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“みなこ”のジオログから“みなこ”のブログに、このたび宗旨替えすることになりました。こっちはもっと深いかもよ。

我々アマチュア無線家は非常通信すべきときに最大の力を発揮できるか??

2010-10-21 01:38:27 | アマチュア無線
 昨日は奄美大島で豪雨による被害があって2人死亡とのことです。
災害救助法の適用をうける住民はもっと沢山いることでしょう。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101020-00000161-jij-soci

 昨日の報道ステーションでのオンエアーを視聴していたら、現地からの電話リポートによれば、携帯電話が不通になった会社もあるようですが、5社の携帯電話にはそれらしき情報はUPされていません。中継局を介した通信が中継局がこければ通信機器はただの箱になるということを実証した形になります。

 奇しくも今月のCQ誌(2010年11月号)の70ページから71ページに“VolPとAPRSが活躍!愛媛県総合防災訓練参加記”が、APRS&VolP実験グループで参加されたJJ5CDR亀岡尊乃美さんの記事が掲載されています。その中で「そして何より、機器のメインテナンス(メンテナンスと普段言っているけど違うのかな??)が「かなめ」です。ここで日常的な運用がモノをいいます。普段使用していない機器は、こまめな点検を行わないと使い物になりません。」 たしかに定期的に通電するだけでも稼働可能か判断できますものね。

 そういえば大東市におきましても、17時には小学生、18時には中学生の帰宅を促す放送を防災放送設備を使ってしていますけどね。聞こえなければ当該設備をメンテナンスするんでしょうね。

 個々は十分送受信できる能力はあっても、相手があっての通信ですものね。ネットワークが確立しているか??ネットワークと言うとインターネットと思われがちですが、CWでもFONEでも2局以上でネットワーク成立ですわ。なおヴェルディのスポンサーだった日テレの正式名称は日本テレビ放送網……って1951年10月2日の免許申請のころからですが(これは余談)。

 平常時でもアマチュア無線家も勤務体系の多様化で、1日24時間うち誰かが起きているんじゃないでしょうか。いわゆる未明の時間が手薄になるでしょうけど全く誰も無線機の前にいない時間帯は……無いと思うのですけどね。非常通信のためにアマチュア無線局を開設するわけではありませんが、非常通信のための訓練は不可欠かと思います。

 今も『空と海の間に  原題:Si Tous Les Gars Du Monde』1955年のフランスの映画ですね。配給会社は東和だったんですが。(監督:Christian Jaque 脚本:Henri Georges Clouzot)今も十二分に再現できるだけのネットワークを構築する実力はあるものを信じております。
 蛇足ながらTBSが「空と海をこえて」って『空と海の間に』を真似したテレビドラマがあったんですね。アマチュア無線がパソコン通信になっていますけどね。

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1 コメント

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非常通信の訓練。 (ゴーン辻@JJ3FDB)
2010-10-29 01:21:02
2010年のNYPで(だったと思う)コンタクトして頂いた辻@JJ3FDBと申します。

CQ誌2010年11月号の件の記事は、私も読みました。その内容に、思わずGPS付きリグ(VX-8Gでしたかねぇ)が欲しくなったほどリアリティを感じました。そして訓練QSOの必要性、特にパイルアップ状態になるであろうキー局に、何を如何に迅速に伝えるべきか、災害ケースを想定しての訓練、出来ればキー局とそれ以外の双方を経験出来ればベストかと思いました。

それにしても、奄美大島の電話・携帯電話の不通は痛々しかったですね。
個人的にその業界の片隅に居る者として、原因を知りたいところです。
少なくとも、離島には衛星電話が必須なんだろうと感じました。過日のイリジウムのように費用は掛かるのでしょうが、一種の危機管理として持っていても許される類かと思うんですよねぇ。
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