どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 2668

シェアリングエコノミーは今後生き残るのだろうか。そんな気分になる昨今である。不特定多数と何かを共用するのは、心理的に憚られるのが正直な所だろう。尤もさいたまの辺境ではそもそもの母数が小さいので、シェアもへったくれもないのが現状である。そうなるとビジネスとして成立するのは東京でも23区内の様な、坪単価がべらぼうに高い地域に限られる様に思う。WeWorkが失速したのも、創業者の素行の悪さだけが原因では無かったのではないか。しかし所有から利用へのシフトは費用対効果の面からは合理的であり、一部の潔癖症を除いては受け入れる人は今後も増えるのだろう。私も自家用車とかシェア出来るものならしたいのであるが、クルマが下駄代わりである関係上それも難しいし、何より衛生面でズボラな私とシェアしたい人がどれだけ居るかも分からない。そう云う価値観のセグメント化も含めて考えれば、相当の人口密集地でなければ儲かりそうにないのである。

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