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市民ブロガーnecoのフットサル雑記+
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フットサル戦術 『パラレラ』

2017-10-19 | フットサル戦術
10月だというのに、無茶苦茶寒い上に台風が来るなんて。おかしな天気ですねー。necoです。
怪我をしていなければ、今週末は「自分に誕生日祝い」ということで、松江に温泉旅行に出掛けていたはずでした。もし予定通り旅行に出掛けていたら、寒さと台風で大変な目に遭っていたかと思うと、或る意味ラッキーでしたね(笑)

さて。
昨日に引き続き、今日もテーマはフットサル戦術。今日は『パラレラ』です。
パラレラは、ポルトガル語で『平行』という意味です。フットサルでは短く『パラ』と呼ばれることもあります。
さてこの『パラレラ』は、何に対して平行なのかというと、サイドラインですね。サイドラインと平行に出された縦パスを受け、シュートに繋げる動きです。
YouTubeで、「The パラレラ!」とも言える動画を見つけましたので、ご覧ください。

パラレラ

キックインを受けた選手(この場合はフィクソかな)がダイレクトでリターンパスを返した後、ボールがある側のサイドにスーッと寄っていって縦パスを受け、この動画では、ファーに詰めていた選手(この場合はピヴォかな)にダイレクトパスを出していますが、もちろん自分でダイレクトシュートを撃っても構いません。
この動画では、縦パスを出した選手(この場合はアラかな)は左足で浮き球を出していますが、私がクリニックでコーチに習ったのは、右サイドでは右足裏でトラップしてから、右足のアウトサイドで浮き球を出す方法でした。多分、私が右利きだからです。
この時、浮き球ではなく、ゴロで縦パスを出す場合もなくはないですが、このように長いパスではゴロよりも浮き球の方が途中でカットされにくいためか、「パラは浮き球で」のイメージがありますね。

フットサルでは、ポジションは固定ではありません。自分はフィクソだからずっとフィクソの位置にいるというわけではなく、この動画のように、キックインを受けた時はフィクソの位置にいても、パラの縦パスを受けるためにサイドラインを前に走った時点で、ポジション的にはアラに入ります。そして、縦パスを出したアラが後ろに残ってフィクソの位置に入るわけですね。
フットサルではポジションは、あくまでも陣形の中の位置を指すのであって、選手それぞれの役割を指すわけではない、と考えると、混乱しにくいと思います。

今回はこれまで!
明日は、『今週末のフットサル試合情報』をアップしたいと思います!

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追記

パラレラの縦パスを何故浮き球で出すのか、その理由をコーチに教わっていたことを突然思い出しましたので(笑)追記します!
味方がパスを受けられる位置まで走り込む時間稼ぎをするためです!
パラのパスの出し方だと、味方が後ろからボールを追いかける形でパスを受けにいくので、ゴロのパスではボールにスピードがあって追いつけません。浮き球でふわっとしたパスを出すことで、ボールの滞空時間の間に落下点に走り込むことができ、味方がパスを受けることができるというわけです。
以上!補足情報でした!
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フットサル戦術 『ピヴォ当て』と『ケブラ』

2017-10-18 | フットサル戦術
夏休みの宿題は、追い込まれてからやる方でした。necoです。
10月もあと2週間で終わり。私の病休期間も、あと2週間となりました。
最近ようやく、足首が-5度まで曲がるようになってきました。しかし足首の正常な可動域は-20度くらい、ということで、目標にはまだまだといった状態です。
こんな状態で、本当に来月から1人で通勤できるのか?
さすがに焦りを感じ始め、自宅で、松葉杖なしで階段を昇り降りする練習を、今更のように始めました(笑)ちょっとずつ筋肉がついてきた気がするような。
これから追い込んでいきますよ〜。

さて。
今日のテーマはフットサル戦術。
こないだ『クアトロ』についてちょっと書きましたが、それ以外にも、もちろんいろんな戦術がフットサルにはあります。今時ネットで検索すれば、解説や動画などたくさんヒットしますが、私がわかる分だけでもここで紹介してみようかなと思います。
県リーグを観戦していると、サッカーから転向してきてフットサル経験があまりない選手って、意外とわかるものです。サッカーがきっとかなりうまいんだろうなと見ていて感じるんですが、フットサルの戦術がわからないために、フットサルの試合ではそれほど活躍できない、ある意味勿体ない選手やチームが、県2部くらいだと結構いるものです。
つまり、県2部クラスから上では、いよいよ本格的なフットサルができるチームが増えてくるということ。サッカー的なプレースタイルだけでは、通用しなくなってくるということです。
そんな方々のために、このブログがほんの少しでもお役に立てればと思います。
もちろん、フットサルを観戦する上でも、知っているとちょっと楽しいと思いますよ(笑)

今回紹介する戦術は『ピヴォ当て』。
フットサルでは昔から行われてきた戦術で、人によっては「昭和のフットサル」なんていう人もいるほど(笑)シンプルで、基本中の基本とも言える戦術です。
とりあえず、YouTubeで動画を探してみたので、見ていただきたいんですが。

ピヴォ当て

ゴール前で体を張っている選手(ポジション)が『ピヴォ』ですね。
この動画では、キックインを受けたサイドの選手(この場合はフィクソになるのかな?)が、ゴール前のピヴォにボールを入れていますが(これを『当てる』と言います)、もちろんキックイン以外でも、オフェンスの流れの中で『ピヴォ当て』をやるパターンもあります。
ピヴォはそのままボールを足裏で踏んでキープ。この『足裏で踏む』ことがポイントです。
この動画では、キックインした選手(この場合はアラかな?)がピヴォの位置に走り込んで、ピヴォからのパスをダイレクトシュートしています。この足裏でころっと転がすようなパスを『落とし』というんですが、ピヴォが体を入れて作ったスペースに落として、このスペースを活かす形でシュートを撃つのが『ピヴォ当て』の基本です。
ピヴォが自分でシュートを撃つという選択肢もありながら、よりフリーの選手に撃たせることで、シュートの精度を上げたり、ディフェンスやゴレイロの対応を遅らせたり、場合によっては、ピヴォが邪魔になってシュートの軌道が相手ゴレイロから見えにくかったりすることもあります。

