知ってる人は知ってるけれど、知らない人は・・・そら、知らんと思いますがワタクシ、正社員を辞めてからかれこれ6年半。はやっ
その間、シゴトを選ばず色んなパートしてきました
その中で一番、絶対、続かへんと思いながら結局、神戸の作業場を閉めるまで丸3年いたシャツ製造会社。
ここでは工場で出来上がった紳士シャツの一部分をアイロン当てたりたたんで札を付けて袋に入れてと納品までの工程をやってました。
まあ、ずーーーっと事務やったから立ち仕事はめっちゃ辛かったけど、おかげでシャツをクリーニングに出さなくていいほどアイロン当てが上手くなりました~
いつかブログにUPしようと思いながら

と言うわけで上手な当て方教えますっ
①まず、襟を裏向けにし、形のままキレイに伸ばし広げます。当たり前ですがこの時、手でシワを伸ばしてください。
紳士物も同じでこんな感じに。洗濯で縮んだりしてるので若干、引っ張って伸ばす感じで広げてください。
襟を裏向けにするのはアイロンを当てる回数が増えると傷んで破れるし、しウールや化繊だと当て布をしてもテカるので。
②早速、当てましょう!襟の端から中央(タグ)に向かって左右から当てます
中央はちょっとくらい失敗しても首の部分でネクタイしたり伸びるのでごまかせます
紳士物は襟を折った後、ほんの軽く、シャって感じで首の辺りを当ててください。(回数を重ねて傷んで破れてこない程度に)
補足です。襟には外せる芯とそうでないものがあるので、洗濯前にチェックして外せるものは外しておきましょう。コレは外せないタイプ

よーく見ると襟先にプラの芯が入ってるのが・・・うーん、わかりにくいなぁ。おえかきツール使えなかった
③次は袖。この時も手でシワ、たるみを伸ばしておきます。あー、顔にも当てたい

袖付け部分からカフスまで一気に当てましょう。慣れたらコレだけで裏側もキレイになってますが念のため後ろも気になるところを当ててください。

ボケてますが、やりにくかったら台を縦に使ってみてください
カフス部分をこんな風に持ったらやり易いですよ
④次はカフス。内側から当てます。要領は襟の時と同じです。

広げて・・・

げげっ、紳士物に変わってるし
⑤そして前身。前身頃はまず、脇を当てます。

家庭用のアイロン台は小さいので台より大きなものを当てるときはポイントに当てておけばキチッと当てた印象に
⑥後は広げて後ろ身から、ダダーっと当てます。
⑦最後は前立てです。がっ!写真を撮り忘れてしまいました


前立てはボタンを止めても止めなくても合わせて当てても下前、上前と分けて当ててもお好みで。その時も必ず上下(襟と裾)を少し引っ張り気味であててください。
家で当てるとそのままハンガー収納が多いと思うのですがどうでしょう。また、機会があればたたみ方も?なーんて
家庭用のアイロンは温度が低いのでスチームも弱かったりしますが使った方がすべりがええしキレイになりますね。ん?うちのアイロンが古いだけか?
業務用のアイロン台やったらフットペダル踏んだらエアーでゴォーーーって下から吸ってくれてシャツ動かなくて早く仕上がるんですけどね。本気で欲しかった(笑)
ところで・・・アイロンを当てるって関西弁?