MY DARLING!

大好きな彼、大好きなびわ(猫♀)と
あたたかい家庭をはぐくむために。
結婚準備からの道のりを綴っていきます。

入院レポ③ 2/28入院2日目

2008-03-18 | チョコレート嚢腫
入院2日目…の前にその前の夜のこと。

消灯前(22:00ごろ)くらいから、
また右下腹部から腰の辺りにだる重い痛みが続く。
痛み止めを貰おうかと思ったけど、我慢できなくもないので我慢することにする。

いつの間にかうとうとしていたみたいだけど、よく眠れなくて
2時間おきくらいに目を覚ましていた。(そのたびに時計を見てがっかり…)

朝方ようやく寝付いたかと思ったら、
5:30くらいから看護師さんたちの採血回りが始まって、そこからはもう眠れず(涙)
病院の朝は早いでス(:_;)


6:30 朝食配膳

明日の手術を控え、朝食の後に下剤を内服。ラキソベロン液10ml。
そのまま飲んでも水で薄めて飲んでもいいと言われた。
なんとなく飲みにくそうな気がしたので水で薄めて一気に飲んだ。
レモン味っぽいとか聞くけど、生ぬるくて味は分からなかった^^;

普段からコーヒー(というかカフェオレ)を良く飲んでいる私は
入院中だけでもカフェイン断ちをしようかとも考えたんですが、
やっぱり我慢できないので、あとで売店に行くことを決意する(笑)

9:15 回診

9時過ぎに婦人科の回診あり。Y先生・T先生ともう2人。
昨夜2時間おきに起きてしまったことを伝えると、
『明日は手術ですから、今夜も眠れないようなら導入剤だしますからね^^
 遠慮せずに言ってくださいね。』
と言われる。

回診後、病院をうろうろと歩き回る。
そういえばと実家の母に電話すると、なんだか寝起きのような調子の悪そうな声。
聞いてみると昨日から下痢・吐き気がひどいとのこと。
私の手術日にいけなくなりそうでどうしようかと悩んでいたらしい^^;

昨日だんなさまが手術の日は来れるって言ってたから、
無理してくることがないように説得する。

狭い病院なので、歩きまわるにもそれほどの距離もなく、
結局ベッドに帰ってきてしまう。

10:30 体温・血圧測定
11:00 術前の処置(剃毛・おへその洗浄・ふくらはぎの計測)

ベッドに戻って、持ってきたアジアンノットをしていると
なんとなく気持ちが悪くなってきた。
血圧を測りにきてくれた看護師さんに聞いてみると、
朝飲んだ下剤のせいで、腸の動きが促進されているのが原因じゃないかと。
それならしょうがないと諦めてアジアンノットを続けていた。

その後、今度は術前の処置のために別の看護師さんが。
まずはおへそを綿棒でキレイにしてもらい、足と手の爪の長さのチェック。
手の爪は結婚式用に少し伸ばしていたので引っかかったらどうしようと思ったけど
そんなこともなくクリア。

そして!

ドキドキしていた剃毛はなんとセルフで!!(笑)

いや、別にやってほしかったわけじゃないけど、
なんとなく看護師さんが剃るイメージがあったんですよね、勝手な思い込みで^^;

どの辺りまで剃ればいいかを指示され、電動カミソリを持たされトイレへGO。
ジョリジョリと剃る自分になんだか笑えてきました。


11:30 昼食配膳

昼食後はまた歩き回ったり、昼寝したりメールしたり。
今回入院した病院は、携帯電話の使用については
『絶対に電源を切る場所』
『電源は切らなくていいけど、通話はダメな場所』
『通話もオッケーな場所』
と区別がいくつかあり、病室内では音が鳴らなければ使用はOKとのこと。
なので、だんなさまからもパケット代がかかることを了承いただいて
ブログを見たり、メールをしたりとだいぶ暇をつぶさせてもらいました。