そして『ケブラ』。ケブラとは、ポルトガル語で『折れる』という意味です。
戦術というか動き方なんですが、要は、突然折れるように進行方向を変える動き、のことですね。ボールのないところで、前に行くと見せ掛けてサイドに開いたり、左に行くと見せ掛けて右に切り返したりなどして、ディフェンスを一旦引き付けてから剥がすようにしてフリーになる動き方のことで、フットサルでは試合中あちこちで見られます。
前述した『ピヴォ当て』ですが、シュートを撃つ選手が真っ直ぐピヴォに向かって走り込んでいたら、さすがにディフェンスに付いてこられてしまいますよね。
そこで『ケブラ』です。
ピヴォに向かって走り込む前にケブラを入れると、単調な『ピヴォ当て』にも変化が出てきます。
YouTubeで動画を見つけましたので、ご覧ください。

サイドピヴォ当て

若干わかりにくいんですが(笑)サイドの選手(アラ)がピヴォにパスを出した後、一瞬前に行くような動きを見せてから、中に切り返して落としを受けていますよね。
残念ながらこの動画では、サイドの選手(アラ)のマーカーがボールの動きにつられて、折角のケブラを見ていないので(笑)成功例ではありませんが、落としを受ける前に、こんな風にケブラを入れてフリーになれるようになると、戦術的にはレベルアップと言えるのではないでしょうか。

以上!今回はこんなところで。
私の知っている戦術はまだいくつかありますので、またの機会にご紹介したいと思います。
では!
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フットサル戦術 クアトロは難しいのよ。

2017-09-26 | フットサル戦術
昨日アップした記事で、書こうと思っていて忘れたことがありました(笑)necoです。
大分 vs 湘南の試合で最後、大分はパワープレーで1点差まで詰め寄りながら負けてしまったわけですが。その前に。大分が失点した原因には、ゴール前でのクリアミスもありました。こぼれ球を叩き込まれて失点したのが2回もあったわけで、これがなければ勝てていたかもと思うと、ちょっと勿体なかったですねー。

ちなみに。フットサルでは「クリアする」ことを「チーラ」と言います。
ゲーム中に味方から「クリアしろ!」という意味で「チーラ!」と声が掛かるわけですが、昔はみなさん結構使っていたけれど、最近の試合ではあまり聞かないですねー。

フットサル用語はポルトガル語が元になっているものが多いです。なんでかって言うたら、ポルトガル語はブラジルの公用語だからでしょうねー。
フットサルのポジション名、ピヴォ、アラ、フィクソ、ゴレイロもポルトガル語ですし、戦術名などもポルトガル語が元になっているものが多いので、日常生活でポルトガル語に触れる機会があまりない日本人にとっては、聞いてもあまりイメージが湧かない、ということもあると思います。
覚えておくと、ちょっと自慢できるかもしれませんね(笑)

私が足繁くフットサルクリニックに通っていた頃。基礎練習ももちろんたくさんやったんですが、コーチからはいろんなフットサルの戦術も教えていただきました。
今でも覚えているのは、ピヴォ当てに始まり、ケブラ、パラ、エル、エイト、ヘドンド、クアトロです。
正直ちょっとうろ覚えのものもあったんですが(笑)今時便利なもので、ネットで検索すれば図解付きで解説がヒットするものも多く、見たらわーっと記憶が蘇るものですね(笑)そうそうこれこれ!と1人大喜びです。
色々教わった中でも、特に難しかったのは、クアトロ。
教わった当時、コーチは「フットサル戦術の最近のトレンド」とおっしゃってましたね。多分6〜7年?くらい前だったと思います。
クリニックでは、ちょっと難しいけどみんなで頑張ってやってみようということでやってみたんですが、まず、パスが出た後どっちに走るかでみんな大混乱し(笑)ようやく動けるようになってきたら、みんなパスを回すことに必死になってしまって、シュートを撃つことを忘れるという(笑)
クアトロはやってみると本当に難しいのです。

先週末AbemaTVを見ていたら、解説の北原さんが「クアトロに関する質問が多い」とおっしゃっていました。サッカーにはない戦術、ということらしいので、私も微力ながらどんな戦術かここで説明できればなと思ったんですが。
図解がないと説明できない(笑)
しかし私には、図解を作るテクニックがないので、ネット上で捜索し、これはわかりやすいな〜と思ったブログを代わりに紹介したいと思います。

クリニックに参加して「クアトロ」を学んできた

ネット上にはフットサル戦術の動画もいくつかアップされているんですが、慣れてない方は図解の方がわかりやすいかと思います。
実際の人の動きを見てみたい方は、YouTubeなどで探してみてください。

フットサルの戦術を覚えていると、自分でプレーする時はもちろん、試合を見に行った時にも楽しみ方が変わってくる、と言いたいところなんですが。
多少なりとも戦術を知っている私でも、試合を見ていて「今のはクアトロだな」とかいちいち考えていないですし(笑)試合中はFPが常に流動的に動き回っているので、オフェンスの入りはクアトロでも、途中でパラになったりエルになったり、局面に合わせてどんどん変化していくので、戦術面だけ考えて試合を見ていると、人によっては余計混乱することもあるかと思います。

ご参考まで。
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