Hello the Masking Face 店主敬白&番頭日記

釣具を扱うビンテージタックルウェアハウス「Hello the Masking Face」の主と番頭が綴る日記です。

番頭日記20140731 尺イワナと入漁券。

2014年07月31日 18時46分59秒 | 日記
どうもどうもどうも。
誰だっ。
最近は2週に1回くらいのペースで渓流へ行けてる番頭ですっ。

先日もまた栃木出身の釣り友達とともに、鬼怒川水系へと行ってきたんですが、今回は目先を変えて、今までと違うエリアに。
最初に入った川では、ミノーを引くとわらわらと魚が追いかけてくるものの、追いかけてくるだけで食わない、というオアズケ状態を食らってしまいました。
釣り客が多いエリアではそういう状況はよくあることですが、でも同時に魚影も薄くなっているのが常。ここ、というポイントでは10匹近い魚が追いかけてくる、でも、食わない、なんていう状況は、初めて経験しました。
次に入った川では、今季イチとなる30cmのイワナが。
鳥か動物につけられたのか、体側に痛々しい3本の爪痕が残っていました。
回復してくれることを願い、そっとリリースしてきましたよ。

こんなカンジで番頭がここ数年ハマっている渓流釣りでは、基本的にその河川を管轄する漁協に入漁料を払って釣りをします。
場所によっては漁協の人が釣り場を回っていて、そのときに入漁料を払った証である「入漁券」がないと、「現場売り」と言って、通常よりも高い料金を支払わねばなりませんし、そもそも入漁料を払わないでする釣りは、厳密には“密漁”ということになってしまいます。

実際には漁業権が設定されているのは渓流に限ったことではなく、たいていの河川のどんな場所にも漁業権は設定されています。漁業権は各エリアごとの漁協が管轄し、各漁協はそれぞれに遊漁や漁、採捕について、細かな規則を定めているのです。
釣りをはじめとする自然の魚に対する遊びや漁は、こうした漁協ごとのルールのほかにも、各都道府県がまとめている内水面漁業調整規則という名前の規則に従わなければなりません。
つまり、たとえ漁業権が設定されてない水域があったとしても、この自治体ごとの規則が適用されるため、禁漁期や釣りの禁止区域、採捕に関するものなどといった各種のルールには従わなければならない、ってことになっています。
「この川は管轄している漁協がないから禁漁期は関係ない」なんてことを言って、晩秋や冬にイワナやヤマメを狙う釣り人がいますけど、それは大間違いなのです。

たとえば多摩川で釣りをする場合、東京都、あるいは神奈川県の内水面漁業調整規則に従わなければなりません。
以前、「フェネック」というクルマ雑誌に「多摩川に遡上してきた稚鮎を釣る」っていう記事が掲載されたことがあります。
手軽に数が釣れるうえ、数cmの大きさとはいえ、鮎は鮎。食べると美味しい。そんなノリで書かれた記事でしたが、実はこれ、けっこうとんでもない話し。
東京都の内水面漁業調整規則では、鮎については「一月一日から五月末日まで採捕禁止」、さらに、大きさについても、「全長十センチメートル以下」の採捕を禁じると明記されています。

http://www.reiki.metro.tokyo.jp/reiki_honbun/g1011090001.html

神奈川県では大きさに関する規則はないものの、やはり5月31日までは禁漁となっているので、川を遡上しはじめたばかりの時期に多摩川で鮎を釣るのは立派な“密漁”ということになってしまうのです。

ちなみにこの内水面漁業調整規則は漁業法という国の法律に基づいて制定されているもの。罰則もあり、どこの自治体の漁業調整規則にも、
「六月以下の懲役若しくは十万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。」
とまず間違いなく明記されています。
つまりこれは、入漁券を持ってない釣り人を見つけたら、警察に通報すると、ちゃんと対処してくれる、ってことを意味しています。
違反をしたら、半年以下の懲役か、10万円以下の罰金、あるいはその両方。
前述の雑誌記事がいかにとんでもないものだか、おわかりでしょうか。

まぁ、実際は常習的な違反であるなどよほど悪質なケースでない限り、罰則が適用されるようなことはないでしょう。しかし、こういうルールがあることは頭の隅に置いておいたほうがよいでしょう。


