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市民ブロガーnecoのフットサル雑記+
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フットサル戦術 『ボランチ』

2019-08-17 | フットサル戦術

necoです。
先日予告した通り、今1番新しいと言われているフットサル戦術『ボランチ』について、今日は解説してみたいと思います。
1番新しい、と言っても、YouTubeを見たら2017年にアップされた動画だったので、そこまで最新というわけでもないみたい(笑) 
私も素人なので(笑)その辺はあんまり突っ込まないでくださいね。 

まず始めに、フットサルの陣形についておさらいしておきたいと思います。
『ボランチ』では、オフェンスの陣形はダイヤモンド型から展開していきます。
ダイヤモンド型というのは、トランプのダイヤの形ですね。1-2-1の陣形で、相手ゴールに1番近い選手を『ピヴォ』、両サイドの選手を 『アラ』、自陣ゴールに1番近い選手を『フィクソ』と呼びます。

ちなみに、『ボランチ』というのは、ポルトガル語で『舵取り』という意味。
ここでフットサル通は、おっ?、と思うかもしれませんが(笑)フィクソの別名『ベッキ』にも『舵取り』という意味がありますよね。
これは私の勝手な推測ですが、アラがフィクソの位置に入って舵取り役をする、という意味で、この戦術を『ボランチ』と呼んでいるのではないかなーと思います。

それでは早速、ボランチの動画をYouTubeで見てみましょう。

ボランチ

最初にコリンチャンスのビエ監督による戦術解説がされています。
ポルトガル語なんで監督が何言ってんのかは全くわかりませんが(笑)戦術ボードの動かし方で、ボランチがどういう戦術なのかは大体わかると思います。

まず、フィクソとアラが同じサイドで縦パスの交換。
フィクソにボールが入ったところで、ボールの動きにつられて、相手ディフェンスがフィクソに寄せに行ったのを見て、アラがフィクソのマーカーの背後(死角)から横へ、マーカーをブロックするように下りていき、フィクソはアラにパスを出します。
アラとフィクソが入れ替わったような状態になりますね。

新たにフィクソの位置に入った選手は、逆サイドのアラにパスを出します。
これが基本となる展開。
しかし、相手ディフェンスの対応の仕方によっては、フィクソの位置に下りてきたアラが、動画にもあるようにもう一度フィクソに落として縦に抜けたり。
下りてきたアラを囮に使って、フィクソから一気に逆サイドのアラにパスを通したり。
下りてきたアラを囮に使って、フィクソから一気にピヴォに縦パスを通したり。
などなど、いろいろな展開が考えられそうです。
ボランチの肝は、アラがフィクソのマーカーの死角からマーカーをブロックするように下りてくるところだと思うので、その後の展開は自由自在。
みなさんもいろいろ考えてみてくださいね! 

ではまた! 

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フットサル戦術 『クアトロ』再び

2017-10-26 | フットサル戦術
necoです。
誕生日月に旅行に行くことは前々から決めていたので、8月末に怪我をする前に、早割を利用して飛行機のチケットを買っていました。
その後がっつり怪我をして(笑)碌に歩けないのに旅行してもしょうがないので、先月、航空会社(全日空)に事情を説明して、チケットのキャンセルをお願いしたら、「病気や怪我で診断書が出ている場合は、診断書をファックスしてくれれば、手数料なしで全額返金になりますよ」との案内が。
案内通りに診断書をファックスしたところ、今月、チケット代が無事に全額返金されました。
自己都合でキャンセルした場合は、手数料が取られるのは当たり前だと思っていたので、これは本当にありがたいサービスでした。
みなさんも、病気や怪我で航空チケットをキャンセルする場合は、ネットでちゃっちゃと手続きせずに、まずは航空会社に確認することをお勧めしますよ。

さて。
それでは本日の本題にいきましょうか。
今日のテーマはフットサル戦術『クアトロ』です。
『クアトロ』とはポルトガル語で、『数字の4』のこと。固定のピヴォを置かずに、FP4人で動きながらパス回しをする戦術です。
『クアトロ』については以前、当ブログではなく、他の方が書いた、『クアトロ』が図解付きで丁寧に説明されているブログをご紹介しました。
今回はそれを踏まえて、『クアトロ』を動画で見てみようと思います。
というわけで、いつものようにYouTubeで探してみましたよ。

