金田一少年の事件簿 上海魚人伝説(堂本剛)
金田一一 堂本剛 美雪 ともさかりえ
剣持刑事 古尾谷 雅人
美雪は、文通相手でもあったレイニーから父親殺しの犯人として
兄のシォロンが疑われている。助けてほしいと言う手紙をもらい、
はじめと一緒に上海に向かう。
レイニーの父親は雑技団の団長をしていた。上海に着いた2人だったが
しかし再び事件は起こる。
レイニーの父親に続き、雑技団の団員マルチナが殺される。
またもアリバイのなかったシャオロンが疑われてしまう。
逮捕されそうになるシャオロンとはじめは逃げる。
なぜかシャオロンは日本人を敵視している。
なかなかはじめを信じなかったシャオロンだが、
2人で逃避行を続けるうちに信頼感が生まれ始めていた。
上海に戻ったはじめとシャオロンだが、
事件は再び起こり、今度は雑技団のプロデューサー藤堂が殺され、
シャオロンが現行犯逮捕される。
シャオロンが犯人ではないと信じるはじめは、
剣持に日本で起きたある事件を調べてもらう。
そして剣持がはじめと美雪を日本に連れ帰るためにやって来るが
日本に強制送還される寸前、はじめはすべての謎を解いた。
シャオロンに絶対君の無実を証明すると約束したはじめは
警察の目を盗んでシャオロンを救うべく雑技団に戻る。
事件の影には悲しい昔の日本で起きた事件が関係していた。
その昔、日本であるひき逃げ事件が発生する。
その事件で1人の男性が死に、1人の少女が行方不明になっていた。
藤堂とマルチナ、雑技団の団長は窃盗団だった。
そしてその昔、藤堂とマルチナは日本で1人の男をひき逃げして殺した。
そして行方不明になった少女こそ、レイニーだったのだ。
レイニーは父親の車の荷台に乗っていて父親のひき逃げを目撃。
荷台に隠れていたレイニーを助けたのは団長だった。
見つかれば藤堂に殺される。そう思った団長はレイニーを自分の娘と偽り
上海で育てた。藤堂と手を切りたかった団長だが手を切れず自殺した。
その自殺を利用してレイニーが復讐していたのが事件の真相だった。
自殺しようとするレイニーを体を張って助けるシャオロン。
兄妹として育ったレイニーをシャオロンは愛していたからだ。
これが魚人伝説の結末だ。
最後にははじめちゃんと美雪の関係も告白して完結している。
この映画は、堂本剛主演の金田一少年の事件簿の最後の事件。完結編。
1997年、めめが生まれた年、25年前の映画だ。
堂本剛の金田一少年の事件簿は、この映画で完結している。
当然ながらキラは生まれてさえいない。
最後に流れるKinKi Kidsの曲は私にしてみたら、テンションが上がる曲。
この曲こそが金田一君の曲とさえ思う。
それぞれの人が演じた金田一少年の事件簿、
それぞれに個性があり思い出深いドラマではある。
でも私はやはり堂本剛のこの時代かな。
この映画、ずっとDVD化していなかった。ビデオでは持っていたけれど
残念ながら、もうデッキがなくて長い事、見られなかった。
みっちーのお陰でやっとDVD化してみることが出来て嬉しかった。
出来ることなら光ちゃんの銀狼もDVD化してほしいと思ってしまう。
見たくて見られないドラマも映画も、まだまだいっぱいあるんだよね。