水面の風景プラン

目標は金閣寺の池での制作。今はその為の実績づくりで頑張っています。by 平間雅己

090527制作日誌

2009-05-27 21:26:42 | 制作日誌
昨日、途中まで裁断した真鍮の続きを切り終えて、

磨き作業。。。w

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/3a/c7319b6316f1d63029d9fc22f6ad0d8a.jpg https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/54/15546384fa0f5b2a0bf05dda43d6ba90.jpg

ある程度、形を間違えても磨き上がるにつれてそれらしく見えてしまうのが不思議だな~ぁ

真鍮は磨き終えたあと少しずつ黄色く酸化してくるのでね、より金色になってゆくんですが、その過程で、仕事の荒さも目立たなくなってくる。

小さなヘアライン(キズ)ぐらいなら分からない。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/89/17c7cf81019d69d9221cb30a82431607.jpg

以前は、キズ一つのこさずに磨き上げることが大切に思っていたんですがね、そこまで綺麗にやるなら、別に機械でやっても同じと言うことだ。

世の中には僕よりも上手な人は山ほどいるいるし、その中で頂点を目指すことに意味を感じないから、とりあえず光ってれば良い。

そうした手の跡が残った方が、人間味があっていいからね。

それに、もし売れると買った人は仏壇磨きで一生懸命磨く。

金メッキを施した事もあるけど、その上を研磨剤で磨かれたら、一発ではがれてしまうし意味が無かった。

日本人はピカピカに磨くのは大好きだから
「あとはお願いします。磨き上げる中で愛着を深めていって下さい」
と思う訳です。

毎日手入れをすることが楽しみになる作品というのも魅力的だと思うのです。

090526制作日誌

2009-05-27 21:24:10 | 制作日誌
今日は玄関先の楓を葉を採ってきて、PCにスキャニング。

早速、型紙を作成して糸ノコで切削作業を開始

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/09/eaf210b220d5785d7cd78a25687fa137.jpg

今回は久しぶりに真鍮をつかったので昨日までのプラスチックの板に比べかなり大変だったかな。

ほぼ2年ぶりということもあって、肩やら指先に相当に余計な力を入れてしまい作業をおえてみると鉛のように腕が重く感じてしまいましたよ。

感覚を取り戻すまでにもう少し時間がかかるかなw

090525制作日誌

2009-05-27 21:20:26 | 制作日誌
昨日の朝、思いついて写真から型紙を作って。。。

こんな感じ


https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/fd/6b75e6cc170f53694c5cbf9a9f547047.jpg

すぐにできるかと思ったら、6時間。。。w

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/0d/1e9c968c9fcdd63ec709348b62fa8ef2.jpg

裁断で3時間、額装で3時間かかるから計12時間。

徹夜で頑張っても2作品が限界かw

もう少しスピードを上げないとまずいわ(汗


芸術と就職活動。。。

2009-05-17 16:21:02 | あれこれ。。
今年、短大を卒業した女の子(以下、S子)が就職難。

昨年まで、野外展などイベントでは強力な助っ人で、とても明るいヤンチャ娘だったんですが、度重なる不採用に意気消沈。

「私は負けたんだぁ~、涙が出る~」

などと叫んでいたので、とりあえず、就職に繋がる話にならないかと僕達の方でも野外展で築いた人脈にS子さんを売り込みつづけています。

一つや二つの美術展ならそれほどでもないけど、これまで関わってきた展覧会は年に7個。
一つ一つが直接結びつかなくても、点と点とが結びついてゆく中に可能性が見つかってくると思うので頑張って欲しい。

そんな中、先日、母校の高校とT学院とのグラスバンドの共演をお願いしたイベントの御礼でS先生とS子さんが挨拶回りに行きました。

挨拶と言いつつS子さんの就職の斡旋にほとんど時間を費やしてくれたようで、何とか、就職口の斡旋と事務職員への可能性を打診してもらえる事に。

S子さんも、少し未来に希望が見えたようで、随分と明るくなってきた感じです。

(S先生、有り難うございました)



色々な市町村で野外美術展を企画してきた岐阜都実行委員会ですが

作品を紹介し芸術文化と作家を育てることを目標としていますが、
その前にもっと手前のところで現場で頑張ってきた皆が報われるような部分が無くてはならないように感じています。

○ 有料でのワークショップ、アートグッズ販売

たとえ、数百円の収入でも持ち出しがほとんどの作家には有り難いものです。

○ 今回のような就職活動への援助。

若手の子達もボランティアで参加してきてくれているので、そうした子達が将来の就職に結びつくような人脈作りも大切なことになってゆくでしょう。

というか、それだけでも良いぐらいです!

