今日の棋盤井はも晴れ。
朝方は-21.6℃迄低下しましたが、日中は-5℃迄上昇。
午後から強い風が吹き始めた為、それでも寒い一日でありました。
どうやら体感温度と言うモノは、風速1mにつき1℃下がるらしく、今日午後の風速は4~5mだったので-5℃から更に4~5℃は低かったと言うコトになります。
そりゃ、寒い筈だ。さて、
外モンゴルであれ、内モンゴルであれ、モンゴル族の人々は羊肉を常食としています。
ただ、日本人がゴハンを食べるように彼らが毎日羊肉を食っているかと言うと、それはそうではありませぬ。
以前お伝えしたかと思いますが、彼らは夏の間は基本的に「白い食べ物」と称される乳製品を食べ、秋以降に家畜を屠り、冬場に「赤い食べ物」である肉類を食すのが習慣となっています(と言うか、自然の理に適った食習慣、ですね)。
ココ内モンゴルでも、宴会料理の主役は羊肉です。
特に、このオルドスではカシミアの取れる山羊が多くいることから、普通の羊(中国語で「綿羊」(mian2 yang2:みぇんやん))では無く、「山羊」(shan1 yang:しゃんやん)を食べるのが一般的です。
山羊は羊に比べて肉に含まれる脂肪分が少ない(羊の2/3程度)為、割とサッパリしており、美容にも良いとのハナシです(脂肪分の大好きなモンゴル族の人々にはモノ足らないらしく、彼らは「羊の方が美味い!」と言うようです)。
伝統的なモンゴル族の調理法方を至ってシンプル。
塩茹でです。
以前ご紹介したコトのある、棋盤井の羊殺しの師匠の家で屠って貰った際にその作り方を見せて貰ったコトがあるのですが、内モンゴルでは外モンゴルとは異なり、塩だけでなく、少量ではあるもののネギや生姜、花椒等も入れていました。



宴席では、その塩茹でした肉が山盛りに盛られて供されますので、コレをむんずと(?)手で掴んで、場合によってはナイフで肉を切り落としながら、豪快に喰らい付くのであります。
この山羊肉を飲み下しては、白酒をあおり、白酒を呷っては肉を食いと、どうにもカラダに悪そうな宴会となるのであります。うぷっ。




そうそう毎日は食い続けられるシロモノでもありませんが、偶にご馳走として供される分には、中々に美味い(特に、この辺で獲れるアルバス山羊は)お肉であります。
一般に羊(特に山羊)は、ケモノ臭たっぷりのクサい肉だとの認識が広がっておりますが、ココに来てアルバス山羊を食したヒト達からは、「あれ?全然臭みがなく、結構柔らかい肉質で、美味いモンなんだね!」とのお言葉を頂戴します(一部の方は、「やっぱりダメ」と言うヒトもいましたが)。
沖縄料理の「ヒージャー(山羊)汁」は、以前食った際にはかなりのケモノ臭で少々参ったけれども、ココのはそんなコトありませんから。
因みに、以前は自分でも塩茹でを作ったコトがありましたが、コレはコレで現地のモノとは違った美味さがありましたネ。
棋盤井にお越しの際の宴会時に、コレが出されなかったら歓迎されていない証拠です。
ま、そんな無碍な扱いは致しませんので、一度是非食べにいらして下さりませ。
朝方は-21.6℃迄低下しましたが、日中は-5℃迄上昇。
午後から強い風が吹き始めた為、それでも寒い一日でありました。
どうやら体感温度と言うモノは、風速1mにつき1℃下がるらしく、今日午後の風速は4~5mだったので-5℃から更に4~5℃は低かったと言うコトになります。
そりゃ、寒い筈だ。さて、
外モンゴルであれ、内モンゴルであれ、モンゴル族の人々は羊肉を常食としています。
ただ、日本人がゴハンを食べるように彼らが毎日羊肉を食っているかと言うと、それはそうではありませぬ。
以前お伝えしたかと思いますが、彼らは夏の間は基本的に「白い食べ物」と称される乳製品を食べ、秋以降に家畜を屠り、冬場に「赤い食べ物」である肉類を食すのが習慣となっています(と言うか、自然の理に適った食習慣、ですね)。
ココ内モンゴルでも、宴会料理の主役は羊肉です。
特に、このオルドスではカシミアの取れる山羊が多くいることから、普通の羊(中国語で「綿羊」(mian2 yang2:みぇんやん))では無く、「山羊」(shan1 yang:しゃんやん)を食べるのが一般的です。
山羊は羊に比べて肉に含まれる脂肪分が少ない(羊の2/3程度)為、割とサッパリしており、美容にも良いとのハナシです(脂肪分の大好きなモンゴル族の人々にはモノ足らないらしく、彼らは「羊の方が美味い!」と言うようです)。
伝統的なモンゴル族の調理法方を至ってシンプル。
塩茹でです。
以前ご紹介したコトのある、棋盤井の羊殺しの師匠の家で屠って貰った際にその作り方を見せて貰ったコトがあるのですが、内モンゴルでは外モンゴルとは異なり、塩だけでなく、少量ではあるもののネギや生姜、花椒等も入れていました。



宴席では、その塩茹でした肉が山盛りに盛られて供されますので、コレをむんずと(?)手で掴んで、場合によってはナイフで肉を切り落としながら、豪快に喰らい付くのであります。
この山羊肉を飲み下しては、白酒をあおり、白酒を呷っては肉を食いと、どうにもカラダに悪そうな宴会となるのであります。うぷっ。




そうそう毎日は食い続けられるシロモノでもありませんが、偶にご馳走として供される分には、中々に美味い(特に、この辺で獲れるアルバス山羊は)お肉であります。
一般に羊(特に山羊)は、ケモノ臭たっぷりのクサい肉だとの認識が広がっておりますが、ココに来てアルバス山羊を食したヒト達からは、「あれ?全然臭みがなく、結構柔らかい肉質で、美味いモンなんだね!」とのお言葉を頂戴します(一部の方は、「やっぱりダメ」と言うヒトもいましたが)。
沖縄料理の「ヒージャー(山羊)汁」は、以前食った際にはかなりのケモノ臭で少々参ったけれども、ココのはそんなコトありませんから。
因みに、以前は自分でも塩茹でを作ったコトがありましたが、コレはコレで現地のモノとは違った美味さがありましたネ。
棋盤井にお越しの際の宴会時に、コレが出されなかったら歓迎されていない証拠です。
ま、そんな無碍な扱いは致しませんので、一度是非食べにいらして下さりませ。
おいしそうじゃ~(笑)
しょうがが入るとかなりさっぱり感じるのではないでしょうか?
いずれにしてもよくてチルドで輸入している日本では、臭みのレベルが違い、味わう事ができない一品でしょう!!
そうですね、現地に来ないとこの鮮度・この味わいは経験出来ないモノだと思います。
是非一度現地にお越し下さいませ。