さて。
「Hello the Masking Face」は、Webショップとヤフオク!を通じ、屋号の由来となっているクローズドフェイススピニングリールをはじめ、さまざまなリールを販売しています。

「Hello the Masking Face」Webショップ
http://shop.maskingface.com/

ヤフオク!
http://openuser.auctions.yahoo.co.jp/jp/user/shok914

昨日はヤフオク!経由で「Abu Garcia 1044」と「Abumatic 440」をお買い上げいただきまして、主ともども、感謝の涙に咽び泣いておりました。
何せひさびさの売り上……。いやいや。

「Hello the Masking Face」では、皆さまのご利用、お待ちしています。


こうした古い杉並木を通ると、栃木へ来たな、という実感がわきます。


追っては来るけどなかなかルアーを食ってくれない、という状況のなか、流れのなかからルアーに食いついてくれたイワナ。なにを食べているのか、ちっさいのにおなかはぱんぱんです。


水面下で大きくえぐれた岩の下から飛び出してきた30cmのイワナ。ネットが小さめなので、かなりはみ出してしまいます。


写真だと分かりづらいですが、背びれよりも後ろの部分に爪痕が残っていました。


最近はもう早朝からでもウェットウェーディングです。最近はPaz Designsがお気に入り。


帰り道、東北道の佐野S.A.に寄ったので、「レモン入牛乳ソフト」を。

番頭日記20140721 保険、入ってます?

2014年07月21日 15時34分11秒 | 日記
どうも。番頭です。
なんだかひさびさにちゃんと雨の降る梅雨、といった感のある関東ですが、一方で甚大な被害の出てしまった地域もありますね。
皆さんのお住まいの地域はどうでしょう?

先日、今年3度目となる渓流ミノーイングに行ってきたのですが、こんな状況にも関わらず、渇水は相変わらずで、ぱっとしませんでした。
朝イチに堰堤で粘ってイワナとヤマメを1匹ずつなんとか釣り上げたものの、流れのなかからは15cmにも満たないヤマメが1匹釣れたっきり。
同じエリアでも水系が違うとまた水況は違って水量が豊富だったりもするようなので、雨の降り方にムラがあるというか、地形的な問題なのかもしれません。

さて。
以前にちらりと書いたように、今回はちょっとだけ、保険のお話しを。
釣りはアウトドアでの遊びだけに、一歩間違うと、命の危険に関わる危険をはらんでいます。
もちろん装備やちょっとした心がけ、警戒心、周囲に対する観察眼などを経験とともに養うことで、これらの危険性は低く抑えることが可能です。
しかし、そのリスクをゼロにすることはできません。
先日のエントリーでも、

「川で転んで鎖骨とアバラ骨折+前腕3針縫合、退渓したらバイクが盗まれて派手に壊れて道端に転がっていたというなんだかな、な日でした」

なんていうケースを紹介しました。
バイクが盗まれて~、という下りはともかくとして、渓流での転倒はまったく珍しいことではないですよね。倒れる場所や、倒れ方によっては、こうした大怪我を負ってしまうことも十分あり得ます。

このかたの体験談を読んだから、というワケではないのですが、最近、番頭が個人的にチェックをはじめているのが「障害保険」です。
前述のような怪我を負ってしまうと、治療にもけっこうな金額がかかってしまいますし、仕事や日常生活にも差し障りがでてきます。
皆さん、こうしたときのための保険って、入ってらっしゃいます?
ちょっと調べてみたところ、Yahoo! JAPANでは、Yahoo!プレミアムの会員専用として「ちょこっと保険」というサービスを展開していて、そのなかに、「アウトドア派プラン」っていうものがありました。

https://insurance.yahoo.co.jp/member/pr_cho/plan/outdoor.html

月額440円から加入できるお手軽さながら、「リュックが破れた」「カバンを盗まれた」「デジカメを落として壊した」といった携行品の損害に対する補償もついています。
ちなみにこの携行品に対する保険、以前は釣具も対象だったのですが、2011年5月以降、釣具だけが対象外になってしまったんですよね。
「携行品の保険金支払いのうち、漁具関連のお支払いが突出して多く、加入申込人相互間の公平性を損ねる結果となったことです。Yahoo!プレミアム会員向け保険制度の維持のため、何卒ご理解のほどお願い申し上げます。」
とありますから、よっぽどだったのでしょう。

