まちとも こころのおもむくままに

老老介護

先日、近くの知人を訪ねました。
80歳前後のご夫婦の2人暮らしです。
5年ほど前から奥さんが認知症になり、夫が介護しています。

介護している夫は腎臓に病気を抱えていて、人工透析が必要になっているようです。
奥さんは週3回デイサービスに通っています。
人工透析になったら、その日に通院すればよいと言います。
買物が大変だからと、昼夜は食事の宅配を利用しているとのこと。
いろんなサービスを使いながらの老老介護です。
けっこう明るいご夫婦で端から見るほど大変さは感じていないように見えます。

ただ、奥さんが一人で出かけて帰れなくなることが時々あるようで、スーパーの近くで道に迷っていたのを見かけたので自宅まで送ったことがありますよと伝えると、ちょっと困った顔になりました。
言わなければよかったかなと反省。
時々警察のお世話にもなるようで、交番に迎えに行くことも何回かあったとのこと。
一人で出ないように気を付けているけど、46時中目を離さないこともできないしと言います。

認知症になっても暮らし続けることができる地域社会をというスローガンを聞きます。
そのために、家族の介護負担をどのように軽減できるのか、どんなことを地域社会は支援できるのか、いろんな宿題を持ち帰ったような気がします。

加茂荘花鳥園の花菖蒲




   

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