どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 3477

サザエさんが鬼の形相で追いかけるレベルである。釧路港で水揚げされた初サンマ1匹に1万円の小売値が付いたらしい。出漁して24匹しか獲れなければ、セリにかける方も買う方もヤケになるしかあるまい。黒潮大蛇行のせいでカツオも不漁だそうだから、回遊魚全般が獲れなくなったと考えた方が良さそうである。馴染みの魚が手軽に食べられなくなるのは残念だが、こちとら江戸っ子ではないので、見栄を張って手を出す心算は無い。土用の丑は来週だが、ウナギも稚魚が激減している上に、蒲焼を作っている中国人民がその旨さに気付いてしまったそうで、輸入価格も高騰しそうである。丑の日は牛を食っておけば宜しい、と云う主張を繰り返したいのだが、円安でそちらも値上がり気味である。タンパク源の確保が安全保障上の問題になるまで事態は悪化しないとは思うが、「その季節に大量に獲れるものをひたすら食う」と云う旬の根本に立ち返るのはどうかと思うのである。

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