また、アウトドア用品のメーカー、モンベルも、富士火災海上保険株式会社と協力し、アウトドアを楽しむ人のための傷害保険を提供しています。

http://hoken.montbell.jp/

さすがに本格的な登山用品を扱っているメーカーだけに、その保険の内容も本格的な野外活動に合わせたものになっています。

こうした保険に改めて加入するのも手ではありますが、その前に、自分が「知らず知らずのうちに加入した保険がないか」というチェックも大事です。
たとえばクレジットカードによっては、旅行傷害保険がついているものが少なくありません。
また、賃貸住宅にお住みの場合、借家人賠償責任保険に加入されたかと思いますが、これの特約で、外出時の怪我などが補償される場合もあるようです。

番頭もまだ考慮中で、これらの保険に入っているワケではありません。
入ったほうがよさそうだけれど、いざ入るとしてどの程度の契約にするか、どこの保険にするか、考えている最中です。
いずれにせよ、保険に入ればそれで終わり、ではなく、どんなケースでどんな補償が受けられるのか? どんなケースが免責になってしまうのか? など、詳細をきちんと把握しておくことが必要でしょう。


さて。
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それでは、「Hello the Masking Face」をどうぞご贔屓に。




番頭日記20140714 小さいけど綺麗なヤマメが遊んでくれました。

2014年07月14日 15時56分55秒 | 日記
どうもどうも。
番頭です。
台風8号が通り過ぎて以来、暑い日が続きますね。
釣り好きがますます水辺の景色を渇望する季節です。
釣り、行ってますか?



番頭はといえば、先日、今季になって2度目の渓流へ行ってきました。
「何をしても釣れた」のが前回なら、今回は「何をしても釣れない」、そんな1日でした。
たった2週間で渇水が進み、状況は激変。
ルアーを引いてもチェイスがない。追っても食わない。食っても浅い。
ルアーを変え、アクションを変え、狙いどころを変え。
いろいろ策を弄したつもりなのですが、基本的なテクニックと経験の不足はいかんともしがたく、極端な状況下ではさして効果もありません。
けっきょくなんとか1匹を釣るのがやっとでした。
でも、こういう日は、たとえ1匹でも、そしてそれが小さかったとしても、釣れたという事実がとても、とてもうれしいものです。
特にこの日釣れた1匹は、パーマークも鮮やかで、なんとも艶めかしい美しさでした。
こういう魚に出会えると、雌雄の別なく「山女魚」という字を当ててしまった先人の気持ちがとてもよくわかる気がします。
山間の景色の素晴らしさと、釣れる魚そのものの魅力。
渓流釣りって、ホントに楽しいです。


ところで。
とあるSNSで、
「川で転んで鎖骨とアバラ骨折+前腕3針縫合、退渓したらバイクが盗まれて派手に壊れて道端に転がっていたというなんだかな、な日でした」
なんていう報告を目にしました。
どんなに慣れた場所でも、どんなエキスパートの人でも、こうした事故に遭う可能性はあります。
釣りという遊びは自然が相手ですし、ほとんどが人気のないところで行うものです。
怪我をしたのが足だったら身動きが取れず、命に関わる危険性だってあります。
できれば単独釣行を避け、どこなら携帯電話が通じるのかといったことを、普段からマメにチェックしておきましょうね。


さて。
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番頭日記20140707 皆さんの周囲には女性の釣り人、たくさんいますか?