次に繋がってゆく可能性が芸術活動にはあるんだと思える事が、本当の意味での芸術文化の普及に繋がるように思います。



中部圏でも大規模なトリエンナーレを行なうようですけど、そんな庶民感覚的な人との交流が築けないならやる意味も無い。

もっと手前、もっと身近なところに、可能性の目を向けて欲しいものですね

090507制作

2009-05-08 01:08:03 | 中仙道ふるさとまつり美術展
5月7日

工具の消耗品と、木材を購入。
 手頃な価格の材料で揃えようと思うと材料選びが重要になりますね。 結構、神経を使いヘトヘトw

そのまま実材加工に取りかかろうとしたけど、何となく気分が乗らなくて止めました。

こんなとき強引にやると失敗するし、怪我をしかねない。 これが会社での仕事だと止める訳にもいかなくて大変なんだろうけど、

制作の場合は用心深く作業ができるから良いよね。

そんな訳で、今日は実材加工ではなくパソコンで型紙用のトレース作業

画像ファイル "https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/5e/128298a68bb0cba21dc880d9b5f3e415.jpg" は壊れているため、表示できませんでした。

少しずつ雰囲気がつかめてきたからね、このまま裁断計画図を作成しても良いかな。

簡略化しながら、裁断したとき一枚の板として分離しない状態へ試行錯誤。

そんでもって奥行きを感じさせるラインの位置を探し出す。

パズルのようで結構難しいんだよね(笑)

090506制作

2009-05-06 23:21:17 | 制作日誌
5月6日

昨日、トレースしたアヤメの型紙を使って切り抜き作業の開始。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/25/3e54275bbe800083ffe1bbdcb229d13f.jpg

昨日の作業分を合わせると約5時間。
ついでに、木枠の部材も裁断して今日の実材加工は終了。

切り抜いた作品は型紙を綺麗にはがして、とりあえず、先日作った木枠に仮置きしてみました。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/d0/8b20d76609c2b0696ce43e0020994460.jpg https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/ea/490a768dbf1deda0590376ca85792482.jpg

1月以来の久しぶりの切り抜き作業だったのでね、スライドカッターや糸ノコなどの垂直水平が狂っていたのを微調整もかねて作業をおこなったんですが

ドリルの刃や丸鋸の切れが悪くなっていたり、糸ノコのストックが無くなっていたりで、消耗品が随分無くなっていた事に気付いた。

あすは、午前中に工具の消耗品の買出しだ。



ついでに、次の作品の練習。

日本人特有の美意識「うなじ」ということで少し取り組んでみようかと。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/a7/eac7463380995a5eb7cd1140f6b31477.jpg
みだれ髪か、首元のラインか、造形的な本質はどちらにあるのか気になるところです。

その要素を池での作品に還元できると。。。と、思いつつ。

090505制作

2009-05-05 22:56:42 | 制作日誌
5月5日

綺麗なアヤメだったので、レリーフの型紙におこしてみる事に。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/02/b2cdfb1285b64dff09daed0a21af5119.jpg https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/c0/1dfe6f62e006dc490ef1833c263091cb.jpg

適当に色付けしてみて雰囲気を確認してから裁断計画図を作成。

どこを切りどの部分を残すか、この作業が一番面白いなぁ♪

今日、夕方から切り抜き作業を開始したけど細かいから明日までかかるかな。

他の制作も同時進行でやっているから、明日は段取りを考えないとまずいわな。。。

などと思いつつ


アートフェアに。。。w

2009-05-02 22:31:17 | あれこれ。。
近頃、色々な場所でアートフェアと題してイベントが行われるようになってきた。

主に若手アーティストが集い地域の人達と交渉を進めながら作家自らで作り上げてゆく展覧会で、好感が持てる活動だと思う。

しかし、最近そうした活動のネットワーク作りといいながら組織を作り、統括しようとする連中が出始めたことに、胡散臭い気がしてならない。

実際に汗をかき、恥をかき、頭を下げて頑張ってきた人達を無視したあげく、先生づらして顧問と称する立場になりたがろうとしている人達を見るとがっかりします。

いかにも自分達が関わればもっと良くなるような事を言いふらすんだろうけどね、先駆者的に第一線で頑張ってきた子達を何が何でも報われるように働きかけるならまだしも、おいしいどこ取りして大きな顔をしている連中を見ると恥を知れと言いたいね。

どうせ、公的な助成金としてだされる広告費(印刷費)とかが目当てなんだろう。

先生様で印刷会社やデザイン事務所を経営していて「俺が選んでやった」みたいなことを言う人がいたら要注意です。

そして、先駆者として頑張ってきた子達も、こんな人たちが関わってくれたら楽になると思ってはいけません。

勇気を持ってそうした輩を排除することをお勧めします。

どこまで行っても先駆者としての苦労は無くなりませんし、初志貫徹することを忘れてはいけません。

歩みが遅くても、何度失敗しても、バカだと罵られ、もう少し理解して欲しいと悔し涙を流すことがあっても、一歩踏み出した勇気を誇らしく思って下さい。

頑張りましょう。

p(^_^)q



などと思いつつ。


090501制作

2009-05-01 20:19:55 | 岐阜都実行委員会
5月1日

今作っている、小作品なんですが

今のところ、木枠を付けた平面作品の方向でまとめているんですけど

大きな作品を作るマケット(模型)の延長上にあります。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/cb/b75ead46ade8dce67dcd525e524daf6f.jpg

だから、感覚的には横から覗き込んだような視点から見たりなんて事もしていますね

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/5d/1f54892d29020a75d3cbc187264687a1.jpg

池での作品では、池の底にそのまま置くのではなくて、少し浮かしたところに置くようにして影を見せるようにもしているのでね。

今回も少し宙に浮かしたように見えるよう作り込むつもり。

昆虫の標本箱みたいな感じかな。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/53/569079105e87012b64925a338c5b3673.jpg