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人の災難を喜ぶいじめっ子の脳

2010-04-10 01:25:44 | 脳科学
「人の災難を喜ぶいじめっ子の脳」=from"ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト"

「人が他人の苦痛を目にすると、自身が苦痛を経験したときと同じ脳内領域が光る」=「感情移入を示す反応」

「いじめっ子は他人の苦痛を目撃したときになんの反応も見せないだろうと予想していた。なぜなら、彼らは冷酷で、感情を高ぶらせることがないために、例えば良心の呵責を感じることなくおやつ代を盗むことができると考えていたから」

「いじめっ子が示す感情移入反応は、扁桃体と腹側線条体の活動によってゆがめられたものだと思われる。扁桃体や腹側線条体は脳内領域の中で報酬や喜びに関係すると考えられている部位である」

「いじめっ子は人の苦痛を見るのが好きだと考えられる。この考えが正しい場合、彼らは弱い者いじめをして他人を攻撃するたびに心理的な報酬を受け取り、反応の強化が進んでいることになる」

「感情の統制に関係する脳内のある部位が、いじめっ子の脳では活動していない」

「いじめっ子は、例えば昼食の列に並んでいるときに子どもが誤ってぶつかってきた場合などに、自分を抑制するメカニズムを欠いている」


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