2014年07月07日 18時15分43秒 | 日記
どうもどうも。番頭です。
熊本や長崎では激しい雨が降り、7日の明け方には避難勧告が出た地域もあり、さらには台風8号が近づいてきています。
大きな被害が出ないことを祈ります。
たとえ警戒警報が出るような激しい雨ではなくとも、降雨時には山も海も視界が悪くなりますし、足下も滑ります。ときには雷の危険が伴うことも。
荒天を押して釣りなどにお出かけされるときは、ぜひ万全の準備と警戒を怠りませぬように。


さて。
福岡県宗像市で、釣具のポイントさん主催による「女性だけのキス船釣り大会」が開催されたそうです。

https://www.facebook.com/tsuri.point/photos/a.372430819484050.82398.340699092657223/737611179632677/?type=1

コメントを寄せられているかたのなかには「川釣りは50年、海釣りは30年」というベテラン女性もいらっしゃって、釣りという趣味の深さが垣間見られます。
それだけの年数を続けて、今なおこうしたイベントに参加されるほどアクティブだなんて、カッコいいですよね。
それにしても。
世間的に釣りが少し大きな話題となるたびに「女性の釣り人も増えてきた」なんてことが言われたりしますよね。
でも、そのフレーズ、もう30年くらい聞き続けているような気がしないでもありません。
ごくごく僅かずつ、女性アングラーの数はずっと右肩上がりを続けているのでしょうか。


たとえ増え続けているにせよ、何年も「以前より増えてきた」と言われるのは、未だに絶対数はあまり多くない、ということに、ほかならないですよね。
確かに釣り場で女性に出会うことは、特に渓流釣りではほとんどなありません。
なんで女性の釣り人って、少ないままなのでしょう?
一口に釣りの楽しみと言っても、その内実はかなり広いですし、中心となるのは、けっこう人間の根源的な部分に根ざすものだったりもします。
男性、女性を問わずに楽しめると思うんですけどね。
ダイビングなどに比べ、「釣り」という趣味はトータルのイメージがいささかおっさん臭い気もします。
そこがダメなのでしょうか?


前述の釣り大会のコメントを見てもわかるように、釣りは女性にとっても楽しい趣味となりえます。
ただ、最近になってなんとなくわかってきたのは、女性、とくに釣りをされないかたの場合、釣りを「食材確保の手段」としてとらえられているかたが、思った以上に多い、ということ。
「その魚は食べられるのか? 食べられるならなぜ持って帰らないのか?」
こう聞いてくるのは、たいてい女性。
「食べられる魚を釣って、なぜわざわざ逃がすのか? MOTTAINAI!」
釣りの楽しさを覚えるに従って変わってくるみたいですが、女性のかたは、はじめはこのように実利的な面に対する興味がとても強いように思えます。
興味を持つその入り口として、おもしろそうと感じるポイントというか重点が、女性と男性で違う、ということなのでしょう。
とはいえ、その違いがこれほどに男女の数が違う理由になってるとも考えにくいので、女性の釣り人があまり増えないことには、何かまた別の理由があるんでしょうね。


そういえば。
前回は4組のカップルが誕生したと話題になった鴨川の「釣りコン」は8月に第2回が開催されるようです。

http://www.jsafishing.or.jp/others/2014/0803.html

ちなみに前回の様子はこちら。

http://www.chibanippo.co.jp/fishing/report/195751

こうしてみると、釣りをはじめるにあたっての変わった切り口を用意するだけで、けっこうな効果があるのかもしれないですね。


釣りという趣味がこの先も長く世間に認められ、続けていけるようにするには、女性と子供をどれだけ味方に付けるかにかかっています。
女性の釣り人が増える画期的な施策が見つけられたら、釣具業界をはじめ、きっと多くの人が喜ぶでしょう。
皆さんの周りには女性の釣り人、たくさんいますか?





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ヤフオク!
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番頭日記20140705 ウェット・ウェーディングの装備について。

2014年07月05日 08時38分54秒 | 日記
どうもどうも。
首振りのオン/オフまでリモコンで操作できる扇風機の便利さに感動している番頭です。

今回は、渓流釣りでの装備のお話を。
渓流釣りでは「ウェーダー」を履いて川へと入ります。
番頭が使っているチェストハイなウェーダーは防水透湿素材の製品なので、蒸れにくくはなっているのですが、それでもやっぱり夏はとても暑いんですよね。
そこで、盛夏になると、濡れてもいい速乾性素材のズボンでざぶざぶと水に浸かる「ウェット・ウェーディング・スタイル」に切り替えます。
真夏でもたいていの渓流は水が冷たく、30分と入っていられないほど。
たとえ魚が釣れなくとも、濃緑のなかでせせらぎに浸るだけで、最高に贅沢な涼感が得られます。


