下記の引用文の「西方の偉大なリアリスト達のうちには、難行苦行の果て死に近づいて、やうやく遥かな東方を望み得た者もあつた」は一人はショーペンハウエルのことだろうか。ささやかな発見としてメモ。
私は東方の古典、とりわけ仏典を、世界最大の文学と信じてゐる。私は経典を宗教的教訓としてでなく、文学的幻想としても尊んでゐる。「東方の歌」と題する作品の構想を、私は十五年も前から心に抱いてゐて、これを白鳥の歌に . . . 本文を読む
今年の2月はいつもの2月ではない。それが終わって今日から3月に入る。
娘の2年簡にわたる中学受験勉強が終わった。これに付き合ったわたしもようやく解放された今年の2月、凝りに凝った背中も徐々に融け出してきた。背中の凝りは心臓にまで影響があることを実感した。
そしてもう一つの課題であるとある作品も脱稿した。つまりライフワークとして10年以上かけた作品を2月に仕上げたのだが、終えると中学受験と合わさ . . . 本文を読む