15:00 麻酔科のS先生が来る

うとうとしていると麻酔科のSという先生が来た。
まず問診表を書かされ、その後手術で使う麻酔の種類やそれぞれの役割の説明。
今回の手術で使うのは
  ・硬膜外麻酔
  ・脊椎麻酔
  ・全身麻酔

の3つとのこと。
手術の準備が終わったら、まず背中から硬膜外麻酔と脊椎麻酔を入れ、
その麻酔が効いていることを確認してから点滴で全身麻酔。
で、後は意識がはっきりした頃には全部終わっていますよ、と。

大事なこととして麻酔の危険や合併症の説明なんかも。
吐き気や頭痛、痒みは良くあることだそうで、
頻度は少ないけど重大なものとしては背中から入れる麻酔の針による神経損傷。
術後にビリビリしたりごくごく稀にマヒが残ったりすることもあるらしい。
その他こと細かく別紙に書きながら説明してくれた。
S先生はあらかたの説明が終わると、
あとでもう一人麻酔科の先生がくるからと言って病室を後にしました。

次に来たのは麻酔科の先生じゃなくて、手術室に入る先生。
女性の方で、この先生は手術の流れについて細かくお話してくれました。
どんな格好で手術室に向かうかとか、
手術室に入ったら、まずなにからするのかとか…
ファイルされた写真を見ながら麻酔を打つときの体勢とか細かいことも。

あと、気になることはないかということで、
ずっと気になっていた『摘出物』についての話をしてみた。
付き添いの人には通常見せることになっているそうですが、
希望があれば本人にも見せてくれるとのこと。
最近は写真を撮る方もありますよ~なんても言ってましたw

是非にと希望しました(笑)

でも、半分ボーっとしているといわれたのでだんなさまに写真を撮っておいて貰おうw


18:15 シャワーを浴びる

明日手術したら当分は髪も洗えないということで、
今日のうちにシャワーを浴びて置くように看護師さんからも言われました。
待っても待ってももう一人の麻酔科の先生が来ないので夕食前にシャワーを浴びることに。

18:30 夕食配膳

シャワーから戻ってくるとちょうどだんなさまが病室来訪。
と、同時に麻酔科の先生も(笑)
しかも夕食も運ばれてくる。

なんでこう皆いっぺんに来るかな^^;

後から来た麻酔の先生の話では、さっき来たS先生は研修医の先生とのこと。
手術には二人で当たりますが自分が付いていますから大丈夫です!!と、
念入りに念入りに言っていた(笑)
あまり念を押されると返って不安なんですけど…

その後、コンビニで夕ご飯をかってきただんな様と一緒に夕食。
明日は何時ごろ来たらいいかななんて話をしながらご飯を食べてたら
あっという間に面会時間終了。
帰っちゃう背中が淋しい(:_;)

22:00 消灯
23:00 眠れなくて導入剤をもらいにいく

この日、24:00以降は手術のため絶飲食となっていたので、
24:00になる前に薬を貰いに行って飲んだ。
薬を飲んでから30分もしないうちに眠りについたものの、
翌日は4:30には起きてしまった。

やっぱり緊張してたのかなぁ…

入院レポ② 2/27入院当日

2008-03-16 | チョコレート嚢腫
さて、ここからは入院時につけていた日記をもとにレポします。



10:00 自宅にてシャワーを浴びる(本当はお風呂が良かったけど…)

前日の夜にもお風呂に入ったのですが、
病院ではいつ入れるのかまったく分かっていなかったので
念のため、出かける前にシャワーを浴びて髪を洗いました。


12:30 自宅を出発。バスにて病院へ向かう。
13:15 病院着

病院に着くと、まずは入院受付にて事前に渡されていた
・入院申込書(連帯保証人の署名・印付)
・自己申告書
・保険証
を提出し、その後産婦人科の方へ案内されました。
時間帯のせいなのか、産婦人科の待合室はガランとしてて不思議な感じ。
産婦人科では身長・体重を計測。155.4cmの47kgでした。

