まさおレポート

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「あの世に行っても楽しいことがある」スティーブ・ジョブズ「誰も死にたくない。しかし、死はおそらく、人生で最大の発明なのです。」

2024-09-09 | 紀野一義 仏教研究含む

生きていることは楽しいがあの世に行っても楽しいことがある。紀野一義氏はいつもそう思っていたという。死んだら過去の時間もひょっとしたら未来の時間も無くなるのでいろんな人に出会える。歴史上の有名人や自らの多くの先祖にも出会って楽しい話ができる。

一見能天気な話に聞こえ、出鱈目も大概にしろと言いたくなりそうな人もいるだろうがご本人は60を過ぎたお年の頃から何回も何回も講演で本気になってそう話し続けていた。そして91歳の大往生を遂げられた。

紀野一義氏は自らの体験で心からそう信じているのでわたしもだんだんそんな感じに思えるようになってきた。誰も逝って帰ってきた人はいないのだから世間でいう証拠はない。あとは本気で信じる心があるかないかだけだ。合理的な説明など誰にもできない。仏教でもキリスト教でも良い、心から信じ切れるのも能力のうちであり、しかも人の一生を左右する能力だ。わたしの周りにも信じきれる人がいたが確かに幸せな人生を送った。

ついでに紀野一義氏は死に様にも触れる。死ぬ時に苦しんで死のうが安楽に死のうがその人の信仰心には無関係だともいう。氏の言葉を聞いて救われた人も大勢いるのではないか。カラマーゾフの兄弟のゾシマ長老は死んだのちに腐敗臭を発したので俗説を信じる信徒から白い目で見られる場面もありアリョーシャも心を動揺させる。古今東西こうした俗説はありがちらしい。

信仰は歴史上の宗祖や教義よりも身近な人を信じられるかどうかで決まるものらしい。だから師を持たぬ信仰は信仰ではないというのか。この言葉も紀野一義氏の口からたびたび聞くことになる。

追記

気に入った楽観的、ユーモア、肯定的な内容を含む名言を以下にリストします。

1. アインシュタイン  
   「死とはモーツァルトが聴けなくなることだ」  
   死を悲劇的に捉えず、むしろ音楽が失われることだけに焦点を当てたユーモラスな視点。

2. 赤木しげる(闘牌伝説アカギより)  
  「ああ…無念…無念だ!くたばるのは無念…しかし仕方ないのさ、これも…!」**  
   作中のキャラクターのセリフですが、彼の死生観はユーモアと悟りが混ざったものとして描かれている。

3. アルバス・ダンブルドア(ハリーポッターシリーズより)  
   「心が整理された者にとって、死は次なる大いなる冒険にすぎないのじゃ」  
   死を恐れずに、新しい冒険として捉える楽観的な視点。

4. ウィンストン・チャーチル  
  「私は神に会う準備はできている。しかし、神の方で私に会う準備ができているかどうかは別だ」  
   死に対するユーモアと自己肯定感が表れており、チャーチルの言葉として信頼性も高い。

5. ウィリアム・サローヤン  
   「誰でも死ななくちゃいけない。でも私はいつも自分は例外だと信じていた。なのに、なんてこった」  
   サローヤンのユーモラスな死生観を示す名言で、広く知られている。

6. オードリー・ヘプバーン  
   「死を前にしたとき、みじめな気持ちで人生を振り返らなくてはならないとしたら、それは不幸なことだと思うの」  
   彼女の死生観はポジティブで、最期に向けて後悔のない人生を生きることを強調している。

7. キング牧師  
  「人は死んでも、その人の影響は死ぬことはない」  
   死後もその人の影響が続くという楽観的すぎる見解だが。

8. 西行  
   「願はくは花の下にて春死なむ そのきさらぎの望月のころ」  
   西行は死を自然の一部として受け入れるという穏やかな心境を表現しています。

9. ガンジー 
   「明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きるかのように学べ」  
   ガンジーの生き方を示す名言で、死を恐れることなく生きることの大切さを説いています。

10. 太宰治  
   「死のうと思っていた。夏まで生きていようと思った」  
   太宰の言葉としては意外に楽観的な側面を持っている。

11. プリンス・ロジャーズ・ネルソン  
 「俺は死をこの世を去るって意味じゃないと思ってる。死はある時、俺がリアルタイムで話せなくなった時のことだと思う」  
   プリンスの死生観として知られ、ユーモラスかつ楽観的な見方。

12. トーマス・エジソン  
  「私は自分の葬式の日をもって、人生からの引退の日とする」  
   彼の労働観と死生観がユーモラスに混ざり合った名言。

13. レオナルド・ダ・ヴィンチ  
   「充実した一生は心地よい死をもたらすのだ」  
   レオナルド・ダ・ヴィンチが持つ死生観は、人生の充実が死を自然に受け入れさせるという肯定的なもの

14. マーク・トウェイン  
  「天国の気候は素晴らしいが、地獄には面白い人たちが多い。」  
   これはマーク・トウェインのブラックユーモアの典型的な例で思わず腹を抱えて笑った。

15. ジョン・レノン  
  「僕は死を恐れてはいないよ。だって、死を信じていないから。死とは、一台の車から降りて、別の車に乗り換えるものだからね。」  

16. ソクラテス  
   「死というものは、実は人間にとって最大の祝福かもしれない。」  
   この名言は、ソクラテスの思想を反映したもので、古代ギリシャの哲学者の視点を伝えています

17.作者不明 天国はすごくいいところらしい。 だって、行った人が誰一人帰ってこないのだから

18.スティーブ・ジョブズ 

「誰も死にたくない。しかし、死はおそらく、人生で最大の発明なのです。」2005年にスタンフォード大学の卒業式で行ったスピーチ

 


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