どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 3367

面白い事をやってる会社がある。NTTドコモが通信鉄塔をJTOWERに売却する契約を交わしたそうである。インフラシェアリングの企業で、鉄塔は今後もそこから借り受けて利用するとの事である。耳慣れない言葉だが、要するにこれまで通信会社が各々建設していた通信設備を共用出来る様にしますよと云う事らしい。5Gの設備投資は膨大である。そんなサービスは有難いに違いない。事実ドコモ以外にもNTT西、楽天モバイル、KDDIと業務提携を結んでおり、一本の鉄塔に相乗りするのが当たり前になるのだろう。他にも屋内基地局の共用化も提供しており、都庁第二庁舎では既に稼働しているそうなので、そこに障害が起きたら全キャリアが繋がり難くなると思っておいて宜しい。業界全体で見れば投資の重複が省ける利点が有るが、冗長性の確保が課題だろう。社会インフラが何かとコケがちな昨今である。どのキャリアを使うにせよ、全幅の信頼を寄せないのが5G時代の心得っぽいのである。

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