そして病室へ。
今まで親戚や友達のお見舞いとかでも個室しか見たことなかったので、4人部屋というのは見るのももちろん体験するのも初めてでちょっとドキドキ(笑)
それでも少し嬉しかったのが、窓際のベッドだったこと。
窓の外にうつる景色はコの字型の建物の吹き抜け?部分で、味気はなかったけれど、すこし開放感があって落ち着きました。

15:00 担当看護師さんのカウンセリング

しばらくすると担当の看護師のSさんが来て、普段の生活についてとか改めて入院にいたるまでの経緯などカウンセリングの時間に。
喫煙・飲酒についてや、普段の起床・就寝時刻、家族構成などいろいろ聞かれました。
そうそうこのとき、入院計画書なるものを頂きました。いつ、なにをするとか細かく書かれているものです。
あと、血圧と脈も計って終了。

看護師さんとのカウンセリングが済み、ちょっとフリーの時間ができたところで病院の探検がてら売店に手術後必要なものを買いに。
・T字帯(ふんどし)
・産科用ナプキン(とにかく大きいナプキンでした)
・ヌーベル2枚(マジックテープで止められる腹帯)
以上で3,920円。

お昼をしっかり食べている時間がなかったので少しお腹が空いてきてしまい、売店前の自販機でカフェオレを購入。
今何か食べると夕食が入らなくなりそうなのでなんとか我慢^^;

17:00 診察

ようやくパジャマに着替え、まだぴんぴんしている自分が病院のベッドにいることに違和感を覚えていると、メガネの若い男の先生が診察があるからと呼びに来てくださいました。
この男の先生は研修医?のT先生。主治医は外来からずっとやってくださったY先生で、T先生は担当医になるとの説明を受けました。

病棟の処置室へ入ると、T先生がエコーを担当。
T先生とY先生、そして私も一緒にエコーを見ながら現在の状態を確認です。
私はなんとなく見てることしか出来ませんでしたが、Y先生とT先生はモニタを見ながらあれやこれや言ってる。何度も「オバリ」「オバリー」と聞こえたあと、そういえば思い出した。「オバリー」って「Ovary(卵巣)」だ。

エコーで現在の卵巣の直径を計ったところ、約10cm。
初めて見つかったときからだいたい1ヶ月1cmペースで育ってきたんだなぁと改めて思う。
右卵巣にあるという診断でしたが、このとき患部?は子宮の上に乗っているような感じで、子宮を少し左の方へ圧迫しているらしい。

そういえば入院する2~3日前から、右の下腹部から右側の腰あたりにかけて生理のときのような鈍痛が続くことを話すと、この大きくなった卵巣が他の部分を圧迫してしまっているためだろうという話でした。

またY先生から
『mayさんは特別どの方向に切ってほしいとか希望ありましたっけ?』
という質問が。

『希望は特にないので先生のやりやすいように切ってください。』って言ったら笑われちゃいました^^;

先生の話では、最初の開腹手術は縦でも横でも良いのだそうですが、今後再手術や帝王切開などがあったときに、横だとやりにくくなるのだそう。
『もう見る人もそんなにいませんから、傷口にはこだわりません』といったら、
T先生に『そんなに?』のところを拾われて突っ込まれたりも…(笑)

そんなこんなで診察が終了。処置室を出る前にY先生が
『今日・明日は元気だしやることなくて暇だと思うけど、病院になれるのに使ってくださいね。』
と言ってくれた。
分かってくれてるな~とちょっと嬉しくなりました。

18:30 夕食配膳

夕食はお味もまあまあ。病院食っておいしくないって聞くけどここの病院はそんなこともないかなと。
ただご飯200gって普段の私が食べる量よりもかなり多めでつらかった。
全部食べちゃったけど、苦しいから明日はちょっと残そうかな…