ウェット・ウェーディングでもっとも重要なアイテムが、リトルプレゼンツさんが先鞭をつけた「ウェットゲーター」です。
濡れることを前提に作られた、ネオプレーン製のニーソックスみたいなもので、ヒザから下を保護すると同時に、ウェーディングシューズのなかに砂や小石が入り込むのを防ぐ機能が持たせてあり、細部までよく考えられた造りになっています。
今では数社から似たような製品が発売されていますが、細かいデザインが違うくらいで、機能的にはほとんど変わりません。

リトルプレゼンツ「ウェットゲーター」
http://www.lpresents.com/Pages/gaiter.html


ただ、このウェットゲーター、構造的にひとつだけ弱点があって、水に濡れると脱ぎにくいんですよね。特に番頭みたいにふくらはぎが太いと締め付けはきつくなりますし、着脱はさらに大変になります。
もうひとつ付け加えると、番頭の場合、ちょっとした持病があるために、足全体をぴたっと締め付けるような装具が使えないという事情もあるのです。
そこで、ウェットゲーターを使わずに、いくつかの別の製品を組み合わせて、ウェットゲーターと同等の機能を実現しています。


まず、メインとなるのが、「ウェーダーゲーター」です。
膝から下に巻くことで、水中でのウェーダーのバタつきを抑えることができ、また、藪漕ぎなどのときにウェーダーがかぎ裂きをはじめとするダメージを負うのを防いでくれるというスグレモノなアイテム。
番頭はウェーディングのときには、以前からこの製品を使っていたのですね。
これにネオプレーン製の「ウェットソックス」、それに足首に巻いてウェーディングシューズに異物が入ることを防ぐ「グラベルガード」を組み合わせて、ウェットゲーターと同等の機能を実現しています。
装備のアイテム数は増えてしまいますが、トータルで考えると着脱はとても楽ですし、ウェットゲーターと違ってふくらはぎ部分の締め付けの度合いが調整可能です。さらに、場所によってはウェーダーゲーターを省くことで、より軽快なスタイルでの釣りが可能になるしと、トータルでの使い勝手は悪くありません。

リトルプレゼンツ「ウェーダーゲーター」
http://www.lpresents.com/Pages/WGaitars.html
リトルプレゼンツ「ウェットソックス」
http://www.lpresents.com/Pages/AC33%20Wet%20Socks.html
リトルプレゼンツ「グラベルガード」
http://www.lpresents.com/Pages/Gravel.html


と、ここまで書いて、放置していたら……。
実はこれ、リトルプレゼンツさんが自社のFacebookページに書かれた「レッツ・ウエット・ウエーディング その1」というエントリーに触発されて書いたものなんです。

https://www.facebook.com/photo.php?fbid=862851600411081&set=a.745704925459083.1073741828.723330384363204&type=1&permPage=1

ところが、放置しているあいだに書かれた「その2」ではまったく同じように、ウェーダーゲーター+ウェットソックスの運用についてが触れられているではないですか(笑)。

https://www.facebook.com/photo.php?fbid=863377207025187&set=a.745704925459083.1073741828.723330384363204&type=1

内容が丸かぶりですっ。
まぁ、「その1」ってなってる時点で察しろ、て話しですよね。
お蔵入りさせることも考えたのですが、せっかく書いちゃったことですし、そのまま表に出すことにしました。
今回の組み合わせはメーカーがこうして推奨してるワケですが、いろんなメーカーのカタログを眺めながら、こういう「自分なりの快適な装備」を考えるのもまた、釣りの楽しさのひとつだと思います。


ともあれ。
真夏の渓流で楽しむ「ウェット・ウェーディング」、爽快ですよ。
もしまだ未体験でしたら、この夏、ぜひに。



さて。
先日紹介した「Abu Garcia Diplomat 601」ですが、Webショップでの販売を開始しました。

http://shop.maskingface.com/?pid=77374314


ほかにも屋号の理由となっているクローズドフェイススピニングリールをはじめとする覆面リールなど、さまざまなリールを販売しています。

「Hello the Masking Face」Webショップ
http://shop.maskingface.com/

ヤフオク!
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