お帰り

中居さんのアーモンドアイ＠いいとも。
綺麗なぱっちりお目目が戻っていてよかったー。

昨夜「とりあえず」と書いて、続きがなかなか
書けないでいます。
終わった時点で「よかったー」「最高！」と
叫んでいなかったことで、お察しくださいませ。（苦笑）

いえ。よかったんですよ。
普通にドラマとして面白くてよくできていたと思います。
でも、特に前半は城西支部時代とのテンポの違いに、
「これはHEROだよね？くりゅたんだよね？」と
自分に言い聞かせながら見ていました。
HEROらしく見せようとする（？）ドタバタした（？）
カメラワークなども空回りに見えてしまって。

あ。中田選手引退のテロップが入ったことも
現実に引き戻される大きな要因だったかもしれません。
いろんなことが去来するのを押さえて、必死にドラマに
戻ろうとしましたから。
これも何かの縁ですかねえ。
で。
もうもう、一心に久利生検事の目を見つめておりました。
あの「目」は変わらぬ久利生検事の目でしたから。
髪型などで見た目を５年前と同じにしてくれていたら
もう少し楽だったかもしれません。
でもそれがなかったので、必死に目を見つめていました。
それにしても、なんであそこまで日焼けしていたんだろう？
石垣島から直行ならまだしも、前赴任地は北海道、
しかもつい最近まで冬→春だったわけで。
まあ、検事でもバカンスで南の島に行くこともあるので
しょうけど。
そんな風に自分の中で補わなければならなかったのも
気が散った一因かなあ。
釣り好きということで、計算して焼いたのだったら
まだいいんだけど～～～ぶつぶつ。

堤さんの「久利生は寅さん」でちょっと思ったんですけど。
寅さんって、どこに行っても寅さんじゃないですか。
一目でわかるビジュアルで。（笑）
もし久利生でそれをやりたいのなら
（やりたいわけじゃないかもしれませんが・笑）、
やはりビジュアルは変えない方がよいのでは？と。
違う風景の中に立つ寅さんは、
言葉が適切かはわかりませんが、アイコンのように
寅さんでいてほしいというか。
寅さん、古畑、コロンボetc.・・・
あちこちに出没する主人公は、一目でそれとわかるスタイルを
持っていますよね。
今回はダウンジャケットがその役目を果たしていたと
思いますが。
もちろんね。ファンは、あの目に、面構えに
変わらぬ久利生を見るわけではありますが。
アイコン的に変わらないというのも面白いような気がして。
素人考えです、はい。

逆に、見慣れた城西支部の中では、５年の歳月を重ねた
くりゅたんがすごく自然に感じたんですよねー。
いつもの風景の中に立つことで、本人の上に流れた
年月を感じられたのでしょうか。

内容は、中井さんの自供のあたりから、
どんどん引き込まれてきて、
単なる田舎の事件かと思われたものが、
大きな事件に絡んできて・・・面白くなってきたー！と
思ったところでおしまいでした。（笑）
こういうところがHEROの醍醐味でもあるよね。
通り一遍に済ませれば済んでしまうことを
久利生検事が「納得」いくまで調べるうちに
巨悪に行き当たる。
巨悪っていうのは、権力による悪であって、
権力による悪を許さないというのも、このドラマの
重要な要素かな、と、憲法学者さんのコラムなどを
読んで思ったことと繋がってきたりして。

そうそう。久利生検事が言ってました。
「この国の法律は、人を起訴する権力を検察という
組織ではなく、検察官という個人に与えている」と。
権力を持つ人間のあるべき姿勢というものを、
久利生検事は身をもって表しているのかなあと思います。

なんだかんだ言って、HERO、大好きなんですよ。
書けないなんて言っておいて、なんだかんだ
随分言っちゃった

気持ちが一番高揚したのは、やはり城西支部に
くりゅたんが迎えられたときでした。
ここから２時間見たかった。（笑）

お帰り、くりゅたん