どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 3327

インターネットは最大の広告市場である。しかし観てもらってお金を稼ぐ側も楽では無い様である。Youtubeを始め広告を観たら利用可能なサービスは数多い。しかし視聴を強制された広告は、余程ぶっとんだものでない限り心には残らない。何より広告再生中には「他の事をやって画面を観ていない」人が7割と云うアンケート結果も有るらしい。尤も紙のチラシだって1000枚配って1人から反応が有れば上々なのが広告の世界だそうなので、それでも構わないのかも知れない。「アイトラッキング機能を用いて、画面から目を離すと再生が止まる広告」を売りにしたアプリが登場したらしい。広告を確実に観てもらえる点を強調していたが、まずそんな鬱陶しいアプリを使ってもらえると云う発想が、何故浮かんだのか理解に苦しむ。湯水の如く垂れ流される雑多な情報の渦である事が広告本来の姿に思えるのだが、観てもらってお金を稼ぐ側とその点で利害が一致しないのも確かなのである。

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