今日の棋盤井は薄曇りのち、晴れ。
春節迄アト1週間となり、気温の方もどうやら緩み始めているようです。
今朝の最低気温は-14.2℃と、先週の-20℃前後に比べたら随分と高くなって来ています。
最高気温も先週迄は-10℃前後だったのに、今日も-6.5℃と、徐々にではあるものの切り上げて来ており(今日は午後からは強い風が吹き始め、昨日ほどは上昇せず)、それでも段々と春が近付いて来ているんだなぁ、と肌身を以って感じています。さて、
前の晩に酔っ払って超早目にひっくり返ってしまったせいもあり、睡眠充分で朝の6時に目が覚めてしまいました。
この日の朝は寒いものの風がなく、それほど気温が低いようにも感じられず、やっとのコトで闇夜の草原野グソを敢行。
露出部分も凍傷にかかるコトもなく、満願を成就することが出来、キモチの良い(?)朝となりました。
そうこうするウチに、皆さんもゴソゴソと起き出し、KNさんと共に早朝散歩に出るコトに。
出発の前に、今回の為にわざわざ購入した-50℃~+250℃迄測定が可能なTANITA製デジタル温度計でゲルの外の気温を測ってみると…、「!!」。

-33.2℃になっていました。
因みにKNさんが持って来ていたアナログ式の方を見てみると…。

-30℃迄しか目盛りがなく、振り切れていました。
野グソをした際には、これホド冷え込んでいるカンジは無かったんですけどねぇ。
未体験ゾーンでした。
と言うコトで、散歩開始。
流石に、いつも歩いている棋盤井の最低よりも更に10℃近く低いので、ちょっと次元の違う寒さになっているカンジで、露出しているほっぺた等もジンジンと冷えて来ます。
HeatTech靴下の2枚重ね+SORELの-40℃迄耐えられる防寒靴を履いていても、足先が冷たくなって来ます。
でも、散歩出来ない寒さでもありません。
途中でもう一度気温を測ってみると、-34.4℃迄下がっていました(写真撮る余裕はありませんでした)。記録更新です。
KNさんがマフラーを落とす等のハプニングもあり、結局1時間の積りが45分間の散歩になってしまいました。
例によって、吐息によりメガネは曇り、氷結。歩き難いんですよね。


ゲルに戻り、朝飯を食い、朝日を拝み、パッキングして撤収準備。



その後は、またまた遊牧民体験と称して別のゲルを訪問。
越冬する為に山裾に構えた、如何にも冬用のキャンプ、と言うカンジのトコロでありました。
家畜もちゃんと囲いに入れています。
家畜も自分や他の家畜の息が毛について、ソレが凍り付いてしまっています。




家畜小屋の屋根の上に、氷の塊が載せてあり、ナニかと思ったら川から切り出してきた飲料水用の氷なんだそうです。

「○○と煙は高いトコロに登りたがる」と言いますが、やっぱりすぐ近くに手頃な山(丘?)があると登ってしまいたくなるのが人情でありまして、皆さんと連れ立って軽い登山です。
ソコから眺める景色も中々のモンでしたね。


このゲルはこうした遊牧民体験等の観光収入が多いのか、中々に豊かな生活っぷりのようで、小型の風力発電、太陽光パネル、衛星TVアンテナなどの文明的なモノが多く置いてありました。

ココでは、薄目のスーテーツァイに小麦粉を揚げた菓子、それに昨日と同じツァガーントスも供され、遊牧民のおハナシを聞いたりします。
その後に、昼飯として定番のモンゴル焼うどんの「ツォイワン」。
ここのは、羊の脂身もそれほど多くなく、日本人には比較的馴染み易い薄味で食べ易いモノでありました。
が、量は流石に多かったですねぇ。





食い終わったら、遊牧民のヒト達に別れを告げ、一路UBを目指す。
途中、中々にキレイな景色のあるトコロ等で停まって写真とったりし、最後の冬のモンゴル景色を楽しみます。