クアトロ

実際のゲームで見てみると、人の動きが変則的なのでわかりにくいかもしれません。『クアトロ』は『エイト』のように人の動き方が決まっているわけではなく、状況に応じていくつものパターンが組み合わされるのです。
これが難しいんですよね〜(笑)
『クアトロ』はまず4人で台形の陣形を作り、後ろの2人でパス交換をします。後ろの2人のどちらかがもう一方にパスを出した後、パスを出した方(ボールを持っていない方)が中に走ってピヴォの位置に入り、一時的に1-2-1の陣形になります。ここまでは基本の動き。
ここからはボール保持者(フィクソの位置の選手)の判断によって動き方が変わります。
フィクソから両サイドのどちらかにパスが入った場合、基本的にはピヴォは、ボールがある方のサイドに抜け、パスを受けたサイドの選手は、ドリブルで後方に下がります。

動画ではまず、後方右の選手が後方左の選手にパスを出し、中に走ってピヴォの位置に入ります。パスを受けた後方左の選手(この時点ではフィクソ)は、右サイドの選手を選択してパスを出し、パスを受けた右サイドの選手はドリブルで、(ちょっとわかりにくいかもしれませんが)後方右の位置に入ります。これを見たピヴォの選手は、スペースの空いた右サイドに抜け、一旦スタートの台形の陣形に戻っていますね。

そして再び、後方右の選手から後方左の選手にパスが渡り、後方右の選手はピヴォの位置へ、そして後方左の選手(この時点ではフィクソ)は、今度はターンして左サイドの選手を選択してパスを出し、後方右へ移動。パスを受けた左サイドの選手は、この動画では移動していませんが、イメージ的には後方左の位置に入っており、それを見たピヴォの選手が左サイドへ抜け、右サイドの選手はそのまま右サイドに止まっています。再び台形の陣形になっていますね。

そして今度は、後方左の選手から後方右の選手へとパスが渡り、後方左の選手はピヴォの位置へ。後方右の選手(この時点ではフィクソ)は、ターンして右サイドの選手を選択してパスを出し、この後右サイドの選手(この時点ではイメージ的には後方右。コートに対して斜めに台形を作っていると考えるとわかりやすいかも)は、基本的にはフィクソの位置にいる選手(イメージ的には後方左)にパスを出すところを、敢えて左サイドの選手にパスを出しています。
この時点で、台形の底辺は左サイドの選手とフィクソの位置にいる選手に移行しており、これを見たピヴォの位置の選手は左に抜けていますね。そして右サイドの選手は、パスを出した後の動きとして基本的なピヴォの位置に入ってから、スペースの空いている右サイドに戻っています。
これはちょっと変則的な動き方です。

そして、後方左の選手が後方右の選手にパスを出してからピヴォの位置に入り、後方右の選手(この時点ではフィクソ)は右サイドへパス。これを見たピヴォの位置の選手は右サイドへ抜け、右サイドの選手は後方右へ向かってドリブル。フィクソの位置にいた選手はピヴォの位置へ抜け、左サイドの選手が後方左に移動したので、ピヴォから左サイドへ抜けています。再び台形の陣形に戻っていますね。

そして後方右の選手は後方左へパス。ピヴォの位置へ抜けて、ワンツーの形でシュートへと繋げています。
どうです。ややこしいでしょう(笑)

『クアトロ』では基本的には、後方でパスを出したら中に抜けるんですが、この動画の前半では、フィクソの選手が後方に固定で止まっていますね。こういうパターンもあるから、尚更『クアトロ』はややこしいのです。
試合を上から見ていればまだわかりやすいんですが、中に入って、自分がボールを回す立場になると、パスが出た後どっちに走るのか、慣れるまでだいぶ混乱すると思います。
練習あるのみです。

以上!『クアトロ』についてお伝えしました。
午後は『今週末のフットサル試合情報』をアップしたいと思います!
ではまた後程!
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フットサル戦術 『ヘドンド』

