どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 3546

センサー類の高性能化には瞠目する。日頃からお世話になっている位置情報計測であるが、現状のGPSでは緯度経度しか割り出せず、高層ビルや地下等での活用に限界が有った。そこで垂直方向の測位が高い精度で可能な仕組みが色々と模索されていたが、気圧で測るのが一番良い結果になったらしい。定点設置したセンサーで気圧を常時観測し、スマホ搭載のセンサーの値と照合しあれこれ計算すると80%の確率で誤差3m以内の垂直位置が特定出来るそうで、GPSも含めそう云うテクノロジの塊を電話やゲームでしか使っていないのが何とも勿体なく思えてくる。しかしユーザの目の届かない所で本領を発揮するのが技術の真骨頂であり、望ましい在り方なのかも知れない。国内ではまだ試験運用中との事なので私達が使える様になるのはまだ先だろうが、これからもどんなセンサーが何に使われるか分かったもんじゃないのであり、嗅覚や触覚のセンサーもどんどん採用して欲しいのである。

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