と言うコトで、UBに到着。
飛行機に乗って北京に戻る。
ご一緒して下さったNMさん・MO監督・KNさん、そしてアレンジをして戴いたHMさん及び奥様、Rくん、そして現地手配を戴いたSNさま、有り難う御座いました~!
モンゴルでの冬の狼ハンティングのおハナシはこれでおしまい(おわり)。
春節迄アト1週間となり、気温の方もどうやら緩み始めているようです。
今朝の最低気温は-14.2℃と、先週の-20℃前後に比べたら随分と高くなって来ています。
最高気温も先週迄は-10℃前後だったのに、今日も-6.5℃と、徐々にではあるものの切り上げて来ており(今日は午後からは強い風が吹き始め、昨日ほどは上昇せず)、それでも段々と春が近付いて来ているんだなぁ、と肌身を以って感じています。さて、
前の晩に酔っ払って超早目にひっくり返ってしまったせいもあり、睡眠充分で朝の6時に目が覚めてしまいました。
この日の朝は寒いものの風がなく、それほど気温が低いようにも感じられず、やっとのコトで闇夜の草原野グソを敢行。
露出部分も凍傷にかかるコトもなく、満願を成就することが出来、キモチの良い(?)朝となりました。
そうこうするウチに、皆さんもゴソゴソと起き出し、KNさんと共に早朝散歩に出るコトに。
出発の前に、今回の為にわざわざ購入した-50℃~+250℃迄測定が可能なTANITA製デジタル温度計でゲルの外の気温を測ってみると…、「!!」。

-33.2℃になっていました。
因みにKNさんが持って来ていたアナログ式の方を見てみると…。

-30℃迄しか目盛りがなく、振り切れていました。
野グソをした際には、これホド冷え込んでいるカンジは無かったんですけどねぇ。
未体験ゾーンでした。
と言うコトで、散歩開始。
流石に、いつも歩いている棋盤井の最低よりも更に10℃近く低いので、ちょっと次元の違う寒さになっているカンジで、露出しているほっぺた等もジンジンと冷えて来ます。
HeatTech靴下の2枚重ね+SORELの-40℃迄耐えられる防寒靴を履いていても、足先が冷たくなって来ます。
でも、散歩出来ない寒さでもありません。
途中でもう一度気温を測ってみると、-34.4℃迄下がっていました(写真撮る余裕はありませんでした)。記録更新です。
KNさんがマフラーを落とす等のハプニングもあり、結局1時間の積りが45分間の散歩になってしまいました。
例によって、吐息によりメガネは曇り、氷結。歩き難いんですよね。


ゲルに戻り、朝飯を食い、朝日を拝み、パッキングして撤収準備。



その後は、またまた遊牧民体験と称して別のゲルを訪問。
越冬する為に山裾に構えた、如何にも冬用のキャンプ、と言うカンジのトコロでありました。
家畜もちゃんと囲いに入れています。
家畜も自分や他の家畜の息が毛について、ソレが凍り付いてしまっています。




家畜小屋の屋根の上に、氷の塊が載せてあり、ナニかと思ったら川から切り出してきた飲料水用の氷なんだそうです。

「○○と煙は高いトコロに登りたがる」と言いますが、やっぱりすぐ近くに手頃な山(丘?)があると登ってしまいたくなるのが人情でありまして、皆さんと連れ立って軽い登山です。
ソコから眺める景色も中々のモンでしたね。


このゲルはこうした遊牧民体験等の観光収入が多いのか、中々に豊かな生活っぷりのようで、小型の風力発電、太陽光パネル、衛星TVアンテナなどの文明的なモノが多く置いてありました。

ココでは、薄目のスーテーツァイに小麦粉を揚げた菓子、それに昨日と同じツァガーントスも供され、遊牧民のおハナシを聞いたりします。
その後に、昼飯として定番のモンゴル焼うどんの「ツォイワン」。
ここのは、羊の脂身もそれほど多くなく、日本人には比較的馴染み易い薄味で食べ易いモノでありました。
が、量は流石に多かったですねぇ。





食い終わったら、遊牧民のヒト達に別れを告げ、一路UBを目指す。
途中、中々にキレイな景色のあるトコロ等で停まって写真とったりし、最後の冬のモンゴル景色を楽しみます。





と言うコトで、UBに到着。
飛行機に乗って北京に戻る。
ご一緒して下さったNMさん・MO監督・KNさん、そしてアレンジをして戴いたHMさん及び奥様、Rくん、そして現地手配を戴いたSNさま、有り難う御座いました~!
モンゴルでの冬の狼ハンティングのおハナシはこれでおしまい(おわり)。