如何にも米国っぽい事案である。マサチューセッツ州の空港の手荷物検査でマイストローを持ち込んだ男性が逮捕されたそうである。過激な環境活動家が米国にも出現している様なので、その絡みかと思ったが違うらしい。ストローではあるが25cmのチタン製で、エコなだけでなくいざとなったら護身用の武器として使える物騒な代物だった様である。同州では持ち歩きが禁止されているので、何の為のマイストローなんだか訳が分からなくなるが、環境問題を最優先で考える余り正確な判断力が鈍っていたのかも知れない。何処に行っても紙ストローしか提供されなかったので、ブチ切れていた可能性も有る。プラスティック使用量の削減は道半ばであり、試行錯誤している状況であるが、迂闊なものは所持しないのが賢明である。ただフォークやナイフの様なカトラリーでもその気になれば護身用にはなりそうなのであり、エコなライフスタイルを貫徹するのもなかなか難しいのである。
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