えんどうクリニックの院長紹介欄では趣味はゴルフと「読書」となっております。読書は「世界こども名作全集」から始まって年齢に応じて様々なジャンルの本を読んできました。高校時代にハマっていたのが推理小説とSFでした。高校に通う電車の中で創元社や早川書房などの文庫本を読み漁っていました。なかでもSFの主人公が宇宙を駆け巡る世界には自分が疑似体験しているようで引き込まれました。今ではSF界の巨匠と呼ばれているロバート・A・ハイラインやアイザック・アシモフの宇宙叙事詩の中では壮大なロマンのなかで人類が向き合わなければならない困難も投げかけられます。さて、電気自動車「テスラ」や民間宇宙ロケット会社「スペース X 」を立ち上げたイーロン・マスク(最近ツイッターを X に変えてしまった人)ですが子供のころから読書好きでスーパーヒーローものコミックから百科事典まで読み漁っていたようで、なかでも宇宙を題材にしたSFが好きで彼の人生に大きな影響を与えたようです。人類存続のために火星までいける宇宙船作りをめざすスペース X 、絶対に人類に敵対しないAIやロボット作り、脳内思考を外部から読み取るテレパシー様テクノロジー開発などかなり突飛と思える事業は彼の読んだSFの世界の影響大ですね。またアマゾン創設者のジェフ・ベゾスも子供時代にアイザック・アシモフやロバート・ハイラインを図書館で読み漁ったSFマニアだったようで、かれも宇宙旅行やAI開発事業を嬉々として進めています。なにげなくハマった読書が人々の人生や世界観に強烈な影響をあたえるようです。
先日、塩釜神社に初詣に行ってきました。塩釜生まれの私は毎年塩釜神社に参拝しています。幼少の頃は祖父母に連れられて神社の石段を登り、二十歳前後は除夜の鐘を聞きながら従兄弟と参道に並んで元朝参り、結婚してからは妻と子供たちを連れて参拝して境内で名物の味噌おでんを食し、子供たちが家を離れてからは夫婦二人でのんびりと、数年前には足腰の弱った母に手を貸してゆっくりとお参りをしてきました。ふと、この神社の鳥居はどれくらいの家族を見守ってきたんだろ、千年以上に渡って星の数ほど多くの家族が何代にもわたって鳥居をくぐったんだなという時空を超えた感慨に暫し浸っていました。
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今年の夏は日本中で猛暑が続き、各地で観測史上最高の気温が観測されました。この気温の上昇は日本だけでなく世界的な現象で国連のグテーレス事務総長は地球温暖化を通り越して「地球沸騰化」が始まっているとして警鐘を鳴らしています。ハワイのマウイ島ラハイナを消滅させた火災やオーストラリアやカナダで発生した大規模な山火事も地球沸騰化の影響でしょう。今後、日本も猛烈な台風や集中豪雨、猛暑、旱魃など前例のないような気象異常に襲われることが予測されますので災害を想定した準備と心構えが必要ですね。10月に入ってクリニック脇の線路沿いのフェンスに朝顔が咲いているのを見つけました。朝顔といえば夏の朝に朝露の光とともに花を開き夕方に花を閉じる夏の花のイメージがあります。今年はあまりの暑さで夏に咲きそびれ、10月になってようやく花をつけたのかなと勝手に想像していたら遅咲きの朝顔は10月頃に開花するのも珍しくないようです。
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先日、妻と京都に行ってきました。2泊3日の小旅行です。今回は庭がみたいねということで初日は南禅寺を訪れ、枯山水庭園の方丈庭園を見学しました。規模の大きい枯山水庭園で庭園と借景の羊角嶺寺の山並みが見事に調和しています。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/67/055e14d8d79598c660738f532f325fb4.jpg)
2日目は観光タクシーで嵯峨野に向かい運転手件ガイドさんのお勧め庭園を見学しました。まず洛北の紙屋川の谷あいにある「しょうざんリゾート」。清流に沿って遊歩道があり樹齢450年の北山杉の間に紀州石や苔が配置されたダイナミックな庭園でした。池に映える金閣寺を写真に納めて、石庭で有名な龍安寺を訪れました。色即是空、空即是色、禅の世界観?が感じられる庭です。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/03/36d8a000b88ebfc88bf7894958c9a6d8.jpg)
次は天龍寺です。夢窓国師による庭園(曹源池)は国の特別名勝第一号で世界遺産にも登録されています。渡月橋を往復して一休みしたあと、紅葉の名所の宝厳院に立ち寄りました。初夏も新緑と苔の絨毯が見事でした。庭を訪れる旅の終盤は奥嵯峨。木々の青葉が重なり合った参道の階段を上り常寂光寺の仁王門を通って多宝塔に至ると眩しい夏の光が降り注ぎました。日陰に戻ると参道の周りの苔の緑に涼を感じます。最後は、緑一色の祇王寺の苔庭です。平家物語にも登場する平清盛の寵愛をうけた白拍子の祇王が清盛の心変わりにより都を追われて身を寄せた尼寺です。奥嵯峨の細い道の奥にひっそりと佇む草庵でした。
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2日目は観光タクシーで嵯峨野に向かい運転手件ガイドさんのお勧め庭園を見学しました。まず洛北の紙屋川の谷あいにある「しょうざんリゾート」。清流に沿って遊歩道があり樹齢450年の北山杉の間に紀州石や苔が配置されたダイナミックな庭園でした。池に映える金閣寺を写真に納めて、石庭で有名な龍安寺を訪れました。色即是空、空即是色、禅の世界観?が感じられる庭です。
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次は天龍寺です。夢窓国師による庭園(曹源池)は国の特別名勝第一号で世界遺産にも登録されています。渡月橋を往復して一休みしたあと、紅葉の名所の宝厳院に立ち寄りました。初夏も新緑と苔の絨毯が見事でした。庭を訪れる旅の終盤は奥嵯峨。木々の青葉が重なり合った参道の階段を上り常寂光寺の仁王門を通って多宝塔に至ると眩しい夏の光が降り注ぎました。日陰に戻ると参道の周りの苔の緑に涼を感じます。最後は、緑一色の祇王寺の苔庭です。平家物語にも登場する平清盛の寵愛をうけた白拍子の祇王が清盛の心変わりにより都を追われて身を寄せた尼寺です。奥嵯峨の細い道の奥にひっそりと佇む草庵でした。
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