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「心」を扱う脳科学者「山鳥重」

2009-11-03 09:49:36 | 脳科学
「心」を扱う脳科学者「山鳥重」
「山鳥 重」氏は、1939年兵庫県生まれ。神戸大学大学院医学研究科修了。医学博士。ボストン大学神経内科、神戸大学医学部神経科助教授等を経て、現在東北大学医学系研究科障害科学専攻高次機能障害学分野教授。専門は記憶障害、失語症、認知障害。脳機能障害患者の臨床も行なう。
「山鳥重」の著書たち
「山鳥 重」氏の著書たち
1)「わかる」とはどういうことか―認識の脳科学 (ちくま新書)
=われわれは、どんなときに「あ、わかった」「わけがわからない」「腑に落ちた!」などと感じるのだろうか。また「わかった」途端に快感が生じたりする。そのとき、脳ではなにが起こっているのか―脳の高次機能障害の臨床医である著者が、自身の経験(心像・知識・記憶)を総動員して、ヒトの認識のメカニズムを、きわめて平明に解き明かす刺激的な試み。
2)知・情・意の神経心理学
= 感情から知へ、感情・知から意志へ。脳損傷の豊富な臨床体験をベースに、神経心理学の第一人者が、こころの仕組みに迫る刺激的で独創的な考察。
3)神経心理学入門==カスタマーレビューから
4)記憶の神経心理学 (神経心理学コレクション)
=本書は大脳損傷でみられる記憶障害の種々相を整理し、それを土台に記憶の大脳メカニズムを神経心理学の立場からまとめたものである。記述の重点は、記憶障害の中でも、その障害が大きく生活に影響を与えるような記憶、筆者の表現でいうと「生活記憶」の障害におき、最後の章では筆者なりの記憶に対する考えをまとめている。
5)ヒトはなぜことばを使えるか―脳と心のふしぎ 講談社現代新書
=脳・ことば・心――人間の内なる世界はここまでわかった。心がことばをつくり出し、ことばは心を統御する。失語症研究の第一人者が脳・心・ことばのメカニズムに迫る。
6)脳のふしぎ―神経心理学の臨床から
=読み書き、言語、視覚、記憶及び行為などのヒトの重要な機能は、脳の損傷によってどのような影響を受けるのであろうか。いわゆる失語、失行、失認などを含む高次機能障害を対象とするのが神経心理学である。 難解といわれるこの領域を著者の長い臨床経験をふまえてなるべくわかり易く解説しようとしたのが本書である。明晰な記述を通して著者は人の「こころ」に迫ろうとする。
7)脳からみた心 (NHKブックス (482))
8)対談 心とことばの脳科学 (認知科学のフロンティア)
=言語障害治療と脳の解明に取り組んできた神経心理学者と、認知という観点から言語と心の問題を探求してきた言語心理学者による対談集。互いの異なるパースペクティブと知見に触発されながら、脳・ことば・心の本質に迫る。
山鳥氏は、心は、意志+知+情の階層構造だという。
注)書評は、アマゾンから抜粋引用。


1 コメント

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Unknown (中村 哲三)
2017-11-21 13:31:35
山鳥先生
中村@(一財)テクニカルコミュニケーター協会と申します。
「わかる」ということで、先生にお尋ねしたいことがございます。できれば、お目にかかってお話しさせていただきたいと思っております。
テクニカルコミュニケーター協会はボランティアベースです。弊職は、現在、神戸のポートアイランドに勤めております。ひょっとしたら、先生は神戸にお住まいなのではないかと思っております。
できましたら、ご連絡いただければと思います。弊職のメールアドレスは、以下のとおりです:
tetsuzo.nakamura@electrosuisse.co.jp
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