地域文化の継承、
地域の思い秋祭り(火祭り)で表現 今年の字は「祝長寿」
昨夜(10月10日)私が生まれ育った、山梨市・牧丘町牧平地区の氏神
様である「神明神社」の恒例の「秋祭り」が開催されました。このお祭り
のメインは、地区の山の斜面を利用し、地域住民の無病息災、収穫への感謝、
その年の思いを字(竹筒に火を灯し)にして表す、「火祭り」・※「百八筒」
が行われました。
「鼓川温泉に浸かりながら、正面に見る火祭りの風景は最高!です」
京都の大文字山の送り火ほどのスケールはありませんが、住民参加の
手作りによるお祭りです。そこに住む住民が一体となり前日から竹きり
・草刈・灯篭作りなどを行い、伝統行事を子々孫々に伝え、地域の文化
の継承と新たな創造に向けて取り組みを行っています。
今年、斜面に書かれた字は「祝長寿」、健康で生き生きと安心して、
長く暮らせる地域、そんな思いを託したものと思います。
こうした地域文化等を支える、地域づくり(まちづくり)の組みを
推進していきます。
※火がついている竹筒の数は108個(人間の煩悩と同じ数とか)
が基本とのことですが、字の内容によって多少異なる場合もあります。
※地域ではこの秋祭りを「百八筒」と呼んでいます。