Hello the Masking Face 店主敬白&番頭日記

釣具を扱うビンテージタックルウェアハウス「Hello the Masking Face」の主と番頭が綴る日記です。

番頭日記20151021 「鱒の森」No.30とヘッドランプのお話し。

2015年10月21日 20時34分45秒 | 日記
どうも。番頭ですよ?
外出から帰ってきてポストを覗いたら、つり人社が出している「鱒の森」最新号が届いていました。
定期購読しているわけではなく、今回発売されたNo.30では、「10年もののトラウトギア。」という特集のなかの1ページを書かせていただいているので、掲載誌が送られてきたのですね。
番頭が渓流で使っているリール、ミノー、そして、ヘッドランプについて、あれこれ書いています。
今回は、そのヘッドランプについて、文字数の関係で記事では触れられなかったことを、少し。


 
シーバスなんかの夜釣りはもちろん、番頭は渓流にも必ずヘッドランプを持っていきます。
バッグやベストにひとつ装着しているほか、たいてい、背中のポケットなどにももうひとつ、ヘッドランプを入れています。
これは、渓流釣りをはじめてすぐの頃、釣りに夢中になっていて、気づけば足下もおぼつかないほどの暗さになってしまい、とてもとても怖い思いをした、という経験から来た習慣です。
皆さんもご存じでしょうけど、谷あいを流れる渓流では、夕刻になると山で光りが遮られ、想像以上に早いペースで暗くなっていく、なんていうことが多いのですね。
あれは5年くらい前になりますかね。
初めての渓へ行った際、水辺に出るまでに、電灯がまったく設置されていない、100m近いトンネルを抜けていかなければならなかった、なんてこともあり、そのときはこうした準備がたいそう役に立ちました。


 
今どきのヘッドランプは、大光量LEDのおかげで、軽くて明るい優れた製品が多くていいですね。
「鱒の森」の原稿にも書きましたが、番頭は大光量のLED1灯と、複数の低光量LEDのタンデムが好み。
手元、足下を照らす低光量のときはなるべく広い範囲を、大光量が欲しいときは、より遠くまで照らして欲しい。
こんな欲求を満たすには、複数の光量の違うLEDをそれぞれ搭載した構成のものが適しているのです。
 
番頭が選ぶヘッドランプのポイントは、もうひとつあります。
低光量のLEDに光量調節機能がついていること。
夜釣りでラインを結び替えるときなどは、手元を照らす光りが明るすぎると目が非常に疲れるので、なるべく光量を落としたくなるのですね。
日本のとあるメーカーから出ている大光量と低光量をタンデムで搭載したヘッドランプは、なぜか光量調節が大光量LEDでしかできません。
番頭にとってはこれがまったく理解できないのです。
低光量LEDは、手元の作業を照らすときと、歩きながら足下を照らすときなど、明るさを変えたいときがけっこうあります。
それに対し、大光量LEDを点灯するのは、とにかく明るい光が欲しいとき。
こちらを暗くするなら、最初から低光量LEDを点灯させればいいだけですし、なぜ「大光量のLEDだけ」に暗くする機能を持たせるのか、まったくわかりません。
その点、番頭が愛用するブラックダイヤモンドの「スポット」や「ストーム」は、大光量、低光量、どちらのLEDも光量調節が可能です。
これこそが合理的な設計なのではないかと思うのですが……。
 
皆さんは、どんなヘッドランプをお使いですか?
 
 
さてさて。
「Hello the Masking Face」のWEBショップでは、当店Facebookページの写真アルバムで紹介しているビンテージなリールを販売中です。
 
「Hello the Masking Face」Webショップ
http://maskingface.theshop.jp/
 
Facebookページ
https://www.facebook.com/themaskingface
 
軽さやギアの滑らかさなど、絶対的な性能では最新のリールに適わない部分もありますが、その分、今の製品にはない優美な装飾やユニークな機能を持ったものも少なくありません。
釣りという遊びで使う道具ですから、絶対的な性能を追い求めるだけでなく、こうした道具の“味”を楽しんでみてはいかがでしょう?
 
皆さまのご利用、お待ちしています。
「Hello the Masking Face」をどうぞご贔屓に。

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