「マ・ペ・ラ・ス」という言葉は
フィンランドで生活をし始めてすぐに覚えた暗号。
デパートの扉、スーパーやらカフェのどこかで
必ず見る「マーペ・ラ・ス」は
例えば次のように表記されている。
ma-pe 9-21
la 9-18
su 12-18
ma-pe, la, su だから「マーペ・ラ・ス」
「マ」はマウナンタイの略で
フィンランド語で月曜日のこと。
「ぺ」はペルヤンタイ、金曜日。
「ラ」はラウアンタイ、土曜日。
「ス」はスーヌンタイ、日曜日。
上の表記を日本語で解説すると
月~金曜日は9~21時
土曜日は9~18時
日曜日は12~18時 の営業時間です。
となる。
ただし、8月が終わると日曜日は表記されなくなることが多々ある。
日も短くなって観光客も減るシーズンは
日曜日はどこのお店もたいていはお休みをする。
土曜日も営業時間は短めでプレ・お休み。
中には金曜日をプレ・お休みの前の日、
つまりクリスマスでいう12月23日を"イブ・イブ"
と呼ぶのと同じ感覚で営業時間を設定しているお店も多くある。
ma-to 9-20
pe 9-18
la 10-14
su
という風に。
ちなみにト(to)はトルスタイで木曜日。
日本のように7日間の間を挟んで
水曜日を中休みにするというのでなく、
月曜日から始まって始めの数日頑張って働いて
残りの週末はゆっくり過しましょう、
家族や恋人、友達と過しましょう、といった具合。
やるべきことは先にさっとやり終えて
残りの時間を自由に使おうとする意識は
一日の中でも見られる。
とにかくフィンランドの朝は早い。
お店や学校も朝7時も過ぎれば普通に
幾数もの人が建物内を行き来している。
そして、夕方4時も過ぎれば
トラムは車道、その他の交通機関は
家に帰ろうとする人でいっぱいになる。
日本にいた時の私の曜日の感覚は「マーぺラス」。
月曜日から金曜日は学校に行く。
土日はアルバイト。
翌日からはまた学校で週末はアルバイト。
曜日の感覚がなくなってくる。
フィンランドに来てからは「マーペ・ラ・ス」。
月曜日から金曜日は平日。
学校に行ったり、どこか別の施設に行ったりする。
土曜日にはこの休日に必要なものを
買い忘れていないかチェックして
忘れ物があれば街に出て買い物をする。
尋ねておくべき場所があれば
施設が閉まってしまう前に行っておく。
なぜなら土曜日はどこのお店、施設も
いつもより早い目に閉まってしまうから。
日曜日はお休み。
私だけがお休みなのでなく
街全体がお休み。
なので、家でのんびりするか
公園に行ってのんびりをするしかない。
しかし、のんびりするしかなくて
暇で何をしようかと思えるのが何とも贅沢。
確かにスーパーは一週間
休むことなく営業しているけれど、
たいてい
ma-pe 7-21
la 7-18
su 12-21
といった具合で土曜日と日曜日の間に
見えない休みが存在している。
ただし、最近新しくできたショッピング・モールは
夜遅くまで日曜日でも営業をしている。
日本人の私にとっては
いつでも買い物をしたり娯楽を楽しめたり
できる環境があるのはとても心強い。
だけれど、一方で
このままフィンランドが
一週間の曜日の感覚がなくなってしまうほど
毎日がんばって働き、がんばってお金を使って娯楽に走るような
国になってしまうのではないかと不安にも思っている。
フィンランドで生活をし始めてすぐに覚えた暗号。
デパートの扉、スーパーやらカフェのどこかで
必ず見る「マーペ・ラ・ス」は
例えば次のように表記されている。
ma-pe 9-21
la 9-18
su 12-18
ma-pe, la, su だから「マーペ・ラ・ス」
「マ」はマウナンタイの略で
フィンランド語で月曜日のこと。
「ぺ」はペルヤンタイ、金曜日。
「ラ」はラウアンタイ、土曜日。
「ス」はスーヌンタイ、日曜日。
上の表記を日本語で解説すると
月~金曜日は9~21時
土曜日は9~18時
日曜日は12~18時 の営業時間です。
となる。
ただし、8月が終わると日曜日は表記されなくなることが多々ある。
日も短くなって観光客も減るシーズンは
日曜日はどこのお店もたいていはお休みをする。
土曜日も営業時間は短めでプレ・お休み。
中には金曜日をプレ・お休みの前の日、
つまりクリスマスでいう12月23日を"イブ・イブ"
と呼ぶのと同じ感覚で営業時間を設定しているお店も多くある。
ma-to 9-20
pe 9-18
la 10-14
su
という風に。
ちなみにト(to)はトルスタイで木曜日。
日本のように7日間の間を挟んで
水曜日を中休みにするというのでなく、
月曜日から始まって始めの数日頑張って働いて
残りの週末はゆっくり過しましょう、
家族や恋人、友達と過しましょう、といった具合。
やるべきことは先にさっとやり終えて
残りの時間を自由に使おうとする意識は
一日の中でも見られる。
とにかくフィンランドの朝は早い。
お店や学校も朝7時も過ぎれば普通に
幾数もの人が建物内を行き来している。
そして、夕方4時も過ぎれば
トラムは車道、その他の交通機関は
家に帰ろうとする人でいっぱいになる。
日本にいた時の私の曜日の感覚は「マーぺラス」。
月曜日から金曜日は学校に行く。
土日はアルバイト。
翌日からはまた学校で週末はアルバイト。
曜日の感覚がなくなってくる。
フィンランドに来てからは「マーペ・ラ・ス」。
月曜日から金曜日は平日。
学校に行ったり、どこか別の施設に行ったりする。
土曜日にはこの休日に必要なものを
買い忘れていないかチェックして
忘れ物があれば街に出て買い物をする。
尋ねておくべき場所があれば
施設が閉まってしまう前に行っておく。
なぜなら土曜日はどこのお店、施設も
いつもより早い目に閉まってしまうから。
日曜日はお休み。
私だけがお休みなのでなく
街全体がお休み。
なので、家でのんびりするか
公園に行ってのんびりをするしかない。
しかし、のんびりするしかなくて
暇で何をしようかと思えるのが何とも贅沢。
確かにスーパーは一週間
休むことなく営業しているけれど、
たいてい
ma-pe 7-21
la 7-18
su 12-21
といった具合で土曜日と日曜日の間に
見えない休みが存在している。
ただし、最近新しくできたショッピング・モールは
夜遅くまで日曜日でも営業をしている。
日本人の私にとっては
いつでも買い物をしたり娯楽を楽しめたり
できる環境があるのはとても心強い。
だけれど、一方で
このままフィンランドが
一週間の曜日の感覚がなくなってしまうほど
毎日がんばって働き、がんばってお金を使って娯楽に走るような
国になってしまうのではないかと不安にも思っている。