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水面の風景プラン

目標は金閣寺の池での制作。今はその為の実績づくりで頑張っています。by 平間雅己

10年先。。。

2010-01-31 21:59:52 | 岐阜都実行委員会
1月31日

きのう、名古屋の画廊で美術大学の学長と話す機会があった。

アートグッズの事とか色々話をしたんですが

学長 「最近、情報が流れて来ないね」と、一言

オイラ「情報がでないようにしています。誤解されたくないので。。。」

学長 「それは淋しい。。。」



確かに、ここ10年ほど画廊での個展活動はしていない。

岐阜などでの活動は、画廊や公募展で行うそれよりも遥かに凌駕しているから興味がわかなかったんだよね。

横浜トリエンナーレも、新潟の妻有のトリエンナーレも、今年行われる愛知トリエンナーレも

僕には大切な部分がすっぽり抜け落ちている気がしてね。。。

というか、岐阜で行ってきたそれは、小規模で実験的な形ではあるけれど、彼らが将来的にぶちあたるであろう壁に僕達は何年も前から挑んできたんだよね。

そしてそれを具現化する為には、売名行為であってはならない大前提があった。

僕はもともと、有名になりたいと生まれて事の方思った事の無いので何の抵抗も無かったし、かえって都合も良かった。

また、今までの公にはなっていない実績とノウハウが蓄積できたし、理解してもらえる仲間も増えた。

そちらの方がとても魅力的だった。

多分、トリエンナーレの10年先はいっているから。

それで十分なんだ。

新年初会合。。。♪

2010-01-21 23:52:59 | 岐阜都実行委員会
岐阜都実行委員会。

今年、初会合!!!

今年の「桜まつり」での方向性を確認♪

自主企画による作品の発表活動から「売り込み」活動へ。。。

実は、これが構想計画や企画造形の基本的な構図なんです。

現実社会にどのように表現で切り込んでゆくか。

最高の技術、最高の品質、崇高な思想を

売れないかもしれないし、プライドを酷く傷つけることになるかもしれないけど

勇気をもって発表してゆく。

そんな気も気持ちを支え合える仲間が、岐阜都実行委員会で良いんですよ。



沢山、失敗や挫折をしても、何だかわからないけど何時も楽しく何かをしている。

そんな雰囲気が、不況で苦しい時代にこそ大切で、輝いてくるものなんですよ。



まっさらな、木目。。。♪

2010-01-04 21:06:33 | 岐阜都実行委員会
1月4日

作品展示で課題となった額をつくるため

大垣から自動カンナをもってきて
はじめに在庫の木材をカンナがけしたら

自動送りが作動しないw
刃がかけて仕上がり面がガサガサw

           

しばらく、使ってなかったからね。。。

仕方が無いから、午前中はメンテナンスをすることに。

かけた刃は、磨ぎ直そうかと思ったけど破損していたので断念。
仕方が無いので
0.15ミリほど刃を出して、0.6ミリほど左右にずらし、

仕上がり精度を高めてみた。

自動送りは、基盤部分の汚れから滑りが悪くなっていることが判明。

ステンレスの鏡面仕上げになっているもんだから、
ちょっとしたキズ、ヤニでも滑らなくなってしまうのでね
ここは本来ならヘアラインで仕上がっていれば。。。と思ったけど

襖や障子の開け閉めをスムーズにするシリコンスプレーを散布して

摩擦を小さくしてみた。

結果、完璧ではないけど通常の機能が回復♪

で、

早速、カンナがけ♪

汚れていた木材も、あっという間に新品に!! 嬉しいわ!!

           

折角だから、もっと資材を作っておこうと思い
ホームセンタで木材を購入。

どんどん削り出し♪

新年早々の仕事が、木材のカンナがけだったわけだけど
まっさらな木目のを拝むことができて気分が良かったな♪

手触りも良い!!!

