まちとも こころのおもむくままに

闘病中のあなたへ

医療や障害支援の機器の進歩は、すばらしいものがありますね。
最近の新聞に、失語症を支援するアプリの開発や、声帯を失うなどして発語できなくなった時に自分の声で発声できる機器が開発されたという記事が出ていました。
病気などで失った機能を、様々な補助器具等で補っていくことは、その人自身の生きる力を支えることになるでしょう。

機能回復を支援する機器も様々な分野で開発されています。
それぞれの状態に応じて適切に使い、リハビリに効果が上がるようになればいいですね。

知人にくも膜下出血になり一命を取り留めた方がいます。
20年ほど前に発症しました。
その方は、手術から目が覚めたらすぐに、付き添っていた奥さんに手足の関節のマッサージをお願いしたとのことです。
2ヶ月ほどで退院し、リハビリに通うよう指示されたそうですが、自分でやるからと通いませんでした。
奥さんに仕事に出るように頼み、昼間は一人で過ごすようにしたといいます。
彼が言うには、一人になれば身の回りのことはすべて自分でやらなければならないので、その環境で過ごすことがリハビリだったとのこと。
半身麻痺があったようですが、1年でほぼ普通に過ごせるまでに回復したとのことです。

今では、そんなことがあったと言わない限りわからないほど、まったく普通に過ごしています。
車の運転も普通にしています。
彼が自分で行ったリハビリは、理にかなったものだったのだろうと思います。
日常生活で必要な動作を、時間をかけても自分で行うようにして、それに必要な機能回復に努めたためでしょう。

支援機器を上手に使いながらも、自分の意志で機能回復に努力することが大切ですね。

ブログ読者の中にも、闘病中の方がいます。
自分のこれからの生活像を描きながら、そこに向かって何が必要なのか考え、リハビリに努力していただきたいと思います。

遊水地の河津桜です。


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