こんばんは、そしてメリークリスマス。mattari2010です。
今晩はチキンを食べケーキもいただきました。まぁどうでもいいですが、皇后杯もものの見事に外しまくったのも、まぁどうでもいいと思っていらっしゃる方がほとんどだと思います。別に反省も弁解もしないですが、改めて高さが重要と思い知らされた皇后杯でしたね。
気がつけば年末、インカレも終わりいつの間にやらウィンターカップも始まっておりました。ファイナルスコアしか見ていないのですが、心なしか接戦が多くなったなぁと思うオッちゃんです。オッちゃんが現役の頃は強豪校がほぼ勝ち残るのが当たり前の時代でしたから、サッカーもそうですが地域差がなくなってきたのではないでしょうか。これも選手の努力はもちろん指導者や強化活動のたまものだと思います。それに加えて今は上手い選手、強いチームの映像を簡単に見ることができますからね。バスケットボールスキルも科学技術も素晴らしいものです。
さて今回ですが何について書こうかなぁなどとノープランでキーボードに向かってしまって、はたと止まってしまいました。
さて、さて、さて・・・。
接戦が多いと書きましたが、試合の運び方や終わらせ方についてちょっと思うところを書いてみようかなと思います。オッちゃんが現役の頃はショットクロックは30秒リバウンドをとっても30秒だったような気がします。老化のせいか記憶があいまいです。何が言いたいかというと圧倒的にリードしている方が有利であり、リードしているということは基本的に相手よりも強いということで、アップセットの少ないバスケットボールでも昔は今よりも起き辛くなっていたのですよ。いまは24秒、リバウンドをとったりバックコートでポゼッションが変わると14秒と残り時間が少なくても逆転の可能性が昔よりも高くなっているのですね。これは見ている方としてはまだいける、まだ油断できないと応援にも自然と力が入ってしまい楽しいことでもあります。
20点差というのが一つの基準かと思います。リードしている方としては残り時間にもよりますが気は抜けませんがまぁセーフティリードです。追いかける方としてもこれ以上離されることは精神的にも時間的にも厳しくなってきます。この20点差というのも45-25と30-10では意味合いが変わってきます。考え方としてはリードされている方が点をとれているかいないのかということです。前者は45点取られているが25点はとっています。後者は30点しかとられていないといっても10点しか取れていません。これでは力の差は後者の方がありこのスコアを跳ね返すのは難しいでしょう。前者の場合、仮に前半でこのスコアだった場合残りの2Qで少なくとも20点差をつけて追いつかなければなりません。前者は25点取っていますからディフェンスを頑張って速攻を狙うなどして追いつく可能性はあります。しかしながら前半10点しか取れなかったチームが倍以上の得点をとりなおかつ相手を抑えるのは難しいということです。
今の選手はシュートは上手だと思います。少しの力量の差でも何十点も差がついてしまうことも学生ではあるかと思います。でも点差がついてもあきらめないこともまた精神論だけでなく重要なことです。20点差があったとき仮にこれが7-0のランをするともう13点差です。点差が三分の一減ったわけです。今度は4-0のランで十分です。するともう点差はひとケタ。3p三本で追いつくわけですし、相手の背中も見えてきます。チームの雰囲気もイケイケでしょう。相手も楽な展開から背後から迫られている感じがして逆にプレッシャーがかかってくるのも学生かと思います。極論をいうとひとケタなら今のルールでしたら残り二分でも間に合います。追いつけるということは追いつかれるということでもあります。
では勝っているときはどうしたらいいでしょう。オッちゃんがHCなら心の中で目標スコアを設定します。残り時間と点差からあと何点上積みすると相手は何点取らなければならないかと考えるわけです。最終的に一点でも多くとっていればいいのですから、目標スコアにあと12点だとすると相手は22点取らなければならないといった感じです。自分達の得点力、ディフェンス力を考慮してここまで取れば相手も追いつけないだろうという考え方です。追いかける展開なら相手を何点以内に抑えて自分達は終了までに何点取らなければならないかが明確になります。いずれにしろ大事なのはディフェンスでありそしてリバウンドです。これが遂行できれば慌てることなく相手に迫られてもあと何点取れば逃げ切れる、あと何点以内に抑えなければ負けると計算できるようになります。
これはオッちゃんの考え方であり、やっている方はそんな余裕はないよとかそんなうまくいかないよと思うかもしれません。指導者の方の指示に従って頑張って下さいね。あくまでもこんな考え方もあるよということです。バスケットでひとケタ差は何が起こるかわかりません。TOも信じられないことが起こることもあります。ですから追いかける方はまずひとケタを目指して、リードしている方はひとケタでは何が起こるかわからないつもりで動きをとめない固くならないことを意識して、試合に臨むようにしてみてください。いずれにしろ練習してきたことをすべて出し切れるように頑張って下さいね。
今回はこのあたりで。おしまい。