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And This Is Not Elf Land

できごと

今回のNYCから

思えば、ほんの短い滞在で、いろいろありましたデス


その1 結局「夜出発」!

NYへの直行便は数便ありますが、そして、最近は羽田発の便もありますが(しかし、あれを利用するとしたら、都心に住んでいないと無理!)地方にすむものとして、時間的に一番便利なのはデルタ便なのです。朝一番の電車で発てば、余裕で搭乗時間に間に合う。NY着が午後2時というのもありがたい。その夜のショーにも余裕で間に合う。ということで、最近はデルタ便にすることが多いのでした。

しかし…今回は、数日前から寒波に見舞われて不安定な天気!最近のJRは、ちょっとでも不安要素があれば、すぐに運転を見合わせるからね(もちろん、それは仕方のないことなのですが)仮に、ダイヤ通りに地元を出発しても…どうも、新潟の豪雪地帯で運転見合わせ(停車)になりそうな可能性は大でありました。それならば、飛行機で羽田まで行こうか…とも考えていたのですが、出発前日になってみたら、天候不良で、半分の便が「欠航」!!
はぁ~っ!

それでも、前日の仕事をキャンセルして、前泊…ということだけは「意地でもしたくない」(?)という思いがありましてねっ!(ちょっと意味不明の「意地」?)

で…結局は、前日、すべての仕事を終え「高速バス」で発つことにいたしました!!!ここでも書いていますが、我が地元には、夜行列車というものは、もう無いのであります。その代わり、今では、高速バスが各社、価格・サービス競争で、しのぎを削っておりますけど。

どっちにしても、まぁまぁの乗り心地ではありました。しかし…日系の航空会社利用のお得なNY行きパック商品がいくつか出ていたのに…これなら、日系航空会社の出発時間にも余裕で間に合うのに~どうせなら、そっちにしときゃ良かった!!複雑な思いに駆られていた私でありました。(小市民ですな)


その2 家へ帰れない

で、そのデルタ便なのですが、行きはon timeの運行で、その夜のショーにも余裕で間に会ったりしたわけですが、問題は帰りでした。

機体の不良で、JFK出発が4時間半も遅れてしまったのでした。幸い、私は、NYを発つ前夜は「寝ない」ことにしていて、帰りの機内で睡眠をとり、帰国後も徐々に時差調整をしていくというパターンに慣れているので、座席に着くなり、ウトウトし始めまして、なかなか離陸しないストレスを直接的に感じなくて済みましたが(しかし、その代わりの「事件」もあったのです。それは次の項)

とにかく、成田着が夜の9時!JRはまず無理です…あとは、池袋へ直行して、高速バスの空席に望みをかけるか…しかし、JRの雪による運転見合わせによって、人々は高速バスに殺到している可能性がある。(たしかに、高速バスって…なんだかんだ言っても…天候の影響はあんまり受けないですよ)

高速バスに乗れなければ、池袋あたりのホテルに宿泊するしかないかな…と思っていましたら~私のように、終電に間に合わなくなって帰宅できなくなったお客さん、または、乗り継ぎできなかった(おもに中国・韓国の)お客さんのために、デルタが成田日航ホテルを準備してくれました。素泊まりと朝食まで持ってくれましたね…助かりました。おまけに、自宅=空港の往復で申し込んでいた大型スーツケースの発送も、ホテルのカウンターでも、問題なく取り扱ってくれましたし…いや~、日本のホテルマンの方々は、さすがに接客も丁寧だし、よく教育も行き届いていらっしゃる。帰宅は一日遅れたけど…やっぱり、日本はいいな~と一安心していたのですが…


その3 大変!! -忘れものにご注意-

で、ホテルの部屋に案内されまして…スーツケースの中から、パソコンを取り出そうとしたのですが

??!!

見当たらない…「えっ?」

ちょ…ちょっと待って~~~~

で、いろいろ思い出してみましたら…そうそう、手荷物として機内に持ち込んだ小型スーツ・ケースがパンパン状態だったので、ノートパソコンが傷むといけないからと、パソコンだけをスーツ・ケースから取り出して、オーバーヘッドビンに収納しておいたのでしたよ…ただ、それを取り出した記憶がないということは~

…あーーーーーっ、機内に置き忘れてきましたか???

うわっ、やばい!…というわけで、私も、前代未聞のヘマに慌てふためいて、ホテルの方に相談いたしましたら、いや~、有難いですね~日航ホテルさま…すぐ、空港の関係筋の方に連絡を取ってくださいました。で、数十分後にお返事が来たのですが、そのような忘れ物は無かったという…

えっ?

