眠れよ。

▽前夜のお酒が抜けきらなかったのか、そもそも平時の睡眠時間が足りていなかったのか、月曜日は授業もバイトも無かったのでがっつり寝てしまいました。


▽寒いですね。

エアコンを点けるとのどをすぐに痛めてしまい、そこから満身的な体調不良につながるので暖房なしで自室では過ごしています。

外から帰って上着を脱いだら室内用の上着を着る。

今朝はここ最近で一番寒いので手袋をつけてパソコンをいじっております。

ただいま草木も眠る丑三つ時。

「草木“も”眠る」ということは人間なら当然寝ている時間なわけですよ。

この言葉が広まった当時は。

「草木も眠る丑三つ時、いわんや人間をや」という反語法が後半には続くんじゃないですかね。

真っ暗だもんね。

電灯もなかったし、油代はかかるしで日没後はすぐに寝ちゃう。

そして夜明けとともに起床。

夜が明ける1，2時間前が、夜更かしな人でさえ眠ってしまう時間だった。



▽今は違う。夜型の生活をしている人が多い。

twitterにみられる語彙を調べる中で、時間帯別に表出する単語が違うのではないかと思って、平均的なデータを取るべく一時間ごとに区切って調査をしています。

2時3時台もみんな元気なんですよ。ネットの中では。

「明日始発なのにまだおきてる。やばみ」

「眠みなのに寝れない」

とか。ケータイ構ってるからだろっていう言葉は置いて措いて。


▽4時台になるとようやくツイートの勢いが衰えます。

なくなるわけではないけどね。

昔との就寝時間・起床時間のズレ・生活リズムの多様性がことがこんなところでも確認ができるんですね。


▽かつてみんなが寝静まっている時間を表現する言葉でもあった「草木も眠る丑三つ時」、

今は「オタクも眠る寅三つ時」の方がしっくりきそうだなと思いました。



▽この言葉ができたのは陰陽道の呪術に関することが発祥だ、

方角と時間を示すのに同じ十二方位図を用いていた時代背景もある、

呪術的儀式の執り行われていた鬼門の方位に重なる時刻が丑三つだ、

単に寝静まっている時間を表現する言葉ではない、

などなどありますが、

細かいことはいいんだよ。

言葉遊びを楽しみたいんだよ。