どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 3456

直感的結論がデータで裏打ちされる意味は大きい。多分。英米独スロベニアの研究者が共同で「VR空間で一週間仕事をしてみた」実験を行ったそうである。18名の大学職員がボランティア(≒被害者)として参加したが、2時間で2名がVR酔いで脱落した。他は何とかやり遂げたがストレスが通常の約1.5倍になった上に、目が疲れたとの科学的結論が導き出された。1日8時間VRゴーグルを着けっ放しにすれば誰でもそうなるだろう。仕事内容もVR環境に最適化されたものでは無かった様だし、共同作業を国を跨いで行うのだから、イライラも当然である。しかしそれらをデータとして記録した事に意義が有る。VR空間で仕事なんて無理、と云う予断を持つのが一番危険である。ただ現状のVRゴーグルはエンタメ方面に限定する方がいいんじゃないかなと云う予断は抱いている。誰か検証して欲しい。VR空間での人の在り方は試行錯誤の段階であり、眼精疲労もこれからの課題なのである。

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