今年の春は黄砂が凄いですね。仙台から東北自動車道を白石方面に走ってくると峠から南に吾妻連峰を見渡せますが山々の輪郭が黄色くボヤ―と霞んでいました。10年以上白石と仙台を往復していますが山々を覆う黄砂を意識したのは初めてです。はるばる中国大陸のゴビ砂漠あたりから飛来した黄色い砂が霞のように日本の地上を覆いつくしてしまっています。「春は、曙。やうやう白くなりゆく山際は少し明りて紫だちたる雲の細くたなびきたる」と清少納言が趣があるとした春の夜明けですが、山際が白くなるほど平安時代から黄砂の影響があったのでしょうか?今年は国内のスギ花粉などアレルギー性鼻炎の原因となる花粉の飛散も過去にないほど多量ですので黄砂と相俟って鼻がムズムズや目がショボショボするなどの症状が強く出る患者さんが多いようです。初めて花粉症を発症して受診する患者んさんも少なくありませんでした。春花粉の飛散は大分減っているようですが黄砂はまだ続きそうですので喘息の既往があるなど呼吸器系の持病がある方はご留意ください。
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