2017-10-25 | フットサル戦術
また台風が発生したようですねえ。necoです。
装具が結構水を吸うので、雨の日の外出は大変です。若干水が入った長靴を履いているみたいな感じ(笑)
会社に行く日は、晴れてほしいなあ。

さて。
今日のテーマは昨日の予告通り、フットサル戦術『ヘドンド』です。
ちなみに『ヘドンド』とはポルトガル語で、旋回とか、回転とかいう意味です。
『ヘドンド』は昨日お伝えした『エイト』と同様、パス回しの1つのパターンです。パスを回しながら動くことで相手ディフェンスをずらすことが目的で、ディフェンスがずれたら『ヘドンド』は一旦やめて、そこから縦や斜めに展開していってシュートまで繋げます。
YouTubeで動画を探しましたので、まずはご覧ください。

ヘドンド

試合のシーンだけっていうのが見つからなかったので、名古屋のアジウ元監督の解説付きのやつにしました。
動画の中盤に試合のシーンが出てくるんですが、この動画だと『ヘドンド』は3人でパスを回しています。私がかつてクリニックで習った『ヘドンド』は、4人でパス回しをしました。ちなみに先日のFリーグの試合では、名古屋はパワープレーで、つまり5人で『ヘドンド』をやっていましたので、『エイト』とは違い、『ヘドンド』はやる人数に決まりがないようです。3人以上ならば可能、ということでしょう。
『ヘドンド』は『エイト』に比べてとてもシンプル。右からパスを受けたら、左にパスを出してから、反時計回りに動く、というもの。ボールは時計回りで、人の動きは反時計回りです。
反対に、左からパスを受けたら右にパスを出して、、、といきたいところですが、人の動きが時計回りだと左利きじゃないとパス出しが難しいので、基本的には人の動きは反時計回りになります。
この動画では、『ヘドンド』から『パラ』に展開してシュートを撃っていますね。他に、前で待っているピヴォを使って『ピヴォ当て』や『エル』をやったり、パスを受ける前やパスを出した後など、コートを斜めに走って(『ジャグナウ』)ロングボールを要求したりなんかが、シュートへの展開として考えられるシンプルな動きになるかと思います。
実際のゲームではもっと色々できると思いますので、みなさんも考えてみてくださいね。

以上!今日はここまで!
明日は『クアトロ』について、改めてお伝えしようかなと思います。
ではまた!
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フットサル戦術 『エイト』

2017-10-24 | フットサル戦術
台風一過で良い天気ですが、ぐっと寒くなりましたねえ。necoです。
我が家のペットのリクガメも、そろそろ冬眠の準備をしています。
大きいガラスケースの中に、猫用のトイレの砂を敷き詰めて飼っているんですが、冬眠の時期になるとガラスケースの中をあちこち動き回って、あちこち穴を掘り返すようになるのです。そのまま穴の中で冬眠するわけではなく、掘っては出るを繰り返しているのですが、思いがけず深い穴が掘れてしまって、穴の中で身動きがとれなくなってジタバタしているところを見ると、かわいいなあ(笑)と思いながらそっと引っ張り出してあげるのです。

さて。
和んだところで今日のテーマは、昨日予告した通り、フットサル戦術『エイト』。
エイトというのは、ポルトガル語ではなく英語で、みなさんご存知の通り「数字の8」のことですね。文字通り、パスを回しながら8の字に動く戦術です。

これまでお伝えしてきた、ピヴォ当て、パラ、エルの3つは、直接シュートまで繋がる戦術ですが、これからお伝えする予定のエイト、ヘドンド、そして以前お伝えしたクアトロは、パス回しのパターンのようなものですね。厳密に言うと、パス回しで相手ディフェンスをずらすのが目的の戦術で、そこからシュートに繋げるためには、それこそパラやエルのような、また別の動きへと展開していかなければなりません。