そのパソコンというのは、モバイル専用の廉価モノで、まぁ軽いのだけが取り柄みたいなものではあったのですが、で、最近は酷使しすぎてキーボードが浮いたような感じになっていて、やはりこの価格だな~と思ってはいたのですが…でも、まったく問題なく動いていましたし、無くなれば困りますよ!!


で、もう一度、よ~く考えてみました…
で、時間を17時間ぐらい戻してみて~~~

私は大変なことに気付きました!!!

JFK出発が4時間半遅れたと書きましたが、そのとき、機体の不調で、乗客全員、一旦搭乗した機体から降ろされ、別のゲートへ行って、別の機体に乗り込んだのでした。…先にも書いております通り、そのときの私は「半分寝ていた」状態でもありまして、どうも、元の機体のオーバーヘッドにパソコンを残してきた可能性が大なのでした!!!

ってことは、私のパソコンはJFKに?…これは、かなりややこしい話ですよ!成田に問い合わせても「見つからない」と言われるのは当然。

で、翌日、私はデルタ航空の紛失物問い合わせの部署へ連絡をとりました。…担当のお姉さま、冷たくもハッキリおっしゃいましたね(汗)

「その件については、一応承ってはおきますが…パソコンをお忘れになる方はよくいらっしゃるのですが、まず、戻ってはきません。諦めてください」

そ…そんな!

「パソコンをアメリカ国外に輸送するとなると、大変な手続きが必要なのです。向こうの職員がそこまでやってくれるとは思いません」

・・・・・・・・

確かに、言われることは分かります。
「パソコンというのは、扱いは厄介」
しかし、あのとき「機体変更」さえしていなければ、せめて成田までは持って来れていたのですよ!悪いのは、機体変更だろ?!

…でも、まぁ、これも、運が悪かったということなのでしょうか?



機内のオーバーヘッドビンって、190センチぐらいの身長でもない限り、自分で覗きこんで忘れ物を確認するのは無理ですからね。ホントに、意識して、置き忘れに注意しないといけないのですよね…私の場合は、機体変更という不測の事態が起きてのことでありましたが、それでも乗り継ぎなどをされる方なども、慌ててパソコンケースを置き忘れる…なんてことは起こりうることでしょう。

みなさま、ホントにお気をつけくださいね!!!

私の場合は、元々の価格も安く、且つ使い古しのパソコンだった…ということで、なんとか諦めようと思えば、それもできますが「ちゃんとした」パソコン、重要なデータが入ったパソコンであれば、泣くに泣けないでしょう。

それと、今回で14回目のNYC…毎回、「オバちゃんの無茶な一人旅」であるにもかかわらず、これまで、これと言ったトラブルに見舞われたことも無かったのは幸運と言えば幸運だったわけで~今回のことは、今後の授業料とすることにします。

縁があって、この記事をお読みのみなさまは、このような失敗は絶対にしないでくださいませ。降機するときは、必ず、この話を思い出してください(笑)


番外編 こんなのアリ?

NYの話に戻りましょう。

ジャロッドのライブに行く前、ちょっとカフェで時間つぶしをしておりましたら、カウンターの隣の男性が話しかけてこられました。

イスラエルから観光に来ているのだそうで、まぁ…オジサンではありましたが、私よりも明らかにお若い方でした。で、ジャズがお好きで、時々NYCにジャズを聴きに来るのが楽しみなのだと話されて…で、私は「私の周囲には、NYに来たことがなくても、ジャズが大好きな人はたくさんいらっしゃるのに、しょっちゅうNYに来ている私は、いまだにジャズの良さはわかりません」などと応えたりしまして~

で…「私の故郷でも、これくらいの雪は降りますよ」というような話をしたり、「日本人は英語が苦手な人が多いのにあなたは上手ですね」と言われるので(お世辞でしょう)「たしかに、CNNなどを見ていると、イスラエルの人はみなさん英語でインタビューに応じられますよね」などと話したり…まぁ、いい具合に時間つぶしができたわけですが…

「今夜、一緒にお食事しませんか?そして、明日、お暇なら、一緒に市内を歩きませんか?」

「この後、私の好きな俳優のライブに行くんです。で、明日は発つのです。ごめんなさい」


わお…NYって、何でもアリですよ(苦笑)
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