なんか、良い作品が仕上がる様な気がしたよ♪♪




地味な作業。。。♪

2010-01-03 07:31:31 | 岐阜都実行委員会
一昨年の暮れから始めたレリーフ作品。

昨年一年かけて、抽象形態から具象に変化。。。

池の作品との関わりとは全く関係ないところに、進んでしまった感じもしていたけど、興味が尽きなかったから作りつづけている。

特に、モデルをお願いして作品を作るようになって、より深くのめり込んでしまったかな。



          



シルエットと裁断計画。。。

本当に面白かった



年末、愛知県の作家さんのアトリエで自分のレリーフ作品を仮展示してみた。

実は、シルエットと裁断計画にしか興味が無かったから、実際に額に入れて作品として壁に飾ってみたことが無かったんでね

とても新鮮に感じたなぁ。

また、それで気が付いたのが作品に対しての額の大きさの問題。

新作も作らないといけないと思いつつ、額の大きさを再検討することに。

***

新年もその続きがある

地味な作業のくり返しのように思うけど

そんな努力の結晶が輝いてくるから好きなんだよね

今年も頑張らねば

たのしみだ♪

学びの森フェスティバル2009

2009-11-06 20:59:34 | 岐阜都実行委員会
11月3日に

第4回、学びの森フェスティバル・野外美術展(各務原市)を行ないました♪

僕がここの池に作品を沈めたいと言うことから始まったこの企画。

既に4年目に突入したのです。

中部学院大学各務原キャンパスでの展示も大脇紀子さんが
「やりましょう!!」と元気よく声を上げてくれたから始めて
3年目。

早いものです。

今では、参加していただいた作家さんや若手アーティストが
独自の活躍の場を模索しはじめて、いい感じになって来ました。

それぞれの作家が独自の個人プレーをしてゆく中で生まれる
共通した目的意識にむかって協力し合うのが

岐阜都実行委員会

個々に何かをしたいと願った時、協力し、利用できる
名前が岐阜都実行委員会でいいわけで

岐阜都実行委員会が何かをするのではなく
アーティストを岐阜都実行委員会がお手伝いする。

という集まりであって、団体としての権威主義とは無縁の集り
のままがいいと思っています。



だから、みんな頑張れ~

ばんざーい!ヽ(▽ ̄ )乂(  ̄▽)ノ ばんざーい!

なのであります♪

10月のアートイベント。。。

2009-10-24 13:38:02 | 岐阜都実行委員会
さて、この季節になるといたる所でアートイベントが開催されているようです。

僕達も、岐阜都実行委員会として

10月10日には
JR岐阜駅のエントランスデッキ完成記念でのワークショップとアートグッズの販売

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10月17日には名古屋市大高緑地でのアートイベント

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に参加してきました。



政権が変わり、経費削減が声高にかたられると一番最初に削られるのが芸術の分野ということもあって

展覧会を企画すると助成金とかをあてにするものですが、どこにいっても厳しいようです。

そしてこんな時に限って、純粋に作品を展示したい人だけで展覧会を開催したいという人達やら芸術でお金のことについて語ることはタブーなどと言ったりする人も現れたりするから。。。

なんとも、ややこしいことになる。

芸術が表現である以上、常に誰かに何かを伝えることが目的で、そのリアクションを期待し真摯に受け止めるべきで、次のステップに繋げることが重要なら

たとえ100円であろうと「お金」と言う対価を求めることに背を向けては行けないと思うのです。

金額ではなく、売れなかった悔しさで次の課題を見付け、売れることの喜びで次の意欲や希望に繋がる。

これは、経済学的な視野で見れば、たった数百円の購買で小規模ながら市場のメンタル面が活性化されることを意味していて意義は大きいはずなんです。

****

衣食住に付加価値が加わって景気が良くなります。

そして、付加価値を作るという部分では芸術の役割は非常に大きいのです。

仮に付加価値を作るのが芸術でなければ、天災であったり、貧困であったり、戦争であったりと、ろくでもない事が多いのでね。

景気低迷の中では、できる限り、若手作家に作品の購買の可能性を作るべきだと思うんですね。

****

そんなわけで、この後に続くイベントに向けて作家の感性を活かした小物たちを制作し販売するアートグッズと題したフリーマーケットの様な出展の準備を行なっています。

ちなみに、今日みつけた材料は板金工場で産廃としてでてくる鉄板です。

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製造の過程で円形だったり丸みのある可愛い形が多かったのと、紐を通せそうな穴が既にあいているから飾りとしていろいろ作ることができそうだ。

イラストとか書いている子達には、絵柄にこっていても

「小品としてどのように見せるか」とか作戦を考えることが少ないからね。

ポストカードや単なるイラストととして出品するだけでなく、こうした小物に貼り付けたりした方が一般の人には受け入れやすいから、彼女たちが使ってみると相当面白いものになるように思うんだよね。

