呑気に自分の趣味に走る。

個人的趣味に走りまくった日々や、適当に過ごした日々をしがなく綴っています^^

『ラスト・フレンズ』

2009-12-16 19:39:50 | 本の足跡。
これ本当に読みたかったんです。ドラマのラスト・フレンズをダイジェストの紹介で見てから読みたくて読みたくて。はい、知った後に見ようと思ったら、その時間はチャンネル選択権が父親のものだったのです(泣

そしてうろ覚えの記憶とともに今回読むに至ったわけです。ほくほくしております^^

この話はドラマがもとのノベライズ化されたものですので、表現が文章化されていて、よりわかりやすくなっているのではないでしょうか。(個人的にはドラマ原作なのでドラマの方が好きですが)

【カンタンに内容紹介】
女の身でありながら、同性の女の子を愛してしまう瑠可の苦しみながらも、必死に生きる様を描いている。(松波のあらすじはアテにならんどす←)
昔の親友兼想い人との再会をきっかけに瑠可の周囲が目まぐるしく動き出す。

【訴えたいだけ訴えてみる】
ドラマの方だと役者が上手い!私はこの作品で上野樹里ちゃんと瑛太にベタボレしました!瑛太なんか銀色のシーズン見たら、役の幅広くて感動でした(感涙)
この『ラスト・フレンズ』という作品の内容は私は凄くいいものだったと思います。
題材とシェアしている皆の苦しみがバランスよく広がっていた気がします。
個人的に瑠可の強さが、強くあろうとしているところが凄く好きで、相手に思いが伝わらなくともミチルをDVをする彼氏から身をていして守り抜く姿は心打たれるものがありました。
皆純粋に恋してたんじゃないかと、僕は思います。
色々怖いこともありましたが、私はこの作品を是非とも推したいです。


2009/12/11読了。

『シシリエンヌ』著: 嶽本野ばら

2009-12-16 16:30:27 | 本の足跡。
【大まかな内容】
従姉妹と従兄弟との主従関係のような恋愛模様。中々耽美な表現が多い。

【感想】
最初これを読み始めた時、私は「これ所謂官能小説ってやつなのか?」と思いました。ご想像の通り、桃色なお話から入ったのです。

この嶽本野ばらという人がそれだけで終わりにするような人でないのは知っていましたので(とゆうか終わりにしないと勝手に思っていた)、そのまま読み進めました。

そうしたら。

溢れんばかりに、色々な話が生まれてくる。彼女のしていたこと、父親からされた行為。彼の深い愛情。幸せに埋もれる恐怖。

あの館では、障害をもった女性たちが住んでいました。

――――女優として。

何の女優かはご自分でお確かめくださいませ。

なんとも、幸せな終わり方と言っていいのか、よくわからない終わり方です。

個人的にはまさか過ぎて、「ぎゃー!何で好きでもない吹き出物くんとこ行ってしまうねん!」とか叫びたい思いでしたが(汗

読んで損はないものだとは思います^^

この人の恋愛観好きなんですよね、個人的に(笑
自分が確立しているっていいますかねぇ、うん。

この人のエッセイ本の『恋愛の国のアリス』も結構面白いです。乙女思考の方は受け付けると思います←嶽本さんはロリータ好きの乙女男子です(笑

それでは、機会があればぜひ。


2009/12/05読了。