酷暑の日々が続く中
我が狭小の庭のバラが、つぼみをつけていました。
今の時期
バラのつぼみは 切ってしまった方が良いそうで、
切ったつぼみは テーブルの上で、花開きました。
このバラは、
次男の勤務する会社が
もう10年ほども前に扱った
『デビッドオースチン』の鉢苗の 売れ残り一鉢を
持ってきてくれたものです。
もらったバラを ほったらかすこと数年。
4年ほど前に初めて
土を入れ替え、鉢も植え替えて手入れをしました。
悲惨な状態だったバラが、生まれ変わりました。
やはり ちょっと手を掛けると
葉の色も枝の勢いも違ってきました。
ガーデニングのチャンネルを見たりするようになり
義父から受け継いだものも、元気に育つようになって来ました。
やはり 愛情ですかね?
小さな庭でも
小鳥が千両、万両の赤い実を食べに来て。
ミツバチ、アシナガバチ、ドングリバチが、
交代でサルスベリの花の蜜を吸っている。
大きなアゲハチョウが、
貧相なキンカンの葉っぱに卵を産み付けて。
ある日、キンカンの柔らかい葉先が丸坊主になり、「モスラ」が出現!
♪♪~~モスラーや!モスラ~~♪
葉っぱごとちぎって、
お隣の広い夏みかん畑へ引っ越していただきます。
隣の畑には
夏みかんの木が数十本あるのに、
なぜ
うちの哀れなほど小さくてヒョロヒョロのキンカンに来るかなあ・・・??
おしゃれな草木も
垢抜けたグリーンもない 狭庭
飽きずに眺める。
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夫は 先日 PET検査(陽電子放射断層撮影)を受けました。
結果はまだしばらく先ですが
あまり
良い結果とは考えにくい。
どうなっても
なるようにしかならない、と自分に言い聞かせている。
検査から帰って来て 疲れたのか
うとうと寝ている夫の顔を眺めていました。
シワとシミが いっぱいだ。
はるか昔
高校の同じクラスの同級生だった。
高校・大学時代 付き合っていたわけじゃない。
どういういきさつで結婚にまで至ったのか
・・・・・・
プロポーズされた記憶がない。
私は ホントに記憶力がない。
なぜ この人が良かったんだろう?
でも きっと
好きだったんだろうね・・・??
この人を。
この人に胸キュンしたの?
うーーーーんーーー??
夫の両親との35年間の同居生活
『今度生まれ変わったら、絶対長男とは結婚しないぞ!!!』
と 心の中でつぶやく日々だった。
けど
明日の心配をすることなく暮らせたことは
夫に感謝 感謝。
赤の他人が
夫婦として45年
あとどれだけ一緒に居られるか・・・な