うそうである。改札を設ける駅は5つと少ないが、使い勝手を見るだけなら十分であろう。交通系ICカード「SUGOCA」も頑張っているが、外国人旅行客の立場で考えた場合、手持ちのクレカで乗車出来れば便利なのは間違いない。何より独自規格は高くつく。JR東海ですら赤字化する程に旅客需要が減っている現状、コスト削減は喫緊の課題である。そこはクレカ手数料と天秤に掛ける必要は有るが、取り敢えず使い物になるかの確認ぐらいはしておくのが賢明である。NFC Type-A/Bの弱点は読み取り精度である。ラッシュ時の新宿駅改札の通行量を捌くのは、現状では不可能と考えられる。逆に言えば「タッチして少々待つ」のが気にならなければ、クレカで十分と云う事でもある。大阪では絶対に受け入れられないと思う（個人の感想です）のだが、九州での生活経験が無いので気質の程を推し量り兼ねるのである。
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