ベタですな IBM
IBM:延べ4000人の社員が24大学で講師役、学生を青田買い:ITpro
IBMはグローバルで、中国をインドと並ぶ重要なサービス提供拠点と位置付けている。すでに、システム開発や保守、運用、技術サポートなどを手掛ける「グローバル・デリバリセンター」を、深セン、上海、大連、成都の4カ所に設置(写真1)。世界の顧客にサービスを提供している。
中国IBMのITデリバリ部門責任者、洪金城マネジャは、「中国のデリバリセンターは、IBMがグローバルで定めた品質やセキュリティ基準に準拠してサービスを提供している」とアピールする(写真2)。「デリバリセンターは人材が命。技術者の教育には多額の費用を投じている」と続ける。
具体的にどのような採用戦略を展開しているのか。最大のポイントは、中国の政府や大学と協力して、優秀な学生を優先的に獲得する仕組みを構築していることである。大学に寄附講座を設け講師を派遣したり、演習用としてシステムを提供したりする。その見返りとして、成績が上位の学生を優先的に紹介してもらうのである