今回もYouTubeで動画を探してみましたので、まずはご覧ください。

各国代表のエイトの動き

「各国代表の」ということで、タイ、ブラジル、スペイン、日本の代表チームのエイトの動きがまとめられている動画ですが、『エイト』として1番わかりやすいのは、最初のタイ代表のやつですかねえ。
『エイト』は、基本的にはピヴォを1人だけ前に置いて、1-2-1とか、3-1の陣形を作り、ピヴォ以外の後ろの3人だけでパスを回します。
ボールのスタートは、フィクソから。まず、フィクソはサイドのアラ(左右どちらでもよい)へとパスを出し、パスを出した方のアラのいた位置の周りを前から後ろへくるっと回りながら待機します。
パスを出されたアラは、ボールをトラップしたら、自分の方に向かってくるフィクソと入れ替わるように(この時、ボールを持っている方が後ろを通るようにすれ違うこと)、軽くドリブルをしながらフィクソのいた位置まで進み、自分がいたのとは逆のサイドのアラにパスを出して、パスを出した方のアラのいた位置の周りを前から後ろへくるっと回りながら待機します。
これを繰り返しているところを上から見ると、人の動きが8の字を描いているように見えるわけですね。

『エイト』でパスを回しながら相手ディフェンスのズレを確認し、前で待っているピヴォに直接ボールを入れてピヴォ当てを狙ったり(動画ではタイ代表がやってるやつですね)、フィクソの位置からサイドにパスを出した後、サイドへ回り込まずに斜め前に抜けてパスを受けたり(この「斜めに抜ける」動きを『ジャグナウ』または『ダイアゴナル』と言います。動画では最後の日本代表の動きがわかりやすいですね)、サイドから縦に展開したりして(パラやエルなど)、シュートまで繋げます。
大雑把に言うと、この3人でやる『エイト』を4人でやると、『クアトロ』になりますね。
『クアトロ』についてはまた今度、改めてお伝えしようかなと思います。

以上!今回はこんなところで。
明日は『ヘドンド』についてお伝えしようかなと思います。
ではまた!
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フットサル戦術 『エル』

2017-10-23 | フットサル戦術
necoです。
こないだアップした『パラレラ』の記事に、「何故パラの縦パスは浮き球で出すのか」について追記しましたので、よかったら見てみてください。

さて。
それでは今回も、フットサル戦術についてお伝えしたいと思います。
今回のテーマは『エル』。これはポルトガル語ではなく、アルファベットのL字型に展開する戦術のため、こう呼ばれています。
今回も、YouTubeで動画を探してみましたので、まずはご覧ください。

エル

ちょっと短い動画なので(笑)繰り返し見ないとわかりづらいかもしれませんが。
まず、コートの中央付近にいるフィクソから、サイドライン沿いにいるアラにパスを出します。アラはパスを受けたら正面を向いて、同じサイドライン沿いの深い位置にいるピヴォに縦パスを出します。と同時に、この動画ではアラはファーに向かって走り出しています。と同時にフィクソが、アラのいた位置を経由してサイドライン沿いに縦に走り、ピヴォからの落とし(こないだも書きましたが、足裏でキープした状態からころっとスペースに転がすようなパスのことを『落とし』と言います)を受けて、この動画では自分でシュートを撃っていますが、ファーに走ったアラにパスを出してシュートを撃ってもらうこともできます。
この動画では、アラがピヴォに縦パスを出すと同時に斜めに走っていますが、斜めではなく、そのまま縦に走ってピヴォの落としを受けて、アラがシュートを撃つこともできますし、アラが縦に走ってピヴォの落としを受けると見せ掛けてファーに切り返し(アラが縦に走って落としを受けると見せ掛けながら突然ファーに切り返すことで、ディフェンスがつられて、ゴール前が瞬間的に空くというメリットがあります)、アラの後ろからきたフィクソが落としを受けてシュートを撃ったり、ファーに詰めたアラにシュート性のパスを出すなど、いろんなパターンが考えられます。

以上!今回は『エル』についてお伝えしました。
次回もフットサル戦術シリーズで、今度は『エイト』について書こうかなと考えています。

私事ですが先週末から、家の中では装具を外して歩いていいよ、ということになりました。2ヶ月ぶりに自分の足の力だけで立ってみましたが、違和感半端ないです(笑)
そこで久しぶりに体重計に乗ってみたんですが、、、体重は減っていたけれど、体脂肪が増えていました。
筋肉が減っただけじゃん!
いや〜、ヤバイです(笑)
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