まちとも こころのおもむくままに

繰り返さないでほしいバス置き去り

通園バス置き去り事件、近くで発生した事件だけに考えることが多くあります。
情報が出てくるたびに、こころが痛みます。
だれか来てくれるだろうとバスの中で待ち、暑さで倒れてしまった心境を思うと胸が締め付けられる思いです。
千奈ちゃんのご冥福を祈るとともにご家族にお悔やみ申し上げます。

この件は、子どもを預かる側の慢心が招いた事件だと考えます。
特に理事長については、幼稚園の運営に関わるべき人材ではなかったのではないでしょうか。
父親が設立した幼稚園で、2代目として理事長になりました。
幼稚園や保育園をはじめとして福祉関係の事業所は個人が設立するところが多く、社会福祉法人であっても設立者の家族が中心になって運営している事業所が多くあります。
家族経営は多くの問題を抱えます。
設立者は気概に燃えて事業を始めたにしても、それを引き継ぐ人が同じように運営できるとは限りません。
今回の事件の理事長にしても、幼児教育や保育に向いた人材とは思えません。
それが2代目としてトップに立っていたことが事件の背景にあるのではないでしょうか。

年齢的なことも指摘されています。
同年代の者として、危機管理がきちんとできる能力があるなら歳は関係ないと考えます。
危機管理ができるならもっと高齢でも問題ないでしょうし、危機管理ができなければ若くても就くべき役職ではないでしょう。
後継者を育ててきたのかどうかわかりませんが、歳を重ねて不安を感じるならトップを退くべきです。
周囲にそれを指摘する人材がいなかったのも家族経営の弊害です。

この理事長については、何十年ぶりかにこんな形で消息を知ることになり残念です。
誠意を持って対応してほしいと願うばかりです。

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