とにかく、毎日、何百枚と産廃として捨てられているし、会社の人からも持って行っていいと許可も頂いている。

11月3日にも学びの森でイベントがあるから、それに向けて使ってみるよう勧めてみたいね。



で、僕の方はと言えば、

これまで真鍮で楓の葉っぱとか作ってきたけど、今回はアルミの板で加工してみることに。

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真鍮のズッシリとした重量感も良いんだけど、厚みがあって葉っぱのように軽い質感も優しい感じがして良く思えるようになった。

真鍮に比べればアルミの方が柔らかいし裁断もしやすいけど、切ったあとのバリが凄いからこれをどうしようか。。。w

とにかく、手触りが悪いのは許せないので明日は紙ヤスリでもかけてみようかと。

大高緑地で。。。

2009-10-24 13:10:44 | 岐阜都実行委員会
10月4日

昨年、参加した小牧アートフェスティバルでモアイのかぶり物を出展した鷲見君に、マンモスのかぶり物をしていた林さんから名古屋市大高緑地でのアートイベントへ出展にお誘いがあり、

その話しの中で休園中のプールでのアートイベントに僕の作品もということで大高緑地まで下見に行ってきました。

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はじめに大高緑地の事務所で自己紹介とイベントの経緯のご説明をうかがい、岐阜都実行委員会として行いってきたアートイベント紹介しつつ、

「若手のアーティストの集いの場として展開してゆくのなら例え100円でも収益性のあるイベントとして展開してゆかなければ人材は育ちません」

ということお伝えして、双方の考えを確認しました。

主催者側が若手アーティストにビジョンを示すのではなくて、若手がそれぞれにビジョンや目標を旺盛果敢に追求してゆく仕掛けを作ることが重要なんですね。

作品が売れお金を頂いたときの喜びは勿論、売れなかったときの落胆や、そんな仲間をどのように支えてあげられるかを自分のことのように真剣に考える雰囲気が「「芸術の社」として育ってくればと思います。



早速、プールを見てきました

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2つある大人用のプールは、一つが故障していて、もう一つが沈殿物の溜まった池の状態。

深さも1m以上あるし、会期も10月から11月末まであるそうで、そんな頃には相当に水温も下がっているからかなりき厳しい状況でしたね。

僕自身も足に大怪我の痕があって冷やすと酷い倦怠感におそわれるから、どうしても無理がある。

それで、色々と考えてみた結果、木材でキャスター付きの台座を作りそれをロープで引っ張ることにしたけど。。。初めての試みなんで。。。ちと不安が残るかな。。。w



実制作開始。
台風18号の影響もあって午前中から雨が降っていましたが強行。

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寸法どおり裁断して部分的に相欠きも作って。。。

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ピッタリ!!

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そういえば、同時進行でレリーフも作ってます

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/bd/1493b66d74f8e9c2cbbbf9e8dc5a4078.jpg

モデルの骨格は大体把握できているけど、シルエットが大事なんでね。

すこし、構図を変更しても良いかも知れないかなw

9月になったことだし。。。

2009-09-08 21:01:04 | 岐阜都実行委員会
さて、

詳しい事はさておき

ここしばらくは待つ事が制作だったのでなんですけど。。。

それぞれにそれぞれの状況が見えてきたみたいなので動いてみようかな♪

今月末には、自由な時間も増える♡

とりあえず、プランの再構築は完了したのでみんなにもチャンスが増えてくると思う

限界を味わって、今の可能性に気付く事もあるんでね

オイラの制作は何時もそのくり返しなんだけど

今回はみんなも感じているんじゃないかな。。。




楽しみだ!!


