フリーターでフーテンの寅息子へ    ー父親がつくる愛情定食

フリーターでフーテン生活の息子に、小言ひとつ言わず食事を出す父親。その切ない愛情定食を記録する

父親が支度する育て直しの食事

2021-02-05 20:56:00 | 日記
季節感も大事。もう歳だけはリッパなおとなだから、特段儀式的なことはしないけど、毎日の食事だから、節分は節分、折々の季節感も入れて、その日父親はヒレカツの恵方巻きを中心に支度した。
フリーター、フーテンの寅息子は、夜何時に帰宅するか、はたまた帰宅しないのかさえわからないから、恵方巻きも生モノが入ったものは選べない。
最近連日朝まで誰かと話している息子。朝7時半頃から寝始めるようで、午後、夕方前に起きてバイトにでかけてゆく。
ちゃんと食べたかどうかは出かけてからのお盆の状態で判別する。なんて生活だ…、と思う。





フリーターでフーテンの寅息子は夜中じゅう電話

2021-02-03 20:52:00 | 日記
月曜日の夜ごはんは、ピーマンの肉詰め、アジの南蛮漬け、厚揚げの煮物、小松菜と豆腐の味噌汁に、デザートはいちごの練乳がけ。もちろんお料理は全部、フーテン息子の父親作。このところ出張で不在の日もあるけれど、いちも何かしら作っておいてくれるので、コチラはうやうやしくそれらを盛り付けるだけ。それでも未だに右手は使えないため、左手一本勝負。食器洗いもなかなか苦労する。
父親は料理は見栄えも大事だと、きれいに盛りつける主義。今頃見習ってコチラも、見栄えよく盛り付けるようにしている。
今朝4時過ぎにトイレに起きたら、フーテン息子の部屋から声が。電話で喋っているようだった。あさ7時半に起きてまたトイレに行くと、部屋から話し声が。父親も、なんだか夜中じゅう話してたようだと。部屋が隣り合っているので声はきこえてくると。何をしようとしているのだろう…



育児は、エモーショナルニーズを

2021-02-01 17:33:00 | 日記
子育ては大変だ。途中とても悩ましく後悔の連続。そして終わると、なんて辛くなんて楽しかっただろうと思う。
毎日物理的なニーズ、つまり食事や入浴やトイレや、とにかく世話をすることに追われてしまうが、本当に大事なのはエモーショナルニーズに気付き、満たして、自分で考え生きていく力をつけてあげること。才能に気づくことも大事だけど、才能を褒めるより努力を褒めてあげること、問題を解決してあげるより、自分で解決方法を見つけられるよう、訊いてあげること。でもそれがなかなかできないんだなぁ。できなかった。ただただ、いっぱいいっぱいで…。
「どうして〇〇できないの?」「なんで〇〇しなかったの?」これだけは禁句。これは訊いて(聞いて)あげてるのではなく単に責めているだけ。
まだ間に合う方々へ、やり直したいひとりの親より。

フーテン息子に母親の惣菜セット

2021-01-28 10:50:00 | 日記
フーテン息子の昨夜の食事は母が盛りあわせただけのデパ地下惣菜。
このところ、父親は忙しく夕飯が終わっても遅くまで仕事している。テレワークでできる仕事なのはありがたい。以前なら帰宅が深夜になるところだ。
日中、夜のごはんどうしようか、と言っていたので、コチラが出かけたついでにデパ地下で惣菜を買ってきた。それを夫婦で食べ、フーテンの寅息子には、わたしが適当に、だが片手で必死に、盛り付けて提供した。父親が作った玉こんにゃくの煮物と味噌汁を添えて。
自分の右手のリハビリ開始は再来週から。まずつまむ練習。手術した親指の付け根どころか、中指薬指、手のひら、手首、腕まで痛くて、握る、曲げる、全部難しい。半年でどこまで回復できるのだろうか。経験上、どんな手術も、「気にならなく」なるまでに一年はかかるが。

フーテンの寅息子につくる父親の育て直し食事

2021-01-26 21:02:00 | 日記
やはり男子の食事はがっつり。食べる方も作る方も。父親が用意する食事は、息子の育て直し。何もいわず、「食べる」という息子のひとことで、黙々としたくをする。
野菜入りの餃子スープを八宝菜風に仕立て直してあんかけ焼きそばに。副菜には前日の残りの鶏大根と、山芋オクラ納豆のネバネバ小鉢、玉子スープ、ごはんに明太子。
この日はさすがにごはんは残して出かけたようだ。