19:30 だんなさま登場

夕食後洗面室が空いてから歯を磨きに。戻ってきたらなんと病室にだんなさまが!
今日は出張だったから来ないと思っていたので余計に嬉しくなった。
お土産に名古屋リラックマ。
リラックマがエビフライにまみれているキーホルダー(笑)。
あと、手術の日に来てくれるって言ってた両家の母に渡す用のお土産も。
お見舞い来てお土産ってなんか変だけど、気を使ってくれたのが嬉しかった。

20:00 面会時間終了、だんなさま帰宅

病院の入り口までだんなさまを見送って、あとは日記をつけつつ就寝準備へ。
右腰の痛みが波のように、強くなったり弱くなったり。

22:00 消灯

なれないベッドで眠れるか心配しつつ、入院初日が終わりました。



入院レポ① 入院準備

2008-03-13 | チョコレート嚢腫
2月の末に子宮内膜症による卵巣嚢腫の核出手術を受けました。
ただいま自宅にて静養中のmayです。


病気が分かってから入院にいたるまで、
同じような病気で手術を受けられた方のブログを拝見して
心の準備&入院の準備など、すごくすごく気持ち的に助けられました。

私も、この病気について考えられている方や
これから手術をしなくてはいけない方の参考になったらいいなと思い、
入院中につけていた日記(メモ)を参考に少しずつアップしてみようと思います。


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2月18日の三者面談で入院が決まってから。

結婚式の準備やパートをしながらぼちぼちと入院の準備を始めました。


病院から指定された持ち物としては

□保険証
□診療券
□印鑑
□筆記用具
□懐中電灯
□洗面用具・石鹸・シャンプー
□はし、スプーン
□ティッシュペーパー
□湯のみまたはマグカップ
□すべりにくく、音のしにくい履物
□T字帯(ふんどし?):1枚
□産科用Mナプキン:1袋
□ヌーベル(腹帯):2枚

 ※上記3点は病院の売店で購入できるということで当日買いました。
□生理用ナプキン:どのくらい必要かわからなかったので多い日用6個とライナーを少々。
 ※かさばるので足りなければ誰かに持ってきてもらおうかなと。
□バスタオル(ベッドに敷く用):3枚
□タオル(清拭用含め):4枚
□着替え(下まで開く前開きのネグリジェ):2枚
 ※タオル・着替え(パジャマ&浴衣)は病院に来ている業者さんのレンタルを利用しました。
□ショーツ(ウエストに余裕のあるもの):適当
□ガウンまたはカーディガン
□曲がるストローまたは吸い飲み

ちなみに、青い字の持ち物は入院中使いませんでした

あと、自分の意志で持っていったものは

□文庫本2冊
□アジアンノットの道具少々(笑)
□ノート(日記用)
□手帳
□お財布(中のカード類はだんなさまに預けちゃいました)
□靴下の替え
□ビニル袋数枚

…こんなところでしょうか。


入院時、そんなに荷物が大きくならなかった一番の理由はタオルとパジャマ。

私が入院することでご飯のしたくとかもだんなさまの負担になってしまうので、
洗濯の必要がないように、有料ではありますがレンタルのサービスを利用しました。

ここの業者さんのレンタルは1日500円。
ちょっと高く思えるかもしれませんが、
タオルもパジャマも必要に応じて好きなだけ貸してくれるので便利でした。
(ベッドに敷く分とか、枕の高さを変えるのに使ったりとかひざ掛けにしたりとか…)


 
荷物が整っていくたびに、なんだか入院の実感がわいてだんだん淋しくなっていきました(笑)


退院しました!

2008-03-10 | チョコレート嚢腫
3月9日(日)。
だんなさまにお迎えに来てもらって、無事退院しました


術後の経過もよく、今のところ傷口もきれいだそうです。

病院ではかなり歩き回っていたので体力は落としていないつもりでしたが
やっぱり病院にいるのと家にいるのとでは違いますね^^;

朝少し動き回ったところで疲れてすでに眠いです


入院中には日記などつけていたので、これから徐々にアップしていこうと思います。




我が家はいいなぁ♪
そんな思いでいっぱいデス。

みなさまからの励ましコメントにも力づけられました。
本当にありがとうございます。