blog

gooBlog

第9回NOS缶コーヒーブレイクIN小江戸川越開催…旧車が勢揃い 日野、いすゞ、スズキ[写真蔵]

2014-09-10 07:09:54 | 日記




(レスポンス)



1月12日、埼玉県川越市の川越総合卸売市場駐車場で、第9回NOS缶コーヒーブレイクIN小江戸川越が開催され、約130台の内外の旧車が揃った。

NOS缶コーヒーブレイク実行委員会の主催。協力はさいたま東サブロクオーナークラブ、埼玉クラシックカークラブ、ノスタルジックヒーロー編集部。

同イベントは、旧車好きの仲間が缶コーヒーを飲みながら気楽に集まろうと開始されたもので、年2回ずつ行われ、今回で9回目を迎えた。参加車両は1989年までに生産された国産、外車、3輪車、ミニカーなど。募集台数120台に対し応募は220台あり、展示スペース外の駐車場にも多くの旧車であふれた。

嶽宮 三郎






「メイド社長誕生」の経営的意義 後篇

2014-09-10 07:09:54 | 日記




(プレジデントオンライン)



PRESIDENT Online スペシャル 掲載

■社長は現場で給仕する

前回(http://president.jp/articles/-/10256)は、秋葉原のメイドカフェ「@ほぉ~むカフェ」には、「お客さまを楽しませる」という理念を基にした客観的評価によるメイド育成システムがあり、その中で実力を発揮し、社長の座に就いた現役メイドhitomiさんの話をしました。

hitomiさんは、今もメイドさんとして週2回ほど店舗で給仕をしています。普通の会社では考えられないことですが、これこそhitomiさんがこれまで培ってきたメイドさんとしての才能と実績を経営に活かす方法だと私は感じています。

メイドカフェにとってメイドさんは、最も重要な経営資源です。「@ほぉ~むカフェ」では、「お客さまを楽しませる」ことが第1の理念ですが、「メイドさんが充実した環境で働ける」ことが次に大切な理念だといいます。メイドさんたちにも、いろいろ悩みがあるわけですが、同じ女性であり、メイドさんとして一通りの悩みを経験してきたというhitomiさんだからこそ、メイドさんたちの悩みを聴いて、励ますことができるのです。メイドさんが悩みを抱えて給仕に集中できなければ、「お客さまを楽しませる」こともできず、ビジネスも成り立ちません。気持ちひとつで成果が変わるのですから、メイドさんにとって一緒に給仕をして叱咤激励してくれるhitomiさんの存在意義は大きいのです。

また、現役メイドとしてお給仕していることで、現場でさまざまなお客さまが求めるものbeats ヘッドホン-レブロン 11感じることができます。たとえば、初めてのお客さまにも興味を持ってもらい、常連客にも楽しんでもらえるような新サービスを考えることも、hitomiさんの仕事です。

「@ほぉ~むカフェ」を運営するインフィニア株式会社は先月、hitomiさんがプロデュースする新しいファッションブランド「Seventeen Kiss」を立ち上げました。可愛いと感じられる要素「萌えポイント」にこだわった洋服で、ファッション界に「萌え」というカテゴリーを創り、「Seventeen Kiss」をその代表ブランドにしたいとhitomiさんはいいます。最初に発表された洋服はhitomiさんが「萌えポイント」の塊と考えるメイド服をアレンジしたものでした。この「萌えポイント」も、hitomiさんがメイドさんとして給仕する現場で、多くのお客さまの意見から得た感性なのです。

■メイドカフェの先行投資

この連載の第3回「メイドカフェが文化になるには」(http://president.jp/articles/-/9096)で説明したように、メイドさんは「萌え」を生み出す架空のキャラクターであり、メイドカフェはそのための特別な演出空間なのです。そのために、メイドカフェでは普通の喫茶店にはない、特別なコンセプトや世界観が重要になります。「@ほぉ~むカフェ」にも、「お客さまを楽しませる」ために、これまで創り上げられてきた独特の世界観があります。その世界観を表現するため、メイドさんたちは見習いの時に、かなり分厚いテキストをしっかり学ぶことを求められます。そのメイドさんたちの努力を通じて、「@ほぉ~むカフェ」は秋葉原のメイドカフェを洗練された文化にしつつ、ビジネスでも成功することができたのです。

そして今、現役メイド兼社長になったhitomiさんが一貫として持ち続けてきた「多くの人たちに、メイドカフェの素晴らしさを伝えたい」という使命感は、「@ほぉ~むカフェ」をさらに進化させつつあります。メイドブームが去ってメディアでの露出が減ったメイドカフェは昨今、一部の軽率な報道により、いかがわしい場所と誤解され、悪意を持った紛いものと混同されるきらいがあります。そこで、メイドカフェを初めて体験するお客さまにさらに楽しんでもらうため、基本的なサービスや世界観を充実させ、さらに質の高いエンターテインメントを提供できる取り組みを進めているそうです。

さらに「@ほぉ~むカフェ」では、メイドカフェを初めて体験する外国のお客さまにも楽しんでもらえるように、出身国の国旗を箸袋に印刷したお箸をプレゼントしたり、メイドさんたちに英会話の研修を行ったりしています。香港で刊行されている日本の旅行ガイド本に広告を出すなど、先行投資も意欲的に行っています。

京都祇園の舞妓さん文化のように、秋葉原のメイドカフェが文化として次代に発展し伝えられるか、それとも一時の流行で消え去ってしまうか、それはメイドカフェの素晴らしさを理解する店舗や顧客たちの意志と行動に掛かっているのです。メイドカフェの素晴らしさを伝えるため、「@ほぉ~むカフェ」でより多くのお客さまに楽しんでもらいたいと仕事に取り組むhitomiさんの姿勢は、いつか必ずメイドカフェに対する偏見や誤解を取り除き、メイドカフェが文化として認められ、それがまたビジネスの成功につながると私は期待しています。

(梅本 克=文(デジタルハリウッド大学客員准教授))