まずは手始めに。。。。。うふふ




七夕ゆかた祭り。。。岐阜駅

2009-07-11 22:31:49 | 岐阜都実行委員会
7月5日

岐阜駅北口にあたらしくエントランスデッキが出来て

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今年はここで「七夕ゆかた祭り」での
ワークショップとアートグッズの販売を行ないました。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/27/680c5ac74d758b70b50ed5754f4a5518.jpg

連絡の不備でSさん達の参加が出来なくなって
僕の母校の高校の後輩で
嵯峨芸大の学生さんとなったUさんが応援にきてくれました。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/6f/b2906e94e14b1ef4ee95562109e377d5.jpg

また、名古屋芸大の学生さん達も参加して下さり、皆さん浴衣姿で艶やかな雰囲気でよかったですね

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/bd/1d16c3954ed1387ea86d439de40510df.jpg

アートグッズの方は、僕とO氏の作品を陳列し量的には何とかなったかな。

今回は、100円圴一で買ってきたメッシュと什器で作品を陳列。
ちょっといい感じになってきたかな。

JR岐阜駅の改札口直ぐ側での出展と言う事で急ぎ足のお客が多かったから、

ワークショップは行なえませんでしたが

アートグッズの200円程度の小品とか1000円台の作品なんかも幾つか売れてくれたりして

美術作品として作った小品が実際に買われる様子を目の当たりにした若手の子が

「作品って売れるんだ。。。」

という実感を持ってもらえた事は、もの凄い励みになったんじゃないかな。

何より、蒸し暑い中、夏バテ状態の様子だった子達も作品が幾つか売れた事で急に元気が湧いてきた。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/cf/6e075ea3a00b8e75acdafe5411126c87.jpg

トヨタショックとか不況が続く昨今でも、

芸術の灯火は、たかだか数百円の作品が売れる事でも光り輝き出すわけで

通りすがりの見知らぬ人からの数百円が芸術文化を育てる事につながっている事を

声を大にして言いたいですね。



ちなみに

岐阜駅北口のエントランスの下には、小さなせせらぎが設けられていました。

将来的には、ここで僕の池での制作も行なってみたいですね。

うふふ。。。

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***

今までの活動を通して、それぞれにそれぞれの方向を見付け行動し発言してゆくことで

こうした「七夕ゆかた祭り」でのアートイベントも実現できるようになりました。

来年は「岐阜都ゆかた祭り」の名称(岐阜都実行委員会の岐阜都)で行なうかもしれないという話しまで盛り上がってきているようです。

2003年の旧JR岐阜駅ビル解体にともなう「さよなら岐阜駅ビル、岐阜都コンサート」開催から始まった岐阜都実行委員会が、
新しい岐阜駅でもその名前を使いイベントを行うことになるとは夢のようです。

すごいわ

090530岐阜加納ほたる祭

2009-06-04 22:58:50 | 岐阜都実行委員会
5月30日

岐阜都実行委員会として「岐阜加納ほたる祭」でのアートイベントを開催

ワークショップとアートグッズの販売を行ないました。

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今回はガラス玉やら陶芸作品の参加はありませんでしたので、その分、オイラの作品も出品させていただきました。

数百円単位の作品でしたが、半分くらいは売れたのでまずまずだったかな。



ワークショップは、恒例の「ハンコ作り」と「レインスティック作り」

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夕方6時頃までは中学生の子達も手伝ってくれていい雰囲気でしたね。

それ以降は、学生の子や社会人の女の子など、これまで経験を積んだ子達で一気に盛り上がり

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延べで70名以上参加していただくことができました。

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この5年くらいの間に「さて、何をしようか?」と言う状態から始まって試行錯誤を繰り返しながら「ハンコ作り」のワークショップを中心に進化させてきました。

技法自体はそれほどに変化はありませんが、参加者のほとんどが小さな子供連れの親子だったことから、こうした大衆の中でのイベントのあり方を考えることができたように思います。

実際、若手の子達も回数を重ねる中で、自分達が行なっている行為が何故に必要とされ対価を得ることに結びついているか、実体験できていたように思います。

そして、こうした体験を通して、画廊とか美術館のような特殊な空間ではなく、より一般的な環境の中で適応してゆくことの方が作家としてやってゆく可能性にあふれていると感じる事も出来たでしょう。

行政主体の美術展全盛の頃が過ぎ、官僚体制的な組織のやり取りとか、助成金などを取り合う構造は、財政構造改革など、このところの政治状況を考えてみると主流ではなくなってくるでしょう。

とにかく、不正な金の運用は手厳しく罪を問われることになるのだから。。。。w

だから、より下から持ち上げてゆく形での企画や、それまでの啓蒙的な行為が正当に評価され始めかけているのではないかと思います

厳しい時代と言うことなんでしょうが、どんな制作であろうと根底のところでしっかりとした方向性を示していることが

今まで以上に重要になってくるのでしょうね。