どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 3101

生きていれば良い事も有る。しかし悪い事の方が圧倒的に多いのが人生であり、子供達には内緒にしておきたい話である(薄々勘付いてはいるだろうが)。何しろ毎日腹が減る。眠くもなる。もう一つ已むに已まれぬ欲求が有った様にも思うが、ここでは割愛する。要するに日々、悪い事は定期的に発生する仕組みになっているのであり、満腹とか爽快な目覚めとかで相殺可能ではあるものの、残念な事にそれが発生するかは運次第である。総数をカウントしていけば悪い事の方が必ず多くなるのが、私たちに課せられた宿命だと言っても良いだろう。そう考えれば、何か悪い事が起きてもそれが当たり前だと開き直れるのではないか。と言うより開き直る位しか出来る事は無い。そして良い事に巡り合えたらそれを素直に喜び、感謝する様に心掛けたい。そこまで達観出来れば生きるのも多少は楽になるし、何より一切欲求が湧かない人生と云うのも、味気ないものにも思えるのである。

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