まちとも こころのおもむくままに

「この紋所が目に入らぬか!」

テレビドラマ「水戸黄門」の決めゼリフです。
最近、ちょっと気になっていました。

地元のテレビ局で再放送していて、最近、シリーズ最初の1部を放映していました。
なにしろ1部が放映されたのは1969年ということなので、まちともは大学に通っている頃で、大学紛争の時代、テレビもない生活を送っていました。
シリーズ1部を見たのは、この再放送が初めてです。
何本か見たのですが、決めゼリフがないのです。
三つ葉葵の印籠を見せるのを1回見ましたが、決めゼリフではなく、水戸黄門が自分で示していました。

気になって、いろいろ調べてみたら、最初の頃は、身分を明かす方法を試行錯誤していたようです。
テレビドラマが放映される前に、水戸黄門を題材にした多くの映画が作られていましたが、そこでは三つ葉葵の印籠を出して決めゼリフを言うということはなかったようです。
テレビドラマの初期に演出を試行錯誤し、3部ころからこのせりふが使われるようになり、7部からパターン化したようです。

水戸黄門といえば、三つ葉葵の印籠を出して「この紋所が目に入らぬか!・・・」という決めゼリフを思い浮かべる人が多いでしょう。



これも、40年余にわたる放映で、毎回聞かされたセリフが知らず知らずに、そういうものだという意識を植え付けられてきた結果でしょうか。
マスメディアの持つ1面を認識したような気がします。

どこかのトップには権威主義的な対応は効き目がないでしょうから、国民の多くが「内閣総辞職」という印籠を突き付けていく必要がありますね。
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