電動バイクeGOと改造EV「eBOBBER」

ヤマハ Virago 250ccを電動EVに改造するプロジェクトにハマッテいます。

太陽光でEVスクーターのエネルギーを賄う! できるんです!

2009-11-07 10:52:58 | 電気スクーター EV
先ず、チョット硬いですが、エネルギーの計算です:

電気スクーターeGOには12V39Ahのバッテリーが2個搭載されています。そのエネルギー量は12Vx39Ahx2個=936whです。 一充電で約30km走れるので、1km走行距離単位あたり31whのエネルギーが必要です。

ユーザーの利用頻度や距離は人によって違いますが、
一日に平均50km(かなりのヘビーユーザー)走る場合には31whx50km=1550whのエネルギーが必要です。
一日に平均10km(原付バイクユーザーの平均走行距離)走る場合には31whx10km=310whとなります。

一方、太陽光パネルの発電量は1平方メートルあたり約77wです。 一日で6時間の日照があるとすると、1m2のパネルで発電できる電力は77wx6h=462whとなります。

即ち、
50km走行のヘビーユーザーには3.3m2の太陽光パネル
10km走行の平均的ユーザーには1m2の太陽光パネル
があれば必要なエネルギー量を太陽光からのみで得る事ができる計算になります。
但し、雨の日もあれば、曇りの日もあり、毎日6時間の日照時間が確実に確保できるわけではありませんので、余裕が必要です、そうすると:

50km走行ユーザーには6m2の太陽光パネル
10km走行の平均的ユーザーには2m2の太陽光パネル
があれば良いと考えられます。

ンーん! 計算で言われても、、、、本当のところはどうなの??

ハイ、実物を作って検証してみました。



シャープの70Wソーラーパネル



ソーラーパネルの直流電気をバッテリーに充電する「コントローラー(12V10A)]、直流を交流に変換する「インバーター(350W)」、バッテリー12Vx39Ahx4個



このスケッチはカリフォルニアのTwill Techが2008年の「Create the future」デザインコンテストで優勝したアイデアです。
近未来に実現されるであろうタウンカーをソーラーパネルで充電して究極のゼロエミッションを!

太陽光パネルの大きさが約2mx2m=4m2
即ち、発電量は77wx4m2x6h=1850wh
このパネルで50km走行のユーザーの需要を賄う事が出来る計算だ!

一日50km走るユーザーを満足できれば充分実用に耐えると思うが、、、
どうだ!

走行距離100kmや200kmを満足できるEVでないと実用的でないと考えがちだが、チョット視点を変えてみると、太陽光パネル+パーソナル・タウンカーは日常で利用できる商品として既に実現可能なのである。

実際ところ、僕は70Wパネルで発電した電気で電気スクーターeGOを利用している。(平均走行距離は6~8km程度)ソーラーパネルの設備投資は必要ですが、電気スクーターeGOの燃費はなんとゼロ円! CO2排出量もゼロ! 鳩山総理の炭酸ガス25%削減にも、小さい値ですが、貢献しています。

興味のある方は下記へメールまたは電話でご連絡下さい。 ソーラー充電装置ついて情報をご提供致します:

メール:info@ecomotoinc.com
電話:042-543-9646








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